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田中角栄さんの魅力

2013年12月03日 | 学び
『有言実行』『ブルドーザーの実行力』田中角栄さん

久し振りに田中角栄さんの記事を読みました




田中角栄さん(引用)

『角さん』通産相就任時のスピーチ
「私が、仮に東大を出ていれば、卒業年次は16年前期だ、次官は16年後期」と述べた
スピーチは『役所は入省年次を重視する社会との事を分かっている』との意思表示でした
小学校卒の『角さん』にエリート官僚たちが、数多くひきつけられた一因です

『角さん』の魅力の逸話
「権力、発想力、資金力、巧みな官僚操縦術」が卓越していました
官僚の名前と顔を記憶が天才的で「昨晩徹夜か!わるいな」と相手の気持ち動かす様声をかけました
プライドの高い官僚たちに細かく指示したり、自発的に取り組むよう仕向けました
従わない官僚は、出世させ、本省から地方に飛ばしました

『角さん』な政治家への教え
「世の中は三すくみだ。役人は人事権を持つ政治家に弱い、役人は国民に強い、国民は政治家に強い」
だから世の中はうまくいっている

『角さん』の実行力(通産大臣時での日米繊維交渉で)の逸話
沖縄返還交渉が大詰めを迎えた時期、繊維交渉の進展で米国は難色を示した
繊維交渉の早期解決には、国内繊維業者への2千億円の対策費が必要でした
『角さん』は、名刺に「主計官殿2千億円よろしく頼む」と手書きし担当者に届けさせた
その行動力をみて、官僚は『すごい大臣だ』とみんなが思った
「収拾段階のさばきも見事だった」で、『角さん』の実行力は、卓越していました

『角さん』の政治戦略
「日本列島改造論」では、人口と産業を、大都市から地方に分散しました
現場感覚から派生した、都市から地方への「富」の再分配という“思想”でした

『角さん』の行動力から、現代の政治家への提言
現場主義の政治主導より、国家経営というレベルへ高度化するのが必要です
「政治が優秀な官僚に目標を与え、理念を認識させる」のが必要です
田中の首相の元秘書官木内氏は「今の政治家にはビジョンがない」と嘆いています


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