慶喜

心意気
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『蓮如‐われ深き淵より―』33(生きることを考える)

2020年11月17日 | 宗教
🌸『蓮如‐われ深き淵より―』33(生きることを考える)

 ☆混迷の時代にことばの力を信頼する
 ☆親鸞に〈慈〉を、蓮如に〈悲〉を見た五木の実感
 ☆混迷の時代にこそ、蓮如らのことばが力を持つ
 ☆蓮如上人が本願寺で貧しい暮らしをしていた
 *出自の知れない母との間に生まれた
 *弟である応玄に譲状が渡されようとしていた
 *堅田の法住らに請われて義理の母如円と弟を追い出す
 *自らが本願寺八代目となるまで
 ☆著者、五木寛之

⛳『蓮如‐われ深き淵より―』著者、五木寛之プロフィール
 ☆作家、五木寛之は、時代に影響を与え続けている稀有な存在
 ☆五木は、時代が求めているものを書くという使命感を抱いている
 ☆蓮如は室町時代を生きた人物
 *貨幣経済が発達する一方で貧富の差は顕著になった
 *農民による初めての一揆といわれる事件が起こる
 ☆現代の社会、バブル景気が終わり経済が低迷
 *リストラや非正規雇用が増え、格差があからさまな時代
 *地下鉄サリン事件が起きている
 ☆混乱と不安の時代、五木は蓮如を登場させた

⛳『蓮如‐われ深き淵より―』概略
 ☆蓮如は、6歳の時に生き別れた母が残した言葉
 *わたしを思い出すときには、
 *ただ、しんらんさまについてゆくのじゃ
 *そして、おねんぶつをひろめなされ
 ☆その言葉を胸に、生涯をかけて浄土真宗の布教に努める
 ☆蓮如と言うとストイックな人物像が浮かぶが
 *蓮如は、煩悩に負けそうになったり、弱音を吐いたり
 *蓮如は、どこにでもいる人間として描かれている
 ☆こんなところも本作が身近に感じられる理由だろう

『蓮如‐われ深き淵より―』は戯曲で書かれている
 ☆登場人物が実に生き生きと描かれている
 *悪漢が蓮如とのやりとりで感動的なことばを発したり
 *蓮如を仰ぎ見る者が蓮如に決定的なアドバイスをしたり
 *台詞が登場人物に命を吹き込む
 ☆人が人と関わるということについて
 *深く思索し、ことばの力を信頼しているからこそ
 *五木は、戯曲の形式で表現したのでは
 ☆五木は記載している
 *親鸞に〈慈〉を感じ、蓮如に〈悲〉を見る
 *仏教の根本の姿勢、両者を合わせた〈慈悲〉の立場につきる

 ☆混迷が深まっている、現在の社会、慈悲の大切さは増している
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『蓮如‐われ深き淵より―』33(生きることを考える)
(ネットより画像引)

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