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海外首脳(プーチン・習近平)

2023年03月25日 | 安倍晋三
🌸海外首脳たちのこと(2)

⛳安倍晋三プーチン大統領を語る
 ☆安倍さんはロシアのプーチン大統領計27回会談した
 *プーチン氏は強面のイメージで、クールな感じに見えるけれど
 *意外に気さくで、実際はそれほどではない
 *ブラックジョークもよく言う

 ☆北方領土問題に強い関心を持っていた森さん
 *プーチンと同時期に首脳になったばかりの間柄で
 *プーチンを盛り立てて、平和条約交渉を進めようとした
 *森さんは1年で退陣した
 *次の小泉首相は、森さんほど対露関係に情熱を持っていなかった
 ☆安倍晋三スタートの時、日露関係は冷え込んでいた
 *私が首相になり、森さんの時代のように
 *日露関係を少しでも前進させられないかと思う
 ☆訪露の実現は、第2次内閣発足後
 *直前に森さんに首相特使として訪露してもらい
 *プーチンと会って地ならしをしてもらった上で
 *モスクワでの首脳会談に臨んだのです
 ☆北方領土問題については、日露共同声明で
 *「双方受け入れ可能な解決策」を目指すという方針を明記した
 *このモスクワ訪問が、私にとって領土交渉の出発点
 ☆首脳の相手国への訪問は、相互に行うことが外交上の儀礼
 *安倍さんが訪露を繰り返したのに対し、プーチン氏の来日の2回だけ
 ☆外交儀礼にはこだわらず、こちらに解決したい案件があるのだから
 *繰り返し訪問し、粘り強く交渉した
 ☆ロシア・ソチで冬季五輪が開かれた
 * ロシア政府が性的マイノリティに対する規制を強化し
 *欧米各国が「人権侵害につながる」と反発し
 *オバマや仏大統領らは開会式を欠席しました
 *各国がボイコットする中、これはチャンスだと思って
 *私はソチ五輪の開会式に出席した
 *その結果、ロシアは、東京での五輪開催を支持してくれた
 *ロシアの働きかけで、東京に1票を投じてくれた国もあった
 *ソチ訪問は、そのお礼をする意味もありました
 *プーチンは、秋田県知事から寄贈された秋田大の「ゆめ」を連れて
 *ソチの大統領公邸で私を出迎えてくれた
 *会談では、私の訪問について「ありがとう」と繰り返し述べた
 ☆北方領土問題を「新しいアプローチ」で解決することで合意した
 *極東の産業振興や、 エネルギー、先端技術など
 *8項目の経済協カプランが柱
 *日本が経済協力を先行させることに対しては
 *安倍は大きな間違いを犯したとかなどとさんざん批判された
 ☆4島一括返還を主張することは
 *永久に北方領上が戻って来なくてもいいということと同義
 *歯舞群島と色丹島の2島返還を明記した日ソ共同宣言
 *交渉の基礎にするという方針を決めました
 ☆ ロシアを巡る国際情勢は不安定で、いつ何が起きるか分からない
 *西側がロシアの行動に厳しい制裁を科す恐れもある
 *仮にそういう状況になっても
 *日露間の交渉を閉ざさないようにするただ

⛳安倍晋三プーチンのウクライナへ思いを語る
 ☆プーチン氏「強いロシア」の復活を掲げている
 ☆プーチンの理想は、 ロシア帝国の復活です
 *ペレストロイカ(国家の改革)やグラスノスチ(情報公開)を推進し
 *ソ連を崩壊に導いたゴルバチョフ元大統領を失敗者として捉えていた
 *なぜこれほどまで我が国は譲歩し
 *領土を手放してしまったのかという想いが
 *プーチンの頭の中にはあった
 ☆ウクライナ共和国の独立も、プーチンには許せない事柄でした
 *ソ連は、資源の豊富なウクライナに莫大な投資をしていた
  *ロシアになってからも、資源開発を支援していた
 ☆国際法上決して許されることではありませんが
 *2014年にウクライナに侵攻してクリミア半島を併合した
 ☆世界史でのクリミア半島
 *ロシア帝国がオスマン帝国を破って手に入れた土地
 ☆プーチンにとり、ひとりよがりの考え方ですが
 *クリミア併合は、強いロシアの復権の象徴です
 ☆バルト三国のある大統領は私に述べた
 *ロシアにウクライナを諦めろと言っても、到底無理だ
 *ウクライナは、 ロシアの子宮みたいなものだ
 *クリミア半島を手始めに、今後ウクライナの領土
 *侵食しようと述べていたのが印象的だった

安倍晋三中国の習近平を語る
 ☆自信を深めていった中国の習近平国家主席
 ☆安倍さんが最も警戒してきた中国の習近平国家主席
 *強国路線を進め毛沢東に並ぶ存在になることを目指している
 *中国は、政治が社会主義体制を取りながら
 *市場経済を導入する「社会主義市場経済」を進めて大国になった
 ☆初代国家主席の毛沢東が進めた計画経済が破綻した後
 *「改革・開放」路線を掲げた郡小平
 *市場経済を導入し、規制緩和を進め
 * 一部の人が先に豊かになる「先富論」を認めたことが大きい
 ☆習近平は、その富を広げていくことで
 *過去の歴史的指導者に並ぶ地位を確立したいのでしょう
 ☆私の任期中、習近平はだんだんと自信を深めていった
 *世界第2位の経済大国以降、より強硬姿勢となった
 *南シナ海を軍事拠点化し、香港市民から自由も奪った
 *次は台湾を狙っている
 ☆今、習氏は異論を封じ、非常に危険な体制となっている
 ☆習近平は、就任当初からしばらくは
 *日中首脳会談を開いても事前に用意された発言要領を読むだけ
 ☆トランプが米大統領に就任して最初の米中首脳会談
 *習近平は下を向いて原稿を読んでいたそうで
 ☆トランプは「習近平という男は、あの程度か」と驚いたそうです
 ☆18年頃から、ペーパーを読まず、自由に発言するようになった
 *中国国内に、自分の権力基盤を脅かすような存在
 *もういないと思い始めた
 ☆安倍は、習近平と、腹を割って正直に話したことはない
 *中国の指導者と打ち解けて話すのは、私には無理
 ☆習近平は首脳会談を重ねるにつれ
 *徐々に本心を隠さないようになってきた
 *自分がもし米国に生まれていたら、米国の共産党には入らない
 *民主党か共和党に入党すると言った
 *政治的な影響力を行使できない政党では意味がないということ
 ☆習近平の発言からすれば
 *彼は思想信条ではなく
 *政治権力を掌握するために共産党に入ったということだ
 *彼は強烈なリアリスト
 ☆北京での日中首脳会談で、習近平は
 *日本人拉致問題について
 *「解決の促進のために役に立ちたい」と述べた
 *彼が自ら言及したので、とても驚いた
 ☆拉致問題関して
 *中国はずっと日朝2国間の問題だという考えでした
 *習近平は、自由に発言できるだけの政治基盤を持っていた
 ☆中国首脳にとり、日本とあまりに近づくのは危険なのです
 *胡耀邦総書記、中曽根首相と緊密な関係を築いていた
 *しかしその後失脚した
 ☆習近平の振る舞いの変遷を振り返ると、彼は昇り竜でした
 *でも、孤独感はものすごくあると思いますよ
 ☆民主主義国家は選挙で交代しますが
 *独裁政権は、ある日突然、倒されるわけです
 ☆権威主義国家の指導者のプレッシャーの大きさ
 *我々の想像を超えている
 ☆習近平もプーチンも金正恩国務委員会委員長も
 *政敵を次々に倒してきた
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』





海外首脳(プーチン・習近平)
(ネットより画像引用)

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