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宗教を知る5(キリスト教原罪・贖罪)

2016年09月19日 | 宗教
キリスト教の布教と新約聖書

キリスト教を世界に広めたパウロ
キリスト教には2つの聖書がある『旧約聖書』『新約聖書』
キリスト教の中心教義は、原罪を贖うのが「贖罪」です
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
本には、綺麗な絵画が記載されています
 ☆出典、『宗教史(成美堂出版)』詳細本で確認ください










キリスト教(ネットより画像引用)

キリスト教を世界に広めたパウロ
イエスの死後、原始キリスト教にパウロが登場する
パウロ自身もキリスト教徒迫害の先頭に立っていた
突如天からイエスが姿を現し、イエスの教示によってパウロは回心、布教活動を始める
パウロは3回数千kmにおよぶ伝道旅行を行い、シリア、トルコ等(ギリシア語圏)の地で布教に成功した

『旧約聖書』
ユダヤ教の聖典で、ユダヤ人が神と交わした契約の書である
前10世紀から前2世紀ごろにわたって編纂されたものとされ、その原典はヘブライ語で書かれていた
39の文書からなり、「律法」「歴史書」「知恵文学」「予言書」の4つに大別される

『新約聖書』
イエスの教えや言行を使徒たちが伝える文書となっており、キリスト教の聖書といえば「新約聖書」です
『新約聖書』は27の文書からなり、すべてギリシア語で書かれている
「パウロの手紙」の後50年ごろから、以後2世紀ごろまでに書かれたものである
キリスト教では『旧約聖書』と『新約聖書』をあわせて聖典としている
 ☆『旧約聖書』をイエス・キリストの準備の書ととらえているためです

原罪
人間が生まれながらにして背負っているのが、神に対する「原罪」です
原点は、アダムとイヴの物語(禁じられていた「知恵の木の実」を食べてしまう)
 ☆実を食べると、善悪を知ることができ、神のような存在になるといわれていた
 ☆実を食べて、神の怒りに触れた、ふたりはエデンの園から追放された(失楽園)
 ☆アダムには労働の苦しみが、イヴには子を生む苦しみと男への従属が罰として課せられた
 ☆アダムとイヴの罪は遺伝によって人類に受け継がれ、人は生まれながらにして神に対する「原罪」を負っている

贖罪
キリスト教の中心教義は、原罪を贖うのが「贖罪」です
「信じることで救われる」
『旧約聖書』では、贖罪羊(スケープ・ゴート)などが、犠牲として捧らることで贖罪された
『新約聖書』での贖罪は、イエスが十字架にかけられたことで行われるとされている
キリスト教では「イエスが全ての人間に代わって罪を背負い、十字架上で死んだ」
それを信じることで、人間は原罪から赦されると説いている
イエスによって贖われたアダムとイブの罪

さまざまな十字架
十字架上でのイエスの死が人類の贖罪となったという思想から、十宇架はキリスト教の象徴となった
十字架は地域や教派によってさまざまな形がある

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