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RNAの役割・変化とDNAの誕生

2023年07月07日 | 生命科学
🌸そもそも生物はなぜ死ぬのか(3)

現在のリボソームは誕生時よりバージョンアップしている
 ☆4本のリボソームRNAが反応の中心
 *アミノ酸をつなげてタンパク質を作るを担う
 *その周りには約80種類のリボソームタンパク質
 *「つなぎ」としてベタベタくっついている
 ☆現在のリボソームの役割
 *メッセンジャーRNA(mRNA)の遺伝子のコピーの司令に基づき
 *運搬RNA(tRNA)が指定されたアミノ酸を運んでくる
 *リボソームRNAがそれらをつなげる
 ☆30億年以上の現在でも
 *全ての反応はRNAが仕切ってやっている

コロナ禍でメッセンジャーRNAワクチンが作られた
 ☆コロナウイルスの殻についているトゲは
 *「スパイクタンパク質」の遺伝子のメツセンジャーRNA
 ☆とげを分解されにくいように加工して腕に注射する
 *するとリボソームによりパイクタンパク質が作られる
 ☆作られたたんぱく質が抗原として働き
 *抗体がヒトの体内で作られる

「あんかけ焼きそば」から「あんかけかた焼きそば」ヘ
 ☆RNAの革命的変化経緯とDNAの登場
 ①RNAワールド(焼きそばワールド)
 ➁RNA液滴ワールド(あんかけ焼きそばワールド)
 ③革命的変化は、DNAの登場
 ☆DNAとRNAはほぼ同じ構造
 *RNAに比べてDNAは反応性が低く安定で、壊れにくい
 *RNAは自己増殖する分子として仕事していた
 *液滴ワールドに移行して
 *タンパク質がRNAの担っていた化学反応を代行する
 *RNAの変化しやすく壊れやすい性質
 *遺伝情報、配列情報を蓄える分子としてはマイナスの面が大きい
 ☆安定志向に傾き始めるとDNAのほうが有利になった
 *DNAは、RNAの一部が変化してできた
 *DNAは、自分で自分を複製したり編集したりするのは得意ではない 
 *DNAはその分、現状維持能力に長けている
 *壊れにくいDNAは情報のストック
 *RNAがタンパク質を作るシステムが完成した
 ☆それ役割の方が、増殖マシーンとしての効率が良かった
 *DNAが遺伝子としての地位をRNAから譲り受けた
 (RNAがDNAを作り、そちらに仕事を分担した)
 ①変化のしやすい柔らかい(RNA)の「あんかけ焼きそば」から
 ➁しっかりした麺(DNA)の「あんかけかた焼きそば」に進化した

現存する生物は全てDNAを遺伝物質として採用している
 ☆DNAは、RNAのコピーだった
 *全てのRNAがDNAに置き替わったわけではない
 *新型コロナウイルスは、現在でもRNAを遺伝物質としている
 ☆RNAウイルスは変異しやすい
 *増殖に必要なリボソームなどは持たない
 *細胞に「寄生」しないと自身のタンパク質・子孫を作れない
 ☆ウイルスは自己複製したり変異したり進化したり
 *その生き様は「生物的」ではありますが
 *単独では生きられないので「生物」には分類されない
 ☆ウイルスは、生物になる前の私たちの遠いご先祖様の姿に似ている
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』







 RNAの役割・変化とDNAの誕生
『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)

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