慶喜

心意気
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「須佐神社」「国引き」「縄文時代の海進と海退」

2024年06月24日 | 歴史
🌸須佐之男命とは何者か2

出雲の古詞
 ☆『延喜式』巻七での「践詐大嘗祭」に関して
 *日程、式次第、大嘗殿の建て方、個個の祭儀に参加する官職と人数
 *神饉に用いる稲穂の収穫の仕方、酒の醸し方、御膳の調え方等等
 *記述は詳細と綿密を極め、長い伝統によって生み出された
 *多くの儀式の底知れない深さに圧倒され、茫然たる気持に駆られる
 *皇室に凝縮されたわが国独自の文化の量の厖大さを痛感させられる
 ☆践詐大嘗祭の「践詐」とは「即位」のこと
 *古く新嘗と大嘗とは同義であったが
 *即位後初めての新嘗祭を「大嘗祭」として
 * 一世一代の大祭としたのは、天武天皇にはじまる
 ☆大和朝廷に伝わるはずのない出雲系の神話や歌謡
 *稗田阿礼が取材し蒐集してきたものを聞かなければ
 *天武天皇は知る由もなかった
 ☆稗田阿礼のほうは、天武天皇が崩御された後
 *持統、文武、元明と、三代の天皇の大嘗祭を経験しているから
 *出雲の語部の古詞に接した可能性は、もっと高くなる
 ☆稗田阿礼を、神楽をもって朝廷に仕える猿女君の一員
 *実際に出雲で自分の目で見た光景であったに違いない
 ☆稗田阿礼、太安万侶の撰録に臨んだとき
 *阿礼は端座して物語ったのではなく、朗誦を基本にしつつ
 *高く上げて歌い、ときには所作をまじえて舞いながら
 *神代の物語を全身全霊で演じたのではないか

⛳縄文時代の海進と海退
 ☆須佐之男命は、高天原で天照大御神の弟
 *地上で出雲の祖神となる
 ☆須佐能衰命を祭神の須佐神社、山間の小さな盆地にあった
 *小さくて静かで穏やかなそこの風景
 *荒ぶる神の須佐之男命の実感につながりにくい
 ☆『出雲國風土記』の冒頭に語られる「国引き」の描写の要約
 *出雲という地名の命名者でもある祖神のひとり八束水臣津野命
 *出雲の国は、縫い合わされるまえの細長い布のようだ
 ☆われが作った縫と語り
 *新羅の国の岬に、三本を経り合わせたと語っている
 *太い綱をかけ、「国来、国来」と、掛け声しながら引き寄せて
 *縫い合わせたのが、杵築のあたりの土地である
 *引き寄せる綱をかける杭にしたのが、佐比売山
 *ほかの土地を引くときの杭にしたのが、伯老日の火神岳
 ☆まことに神話らしく雄大で荒唐無稽で現実離れした物語だ
 *縄文時代前期の海進と、後期の海退によって説明できる
 ☆古代人の代が下るにつれ
 *「国引き」の神話となって
 *語り伝えられたとしてもおかしくはない
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「古事記」の真実』








「須佐神社」「国引き」「縄文時代の海進と海退」
『「古事記」の真実』記事、ネットより画像引用)

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