うさぎの日記

毎日とはいかないけど・・・ぼちぼちと。

帰国の途

2008-04-28 | Weblog
エジプトの記事が途中ではありますが、
帰国の途についております。
ドゥバイの空港ではネットが繋がるので
約3時間の待ち時間をこうしてブログを書く事にしました。
無事、全ての日程を終了しました。
(相方は最後にお腹を壊して、今もなお苦しんでおりますが)
予定していたレッスン、観光、
予定外の出会い!そして買い物
とても充実した、エジプトの10日間でした。
エネルギッシュで、雑然としていて、
人々はとても人懐こい。
そんな印象の国です。
びっくりなこともいっぱいありました(エレベーターとか!)
おいおい御報告していきたいと思います。
色々な都合で、ドゥバイ、香港を経由して、
明日の午後には日本です。
待っててねぇ!お寿司!
(と思っていたのに、相方はとても無理みたいです



エジプト 7日目

2008-04-27 | Weblog
ついに!ピラミッド観光です。
今日からサマータイムだという事に
全く気が付いていなかったので、
1時間寝坊した事になりました。
運転手さんを1時間お待たせいたしました^^;)

今回エジプトに来て、
エジプトの事って何にも知らない自分に気が付きました。
例えば、古代エジプトのひとたちと、今エジプトに住んでいるアラブの人達とは
全く別の人種。彼らの祖先ではないわけです。
知らなかったなぁ。
帰ったら、調べてみたい事がいっぱい出来ました。

写真はギザのクフ王のピラミッドとその手前のスフィンクス。
このスフィンクス、何を見ているか分かりますか?
スフィンクスの視線の先にはKFC!そうです、
ケンタッキーフライドチキンがあります。
なんだかなぁ・・・・・・・


それから、一つ一つの石はこんなに大きいのです。
これを作った人々の労力やいかに。
昔は奴隷と伝えられていましたが、
今は、クフ王が農閑期の人々に仕事を与えていたのだと
そう言われています。
周辺にはそういった生活の跡があるのだそうです。
いやーすごい!!


ハードロックカフェのウインドウでみつけた
ティディベアのミイラ!

エジプト 6日目

2008-04-27 | Weblog
今日は、レッスンの最終日。
たった4回なので、出来る事は限られているのですが、
3つのマカーム(音階のようなもの)と
3つの曲を教えてもらいました。
アフマッドはアラビア語とアルファベットで歌詞を書いてくれます。
でも譜面はないので、何度も何度も繰り返しました。
後は日本に帰って、録音を聞いたりして、
自分なりに仕上げていこうと思います。
メロディーの綺麗な曲で、
早く、聞いて頂きたいなぁと思います。

「また、来るからね。」
アフマッドとそう約束して別れました。

旅も後半、そろそろお土産を探そうと、
大きな市場、ハーンハリーリへ行きました。
大半が土産物屋で旅行客は必ずたち寄る場所なのだそうです。



欲しいものを選び、値段の交渉。
だいぶ高くふっかけてきますので
半分くらいから始め、よし、わかった!!というところで握手です。
高くふっかけてくる時には必ず
「これはハンドメイドでクオリティがいいんだ」と前置き。そのあと
「いくらなら買うんだ?」と!!!
「やっぱりいらないや」と店を出ようとすると、
ずっと追いかけて、いくら?いくら?と安くしてきます。
この交渉が楽しいと言えなくもないのですが、
時間がない時は、面倒ですねぇ。


美味しかった・・・・2

2008-04-26 | Weblog
エジプトでイスラム教を信仰している人達は
お酒を飲みません。
ですから、気軽にお酒を売っていないのです。
もちろん、観光客はのめるのですが
(高いレストランなどには、ビールはあります)
エジプトに入ってから5日間、まるまるお酒を口にせずにまいりました(おお!!)
そして、久しぶりに飲んだビールがこれ『ステラ』です。
ラベルに当然の事ながら、アラビア文字が。
しみましたねぇぇぇぇぇ。



ホテルの近くの「フェルフェラ」というレストラン。
各国のガイドブックに載っているらしく、
観光客でにぎわっておりました。
写真は、お豆の煮込んだものと、サラダ。
後は、チキンとラムのグリルを頼みましたた
お腹が空いていたので、写真を撮るのも忘れて、お腹の中へ。
全部で2800円くらい。



これはハンハリーリの近くの街の食堂で。
鶏の丸焼きと、ご飯です。
丸ごとの鶏が、良い匂いでぐるぐるまわっていて
素通りする事が出来ませんでした。
一人、240円です。




エジプト 5日目

2008-04-26 | Weblog
レッスンの3日目。
今日は、スタジオに沢山のミュージシャンが出入りして、
若いミュージシャンたちと会う機会を得ました。
ボーカリストの女の子は
私が録音機を持っているのをみると、
「歌いましょうか?」とさらっと歌ってくれました。
私が、とても苦労している『エンタ オムリ』
それは素晴らしいものでした。
小さな頃から培ってきた耳、かわいらしい声
それに、何と言ってもネイティブですから自然!!

バイオリニストやK氏の師匠であるハニーもきて、
私のレッスンに横から口を挟みます。
「そこはちゃんと微分音で歌わないと。」
「そうそう、それがだいじだよ」

はい、わかっております。出来ないだけです
と心の中でつぶやきながら、
必死についていくうさぎでありました。
(写真は左からハニー、うさぎ、スエーデンから来ていたフレッド
そして、私の先生アフマッド)

夜はタンヌーラの公演を見に行きました。


タンヌーラに関しては、宗教的な意味の強い音楽とダンスという事くらいで
ほとんど知識は無くいままに、行きましたが、
素晴らしいの一言。
音楽も踊りも、凄いレベルです。
エジプトってすごい!
あれも、これも、それも、どれも。そんな風に思った夜でした。

段差

2008-04-24 | Weblog
この写真、なんだと思いますか?
エレベータです。
私たちの泊まっているホテルは
100年近く建っているビルの4階にありまして
一応エレベーターはあります。
そのエレベーターは、ボロボロで
「うごくんだ・・・・・・(^^:)」といった代物。
そして、4階についたときにはこの写真のような状態。
ちょっと、廊下より下で止まります
いつか止まるんじゃないかと思っていたら、
昨日、途中で止まりました。
閉じこめられている感じのないエレベーターなので、
(ガラスは半分無くなっているし、扉はしまらないし)
圧迫感はありませんでした。
『エクスキューズミー!!!』
と叫んで、人を呼び、
何とか動かしてもらいました。

エジプト 4日目

2008-04-24 | Weblog
カイロは物凄い暑さになりました。
おそらく40度を超えていると思います。
歩いていると、オーブンで焼かれるお肉の気分。
それでも、湿度がないので
長袖のシャツでもあせひとつかきません。
逆に半袖だと、日差しが痛い。
今日は、レッスンを受けるスタジオまで、
自分たちで行くので、
地下鉄でカイロユニバーシティーの駅まで行き
そこでタクシーを拾いました。
そのタクシーの暑い事、暑い事、
クーラは無く、焼けた鉄板の中に座って
まるでドライヤーの熱風のような、熱い風にさらされて、
勘弁しておくれでないかい?我慢大会のようです。

レッスンの後、楽器屋さんが並ぶ地区へ。
その前に露店のジュースで一息(ああ、めがうつろ)。
アイスコーヒーかと思ったら、何か果物のジュースのようですが、
よくわかりませんでした。
自然の甘さがスッキリと、美味しかったです。30円くらいでした。

エジプト 3日目

2008-04-23 | Weblog
今日からレッスンが始まります。
K氏の師匠、ハニーが迎えにきてくれ、
先生のスタジオまで案内してくれました。
先生の名前はアフマッド!26歳なのであります。
私の日本でのアラビア語の発音の先生は28歳。
息子に近いような年ごろの青年たちですが、
彼らはすごく大人で(見た目も!)、しっかりした考えを持っています。

アフマッドに、今回は滞在が短いけれど
出来れば、短い手ごろな曲を、何曲か教えて欲しいとお願いし、
レッスンが始まりました。
アラブにはマカームとよばれる何種類かの音階があり、
その中でも基本となる「マカーム・ラスト」
そのラストの曲「シュワイヤ・シュワイヤ」という曲を教えてもらう事に。

まずは音階の練習をし、
それから曲へ。譜面はありません。
まずアラビア語の歌詞と、それをアルファベットにしたものを書いて下さり、
一節ずつ、一節ずつ、何度も何度も繰り返して覚えていきます。

言葉や、メロディーはもちろん、
アラブ音楽の重要な要素のひとつである微分音や、
音の揺らぎ・・・・・・ああ本物!
非常に複雑でふくよかな歌い回しが
私にかかると単純なつるんとしたものになってしまうのですよ。
あの感じ。いつかつかまえられるかしら?

エジプト 2日目

2008-04-22 | Weblog
今日は、1日、イスラーム地区を歩きました。
巨大なモスク、ムハンマド・アリを見た後、
また、路地を散策です。
上の写真はウードハウス。
音楽学校です。
2年前、常味氏とK氏はここで演奏をしました。
今日は、日曜日でお休み。
学生たちはいませんでしたが、いつもならきっとあちこちで音がしているのだと思います。



エジプトへきて、こういった路地を歩いていると
本当に沢山の人が声をかけてくれるし、
アッサラームアレイコムと挨拶をすると
嬉しそうに、ニコニコ答えてくれ、
「どっから来たんだ、日本人か!ようこそエジプトへ!!」
というような事を言ってくれます。
とても人懐っこい。

このイスラーム地区では、学校帰りの沢山の小学生たちに会いました。
みんな、興味津々で「ハロー』と声をかけてきます。
「アッサラームアレイコム』
「どっからきたの?」
「なんて名前?」
などと、言いながら、ずっとついてきます。
そのうち、手を繋いでくるのです。
次は私、次は私と言う感じで、かわいい。
私は日本語で彼女たちはアラビア語で話します。
通じてないのに、通じている感じ。
自分たちの家の近くまでずっと一緒に歩いたのでした。
バイバイと手を振って別れてからも
ずっと私の名前を呼びながら手を振っています。
とても温かい気持ちになったのでした。
ありがとう。



美味しかった!・・1

2008-04-21 | Weblog
まずは、これ。
はい!うなぎです。
船の上で最後の日のお昼に頂きました。
アラビア海の上でうなぎです。
美味しゅうございました。


そして、エジプトを代表するファーストフード!こしゃり。
マカロニ、スパゲティ、ご飯が一緒になっていて
さらにヒヨコ豆やレンズ豆が入っていて
それにトマトソースがかかり、
お好みでお酢やシャッタという辛いソースをかけて
食べます。30円から60円くらい。
美味しくて、ここまでですでに3回。食べました。



ホテルの隣のジュース屋さんで。
ミックスジュースを頼んだはずなのに
パフェが出てきてしまいました。
でも、あまり甘くなくて美味しかったです。
これで60円くらいです。


これは、前回K氏が食して大絶賛をしていた
レストランアラベスクのモロヘイヤスープ。
確かに、う・ま・い。