うさぎの日記

毎日とはいかないけど・・・ぼちぼちと。

架空線の火花

2009-10-29 | Weblog
劇団キンダースペース 短編演劇アンソロジー 芥川龍之介編を観て参りました。
構成・演出は原田一樹氏。
ここにもよくきてくれるけさくさんが看板を背負う劇団です。

芥川龍之介の短編7作品を、原田氏の構成、演出で。
万華鏡の柄がかちっと変わるように
次から次へと作品が変わっていき、
おおよそ2時間という時間があっという間に経っていきました。

今回はアトリエ公演。
何度かワークショップに参加させていただいたり、忘年会のお邪魔したりしているけいこ場が、
すっかりと芥川の世界を表現する空間になっており、
客席と舞台は手を伸ばせば触れられるほどの距離でありましたので
息遣いや、汗や、顔の表情がよく見え、
それはぜいたくな時間でした。

昨年辺りから若手が続々と入団し、
その若手がフューチャーされていたこの作品。
私が言うのはおこがましいですが、彼らが存分にいかされ、
彼らが存分に答え、輝いていた舞台のように思います。

けさくさんは「薮の中」の真砂。
きれいというか、怖いというか、妖艶というか、業というか
そういう様々な感情が、次々に表情に表れてぞくぞくいたしました。

11月1日までです。
ぜひ、ご覧ください。

模様替え

2009-10-25 | Weblog
日に日に寒さがます今日この頃。
今日は、雨で、寒いです。

そろそろ、いつもならホットカーペットを出す頃合い。
昨年、「どうしてうちはこんなに電気代が高いのか?」
と検討し、東京電力に問い合わせたところ
ホットカーペットではないでしょうか?とのこと。

確かに誰もいなくてもついていたり、私がいない場所も2畳分暖かくなっていました。
だいたい、そこにいるのは私くらいでありまして・・・。

なるほど、それではと
ホットカーペットをやめてみると、月々4000円のマイナス。

今年はホットカーペットをやめる決意なので、
ちょっと温かそうなラグを購入。大好きなイケアで!!

本日、敷いてみました。
あとは、湯たんぽで乗り切りまーす。

イリヤプラスカフェ

2009-10-24 | Weblog
日比谷線、入谷駅からすぐのところにあります。
古い民家を改築した(自分たちで改築したのだそう)カフェです。

コーヒーも、紅茶も、そしてランチのプレートもおしゃれではありますが、
とても丁寧に、時間をかけて入れたり、作ったりしていて好感が持てます。

息子の中学時代のPTA役員仲間と久しぶりにランチをすることになり、
このお店に行きました。
息子が中学校を卒業して、早6年になりますが、
半年に1度くらいづず、集まって、ランチをしたり、お酒を飲んだり。

子供たち同士は特に仲が良いというわけではないのですが
私たちは、すっかり友達ですね。
お互いの子供たちの話から、自分の今の興味のあることまで
たっぷり2時間半。しゃべりまくった午後の一時でありました。



戦い!

2009-10-22 | Weblog
戦っているのは、相方です。
戦っている相手は、コンピュータの譜面書きのソフトです。

来月の劇団ひまわりの公演「アンネの日記」の音楽を担当していますが
その作曲が、佳境に入り、キーボードに向かいつつ
また移動の合間に譜面を書いたり、しておりますが、
最終的には、コンピュータで、きれいに仕上げます。

譜面に歌詞を書き入れなければならないのですが
それがどうも思うようにいかないらしく、

「あっ!」
「くそ!!」
「なんだよーー!」
「もう!」

このようにコンピュータに向かって叫びながらいらいらしています。
私は、全くコンピュータの譜面書きのソフトは使わないのです。
いらいらを聞かされるほうはたまったもんじゃない・・・・・。

・・・・ので、言ってみました。
「歌詞だけ、手書きで入れたら?」

「いや、はいるはずだから」
挑戦すること30分。

でも、結局最後には手書きで書き込んでいた相方です


1年ぶりだ!!

2009-10-20 | Weblog
昨夜は目黒BLUES ALLEY JAPANというライブハウスに生きました。
メンバーは、久保順(フルート)北浦真美子(ピアノ)マルコム(ベース)
この3人はニューヨーク在住。ニューヨークで一緒に活動している3人。
そして、ゲストとして和田啓(パーカッション)池田雅明(トロンボーン)
こちらは、日本在住。

順ちゃんとは友人のM沢さんを通して5年くらい前に知りあい、
彼女が帰国するたびに会ったり、一緒にライブをしたり。

もともと順ちゃんはクラシックの人で、
11歳の時にすでにアメリカに渡っており、
だから、時々不思議な日本語になります(^o^)

オリジナル中心のサウンドです。
とても楽しい時間でした。

で、1年ぶりなのは着付け!!
なので、1時間以上前から取り掛かり、
約45分で終了。
何とか一人で着ることができました。ほっ!



千里眼の女

2009-10-17 | Weblog
昨年「龍の棲まうところ」に出演していただいた
松熊つる松氏が出演している青年座の「千里眼の女」を見てきました。

小さな頃から透視能力があり「千里眼」と呼ばれた
御船千鶴子さんのお話です。

この話は、以前から、興味を持っていました。
彼女を中心に、彼女の周りに集まる、研究者、新聞記者そして大衆。
不思議な能力を新聞は競い合って、スキャンダラスに取り上げ
それを元に大衆は熱狂の渦に、
彼女を人目みたいとたくさんの人が集まります。

東京帝国大学で心理学の研究をしていた福来友吉は
この特殊な能力は、未来に幸せをもたらす素晴らしいものだと
彼女と一緒に、この能力を解明しようとし、そして、もっと大きなものにしようとします。
事はだんだん純粋な思いからは離れ
新聞の部数のためや、お金のためや
地位や、名声や、人々の思惑が入り乱れていく。
その渦の中で彼女が求めていたものはいったいなんだったんでしょう。

目に見えないもの。
理解しにくいもの。
知らないもの。
そういうものに私たちは恐怖をいだきます。
だから、そういうものはないのだと迷信だと。

ずいぶん昔のお話ですが、
色々と考えさせられることの多い作品だったと思います。

明日までです。






めでたい!!!

2009-10-15 | Weblog
めでたくも!!!!
本日レコーディングが終了いたしました。
写真はLUZ AZUL(ルースアズール) レコーディングメンバーです。
愛すべき喜多形巨匠(彼はまだ20台です。おそろしい)の
素敵な、けれども難しい曲に四苦八苦しながら、
休憩中は、まるでお笑いコントのような現場で
何とか乗り切ることができました。

はやく、皆様に聴いて欲しいと思います。
初のコンサートは12月に香川県で。
東京でのお披露目は来年の4月くらいになる予定。

どうぞ宜しくお願いいたします。


ありがとうございました!!

2009-10-15 | Weblog
昨夜のライブ、おいでいただきました皆様ありがとうございました。
開演前、ものすごい雨で、どうなることかと思いましたが、
帰る頃にはすっかりやんで、楽しかったライブのおかげで
スキップしちゃうくらい足取り軽く!!

そして、昨日、やっとこさユニット名が決まり
「ウタウタ」です。
メンバーは喜多直毅(バイオリン)
     長谷川友二(アコースティックギター)
     松本泰子(うた・ヴォイス)
     和田啓(パーカッション)

昨日のメニューは インボリューション(曲:和田啓)(インストゥルメンタル)
         積もった雪(詞:金子みすず 曲:松本泰子)
         小さな空(詞・曲:武満徹)
         愛の砂漠(詞・曲:喜多直毅)
         Dr.Beat(曲:高瀬アキ)

         フリー(喜多直毅、和田啓による)
         0-Parts(曲:和田啓)(インストゥルメンタル)
         土と草(詞:金子みすず 曲:松本泰子)
         死んだ男の残したものは(詞・曲:武満徹)
         影法師(詞・曲:喜多直毅)
         キンモクセイ(曲:和田啓)
         Human Nature(詞:ジョン・ベティス 曲:スティーブ・ポーカロ)

この4人で、何をやるのか?
とても悩みましたし、今回とりあえずやってみようという曲もあったのですが
すでに!!「ウタウタ」の色彩が色濃く出たライブだったと思います。
今まで歌ってきた曲も多くありましたが、一緒にやるメンバーによって
その曲の趣がまた全然変わってきます。
それが、なんとも楽しく、うれしいライブでした。

次回は2010年1月13日(水) 音や金時です。
ぜひ、今からチェックしておいてくださいね。


       

久々に!

2009-10-12 | Weblog
スタジオを借りてのリハーサル!
学生のころよく、こういったスタジオを借りました。
その思い出話でひとしきり。
過ぎ去りし日を遠い目をして思い出す皆々様。

メンバーは喜多直毅(バイオリン)
長谷川友二(アコースティックギター)
松本泰子(歌、ヴォイス)
和田啓(パーカッション)

この新しいユニットの初ライブは明後日!
10月14日(水)西荻窪の音や金時にて。
(Pm6:30オープン Pm7:30開演 チャージ2600円 (ドリンク別)
 杉並区西荻北2-2-14 喜志コーポB1 TEL03-5382-2020)

喜多直毅のオリジナルあり、和田啓のオリジナルあり、
何だか、ワクワク、ぐふぐふ、ドキドキ、ほわほわ、おお!、ヒェー、きぇーのリハでした。

どうぞ皆様聞きにきてくださいまし。