船上

話は前後いたしますが、
ムンバイと、船のお話を少し。

ムンバイのホテルでは車の騒音がうるさくて、
何度も目が覚めました。
何であんなにクラクションを鳴らすのでしょう?
そして、きわめつけは朝５時のコーランです。
コーランが拡声器で街中に響きます。
もう、怒りを通り越して笑っちゃううるささなのでした。

朝食の後、ちょっとホテルの周りを歩いてみましたが
オフィス街らしく、通勤してくる人の波
そしてその人の間を縫うように走るバイクと車、
近くに、今話題の自動車会社TATAがありましたが
他に面白い場所は無さそうなのでさっさと戻りました。

11:30AM　迎えにきてくれたエージェントの車で港に向かいます。
私たちが乗船する船は、今朝早くにムンバイ港に入っているはず。
ムンバイの町には物凄い車の数。それらが車線など全くお構いなしに
割り込んだり、ギリギリにすり抜けたり。
前後に二人ずつ子どもを乗せたバイクのオジサンも負けじと通り抜け、
ちょっと止まれば人もすいすい横断していく。
「ありえない！」と言う状況が目の前に繰り広げられています。
道の両側には貧民街が広がり、
格差社会と一言でかたずける訳に行かない
複雑な現実を目の当たりにするのでした。


港近くのレストランで昼食。イギリス統治時代の感じが残るレストランでした。

トップの写真が私たちが4日間お世話になったパシフィックビーナス。
港に着くと、スタッフの方々が出迎えて下さいました。
そして、ここで下船していくミュージシャンの皆さんと御挨拶をして、
さて乗船であります。
船の中は、まるでホテルのようであります。動くホテルです。
映画館に、展望風呂、プール、ジャグジー、スポーツジム、
図書館、囲碁やオセロを楽しむ場所、
ダンスホール、売店、
話には聞いておりましたが、いやーーーすごい。




私たちが演奏したホール。リハーサルの様子です。


この4日間で一番上達したのは卓球！！