うさぎの日記

毎日とはいかないけど・・・ぼちぼちと。

切り絵

2009-04-07 | 日々つれづれ
4月3日は、切り絵作家:ナカニシカオリさんの個展に行ってきました。
大京町にあるTHE ARTCOMPLEX CENTER OF TOKYO。
彼女とは、デザイナー稲葉みちよちゃん主催のパーティーで知り合い、
影絵(南洋神楽の) と、切り絵ということで、お互いに興味をもち
何かあったら、一緒にやりたいですねぇ・・・という話をしていたのでした。

「続 人体マンション展」と名付けられたその個展は
以前、代官山で発表した「人体マンション」の作品を
さらにパワーアップしたのだそうで、
三棟(3人?)の人体マンションに住んでいる住人たちの様子が
一人一人、詳しく描かれているのでした。
(作品はどうぞ彼女のHPでごらんください http://kiribon.com/)

彼女は、その住人たちの性格とか、趣味とか、
そういったことを、うれしそうに一人一人丁寧に説明してくれました。
お話を考え、それを絵にするまでが大変なのだそうで
その先の、切る作業は、あっという間なのだとか。
私には・・・ムリムリ・・・・という作業ですが
彼女が、鼻歌でも歌いながら
うれしそうに、楽しそうに
作業している様子が目に浮かぶような、
そんな作品です。

それを入れる額もなかなかしゃれていて。

ああ心に栄養・・・・の時間でした。

書の放つ光

2009-04-07 | 日々つれづれ
ここで何度か話題になっている
マクロビオテックのお料理教室。
そのお料理教室を主催している友人H田さんは、
書道のたしなみもあると。。。
書道展がありますというご案内をいただき、
行って参りました。
書道・・・・といえば、小学校のころ授業や
お正月のお書き初めで書いた
あの書道を思い浮かべておりました。
もちろん、墨と筆で字を書くということなのではありますが

まず、作品の大きさに度肝を抜かれます。
縦2m、横1m以上くらいあるでしょうか?
畳一畳より一回り大きいといった印象。

それに、見事に書かれた文字は、ちっとも読めないのですが(^^;)
後で聞いてみましたら、
「宋の時代の黄庭堅の「古詩二首蘇子贍にたてまつる」という漢詩」なのだそうです。

自分の好きな世界を表現するため、誌を選びどうやって書くか構成を練るところからはじめ
厳しいお稽古を積んで、集中して書き上げた中の一枚。
その作品は、やはり、彼女のエネルギーがそこに凝縮し、
光を放っているように見えました。

彼女が何度も、「とにかく見ていただかないことには」といっていた
その意味がわかったような気がしました。
私が持っていた書道というもののイメージを
簡単に大きく超えたものでありました。

そして、彼女のその頑張りは
今回、「特選賞」というすばらしいプレゼントを
彼女にもたらしました。
心から、おめでとうと言いたいと思います。