goo blog サービス終了のお知らせ 

躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.80

2013-08-25 | 整体体操、 躰 道

8月 24日(土)午前の狭山中央公民館健康体操サークルの指導は、夏バテを解消する経絡(ツボ)体操。8月の後半から 9月に掛けて、肉体疲労度がピークに達し、食欲、気力、生気に欠ける。

9月半ばは年間を通して、食中毒患者が一番多いと言われている、免疫力等の防衛体力が低下する時季でもある様です。

体操は五臓六腑の活力を促す、手(腕)陰陽の経絡(経穴)体操六経と任脈(精神安定)と督脈(肉体疲労)体の背面部の二脈を刺激する経絡体操。

狭山駅前で空調設備も整い、良い環境でもあり、大勢の方が出席して下さる。
午後の狭山道場躰道の稽古は、5時~7時の2時間、経絡体操で体を柔らげ後、不動立と腰内弦、又、不動立を繰り返す。

正確な後屈立を習得するには、正確な不動立で七減三加の体軸移動を左右繰り返し、後屈立の用途や意味を理解する。

天制の法形を一つ一つ分解、躰道には投げ技としての技は無い、一瞬の投げ技、転瞬の天地返しの崩し技として行なわなければならない。

又、後の先は、正確な受け五態の手技の会得には、数十年の歳月が必要ですが、相手の力やスピードを利用し、瞬時の反撃が出来ることが要求されます。

対の先の行動則を基とする、体の法形とは、自ずと異なります、同一線上で、制の法形を行なっている方が多いですね、気付き改めて下されば幸いです。

「躰道シーラカンスの天制の法形」をYouTubeで検索し一見して下さい。未だ手技の正確性には数年の歳月が必要ですが、良く「後の先」が表現されております。

運足から天制の法形の練習、2時間は短く感じる、良く身体が動いてくれる両親に感謝、夕食時一杯のウイスキーの水割りは美味い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.79

2013-08-16 | 整体体操、 躰 道

太陰太陽暦で先祖の霊を祀る、お盆様で毎年この週は、各健康体操サークル、躰道クラブも休みに入り、自己トレーニングがよく出来る良い機会だ、基本技について考える。

今回の世界大会で気付いたのは、一部を除いて後屈立の腰の保持、腰内弦(インナーマッスル)が使われていない為、運足が単調で連動、連技ができない、躰道では一番の致命傷となります。

運足ハ法を駆使し、相手の攻撃を躱すのも、躰道では大切な技の一つです、又、運身の全ての技にも不利と言える。

後屈立ちの構えで大切な起発起体を会得する、練習方法の一つとして考えて頂ければ幸いです。

腰内弦のインナーマッスル、この神経は10歳頃まで働いていたが、大人になるにしたがい、大腰筋と腹筋等の一定の大きな筋肉が主となり、使われ無くなります。(再起動させる整体法は後日)

筋肉の発達していない幼児期は、体幹で身体を動かしてきた我々でもあります。現在プロのスポーツ選手が揃って口にする、体幹やインナーマッスルの強化方法は、躰道では 45年前、玄位の法形(現勢命の法形)として完成しておりました。

躰道を志す者、もう一度、体幹、体軸から鍛え直して見ませんか、勢命の法形は、この体気九法により、体幹体軸の強化を図ったもので有ることに、気づいて頂きたいです、形だけでは無理ですね。

明日の土曜日は、狭山道場の稽古日、又、基本からやり直しです。

写真は、世界大会、観客席に向かい一礼する選手、見ていて気持ち良かったです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.78

2013-08-12 | 整体体操、 躰 道

天制の法形の分解の一つ、フィンランド躰協のエーロ タルヴィティエ君とカッリ フリンクマン君がモデル。
入間市武道館での稽古、私のイメージする動きを、カッリ君は迫力ある画像で描いてくれました。

8月 10日(土)狭山道場の稽古は、夏バテを解消する腕の内側「陰」経絡(ツボ)体操、肺経、心経、心包経の経絡と任脈一動作で、上半身の準備体操から不動立ち、防ぎ手を添えた正拳突き、引き手に注意。

不動立ちから踵を支点に、左右に向きを変え双手下段払い、両肘は肝臓と脾臓を守る位置で払う、下段払い中段外受け、内受けも同じです。

蹴りは双手下段払いから、腰内弦での前蹴りを四方蹴に続ける、極め技は二段蹴り。
え字立ちで双手中段受けからの前蹴り、極め技は防ぎ手を添えた蹴り突きの基本技の後。
白帯は旋体の法形、色帯黒帯は天制の法形の審査に向けての稽古。しかし、今日は特別に暑い、何時もの稽古より水分を摂った。

8月 11日 毎日、猛暑が続いております、運動不足になりますね。
家の中で簡単にできるストレッチ体操でも、体気を意識し時間をかけて一つ一つ行なって下さい。

各経絡(ツボ)を刺激し五臓六腑の働きを促します、夏バテを解消するには最適な運動と思います。

躰道は実践哲学でもあり、稽古や日常生活は、躰道五条訓に真摯に向かい合い、実践する事が、躰道の普及発展に繋がると考えております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.77

2013-08-07 | 整体体操、 躰 道

フィンランド世界躰道大会出場選手及び参加者、又関係者の皆様お疲れ様でした、充分に疲れを取りたいものですね。

今年は、6月中頃から熱帯夜が続き、睡眠不足等から自律神経の崩れを招き、五臓六腑の働きが低下し、食欲、気力等、体調の崩れが多くなりましたが、日本を代表する躰道選手団は、良く頑張りました敬意を表します。

8月の体操は、9月半ば過ぎまで各健康体操サークルはともに、夏バテを解消する経絡(ツボ)体操と呼吸法で、五臓六腑を刺激し身体の回復を早めなければならない。健康体操会員の皆さんは、私の行くのを待って居て下さる、嬉しいですね。

1週間のブランクを埋めなければならない、フィンランドからの時差など、意識してる余裕なし、翌日からの午後は、狭山市広瀬公民館健康体操サークルの指導。

8月7日(水)今日の午前は、飯能市ステップ(旧青年家)健康体操サークル、午後は、所沢市並木公民館健康体操サークルの指導。皆さんにフィンランドでの話しを交えながら体操を進める。

私を含め夏バテの状態、うつ伏せの任脈(精神の安定)経絡体操では、3割程の方は、寝たまま起きない程リラックスします。

不眠症の方の改善に適していると思います、皆さんも、今年の猛暑をバテしない様、注意してお過ごし下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.76

2013-07-30 | 整体体操、 躰 道

7月27日(土)フィンランドの躰士も帰国し、狭山道場の稽古は又、正拳の握り締め方から始める、脇を締め正中線に添えて、拳の突き方、引き方の正確性を確認した後、

不動立ち、防ぎ手(引き手時には手のひらを顔面に向け)を添えて正拳突きから、左右の相手に、防ぎ手を添えて、え字立ちの逆突き、四方逆突きと進み、極め技は旋体突き、この四方業技を繰り返し、躰道らしい正拳突を習得する。

9月に行う昇級昇段審査に向け、白帯は旋体の法形、色帯黒帯は受け五態を交足や減足等の運足で行ない、天制の法形の稽古に入る、一つ一つ分解し技の理解度を高め正確に法形を行うよう心掛ける。

夜、7時30分から入間市西武公民館健康体操サークルの指導、股関節亜脱臼の歪みと整体体操の「まとめ」股関節のリラックス度、左右の脚の長さの違い、力足等歪みのチェック?して終了、9時。

男性に比べ、女性の寛骨は浅くできており、亜脱臼を起こしやすく、左右脚の長さの違いから、骨盤が曲がり、頭痛、めまい、慢性的肩こり等が多くなります。

心当たりのある方は上向きに寝て、柱などを踵で踏み込んで下さい、左右交互に行ない、踏み込む力の無い脚が、亜脱臼等の異常があります。

29日成田空港で一泊しフィンランド世界大会に行って来ます。ブログは少々お休みです。宜しくお願い致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.75

2013-07-26 | 整体体操、 躰 道

フィンランド躰道のエーロ タルヴィティエ君 6週間、カッリ フリンクマン君 3週間の稽古は、運足と蹴り技、不動立ちの基礎となる、腰内弦強化の整体体操から始めました、6月~7月の各健康体操サークルは、骨盤(仙腸関節)と股関節亜脱臼の整体体操、サークルの仲間と一緒に稽古。

左右の足で大地をしっかり踏み締め、又、踏み込む力足ができ、正確な運足ハ法や蹴り技(引き足)が出来るだけでなく、掛け崩し、足底払い等の足技が容易になり、運体の法形や体位の法形に入る前のトレーニングには適していると思います。

入間市武道館では、柔軟体操から躰技の基になる体軸、体幹を認識する実感トレーニングに時間をかける、腹筋、胸筋を使わずに、体幹と念うところを旋回し、動作を繰り返し行い、リラックス感覚を深める事により、体軸と防ぎ手に必要な、肩内弦が実感できます。

実感した体軸を倒木状に前後左右へ倒し変技、体軸の旋回から旋体技に繋げる、身体が楽しく連動する感覚が体得でき、創造、創作の躰技が工夫できると思います。躰道が目指す創意、創造には、確りした体軸の認識が必要不可欠ですね。

フィンランド躰協のエーロ君、1~2年は、呼吸法と経絡の指導、今回は 3度目、同じ道場の仲間カッリ君と来日、腰内弦と体軸、体龫のトレーニングと天制の法形の分解、2週間は伊東市の岳雲荘で躰道概論翻訳。

カッリ君の希望で体位の法形、彼は 1年の兵役義務を終え、その足で私のところに来た、体が硬く腰内弦と体龫トレーニング「谷式健康体操」は、カッリ君の硬い身体を柔くした。3日前の22日に帰国、

エーロ君は、今日、成田空港で一泊、明日帰国の途に就く、家内と 2人で入間市駅で見送る。将来世界の躰道を担う若者に期待する、、、

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.73

2013-07-22 | 整体体操、 躰 道

7月 19日(金)午前は、入間市黒須公民館健康体操サークルの指導。自宅から徒歩で 5分程のところに有り、市内では一番最初に出来た団体です。

35年前の(1978年)最初より、続けられている方が 3人おり、又、故 ハ段範士 河内 銑重郎君をよく知る小学、中学校時代の同級生の婦人も、会員として 18年間も体操を続けてる方がおります。

7月は、各体操サークルは共に、股関節亜脱臼の歪みと整体体操、亜脱臼状態でのストレッチ体操は、股関節に無理を掛けるので注意して頂ければと思う。

午後は飯能市加治東公民館健康体操サークルの指導、フィンランド躰協の会員 2人も参加し、皆さんと一緒に股関節の整体体操を行う。 この体操サークルは、初心者が多いので説明と歪みの見方から始め 3時終了。

3時30分より、入間市武道館で躰道の稽古、天制の法形を真剣に修得しようとするエーロ 君とカッリ君、体幹、体軸実感トレーニングと肩内弦の谷式整体体操から。

一つ一つの分解、天制の法形の投げ技を、一瞬の投げ技(転瞬)天地返しの崩し技にしなければ、躰道の実戦技として通用しない、繰り返し体得させた後、法形に繋げる二人とも納得。

帰宅は6時30分、夕食は家内の手料理でもてなす、エーロ君、カッリ君も美味そうに食べてくれる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.45

2013-03-24 | 整体体操、 躰 道

3月22~23日にかけて山中湖で実施された春季合同合宿の指導、拓殖大(主幹校)、東海大、遅れて防衛医科大が加わり三大学、1日目は体幹、体軸の認識と強化、その重要性について話し、整体体操と呼吸法を取り入れた三動作。

https://youtu.be/A9ZdFycg14I

感覚が認識できたところで、前後左右に体軸を倒木状に倒し、変技と応変風靡のトレーニングと旋体突きを組み合わせ、体幹体軸を認識させる、最後は旋体斜状蹴りから側転で原態復帰等、又呼吸法について興味を持つ先輩部員も多く、夜のミイーテングの短い時間では、おおまかな説明しか出来なかったが呼吸法の実践的指導法が必要と思う。

2日目の今日、指導は運体技、腰内弦の重要性、説明と実技、腸腰筋の神経を目覚めさせる、運動法とインナーマッスルの強化、腹直筋とは違い部員の皆さんだいぶ苦しんでいた、しかし、その感覚を良く掴み取り習得するのが早い、さすが躰道部員。

え字立で前蹴り、蹴りをその位置で数秒止め、え字立ちに戻る前後向きを変え繰り返す、最後は双手下段払いで後屈立ち、腰内弦を意識した、二前蹴り前後向きを変え繰り返す、
蹴りの速度と引き足速度が加速し正確な足技と変化する、顔面の防ぎ手を添え、四方蹴りに進み最後の極め技は二段蹴り。この蹴り技が出来れば、運体の蹴り突きは正確にできる。

直、下腹部を支点として行うことにより、蹴り足は 5~10センチ伸びると同じに破壊力も増す、蹴りは起発制足を意識して引き足に重点を置く、旋運変捻転の躰技の欠点を補うには全て、起発起体を制され無いよう稽古しなければならない事を参考にしていただければ幸いです。
貼り付けの写真は合宿した旅館の前から撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする