広瀬仁紀の長編企業小説。証券会社で客の株を勝手に売買し多額の負債を追った課長が首になり一人総会屋まがいの仕事を始めながらいろいろな人物と付き合いながら再び株の相場を張っていく。やがて利益を出していくが黒い罠にはまり敢え無く逮捕という事態に陥る。