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No Problem!

Woodturnerの気まぐれ歳時記

小夜しぐれ

2014年06月24日 | Books

みおつくし料理帖シリーズ第五段。季節が春から夏へと移ろい始める如月のある日。日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の顔を見るなり泣き始めた。美緒の話によると、伊勢屋の主・九兵衛が美緒に婿をとらせるために縁談を進めているというのだ。それは、美緒が恋心を寄せる医師、源斉との縁談ではないらしい・・・。今回のお勧めレシピは鰊の昆布巻きだな。


今朝の春

2014年06月17日 | Books

「みおつくし料理帖」シリーズ、第四弾!!。月に三度の『三方よしの日』、つる家では澪と助っ人の又次が作る料理が評判を呼び、繁盛していた。そんなある日、伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がり、澪は包丁使いの指南役を任された。小松原との恋の芽生えを女性の目から柔らかく描いている。


勝浦川解禁

2014年06月15日 | Fishing

徳島県の勝浦川の鮎解禁です。今年は日曜日の解禁が2回もあり幸せですね。で、鮎の方なんですが水温が低く、まだ小さいようでここも7月から本番かな。

 

場所はイナバのトロ場です。瀬は徹夜組が占領してました。


想い雲

2014年06月11日 | Books

「みをつくし料理帖」シリーズ、第三弾。 土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。おなじみ巻末付録の料理帖、今回はハードルが高くてチャレンジ断念(-_-)。


花散らしの雨

2014年06月06日 | Books

「みをつくし料理帖」シリーズの第二弾。元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまったです。


八朔の雪

2014年06月03日 | Books

TVドラマ「みおつくし料理帖」の原作となった高田 郁の連作時代小説です。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす物語にはホロリとさせられる。