諸田玲子のシリーズ第一弾。将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割があった。江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島家は、当主が任務のため旅立ち、留守宅を女房・珠世が切り盛りしている。そんな屋敷に、ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて来て、さまざまな難題が持ち上がるが、持ち前の明るさと機転で解決していく珠世。その笑顔と大家族の情愛に心安らぐ。
シリーズ第二弾の蛍の行方。密命を帯び、お鳥見役の主が消息を絶って一年余り。留守を預かる女房珠世に心休まる日はない。身近かに暮らす子供らの人知れぬ悩みを知って心くだき、その成長を見守り、隠居となった父の寂寥を慰め、組屋敷に転がり込んだ男女と幼子らの行く末を案じる…。人生の哀歓を江戸郊外の四季の移ろいとともに描く連作短編。珠世の情愛と機転に、心がじんわり熱くなる。
友人のSさんの紹介でひのき工房さんに行って来ました。元々の狙いはちゃぶ台作りに使える檜の荒材探しでしたが、オーナーの玉井さんの話術に引き込まれ、長居をしてしまいました。
徹底した檜への拘りが伝わって、それでいてチャンジブルなもの作りが素晴らしい工房でした。
最後の事件帖。いやじゃいやじゃといいつつも、花嫁修業に勤しむじゃじゃ馬鶴姫がさらわれた。ことが露見し、首をちょん切られたくない家臣らは大慌て。が、実は鶴姫は福生藩の月姫と間違えられて拐かしに遭ったのだった。福生藩を「ふくおのはんきち」と聞き間違えた鶴姫の家臣らは、やくざが下手人だと勘違い―。やっぱり頼りになるのは貧相な面した芋侍の亀治郎。最終回です。
藩主同士の囲碁大会に乗り込んだじゃじゃ馬鶴姫。舅である大谷忠次からは許されたものの、それが実父である徳川斉順に知れることとなった。姫様気分がまだ抜け切らぬと鶴姫は清水家に戻され、大名正室になるために、花嫁修業に明け暮れる羽目になる。外出は禁止で、付き人も躾に厳しい侍女があてがわれた。しかし、そっくりな娘と入れ替わって・・・。
家内が捨てると云うホットプレートを使って、燻製を作ってみた。サーモスタットを改造して、400℃まで上がるようにして何とか作ることができたのです。今回は段ボールで代用したんですが、次は本格的なスモーカーを作ってみよう。
1973年に買ったMICROのレコードプレーヤー。針を交換しようググっていると、北海道のヤマデンと云うオーディオプロショップで新品を発見。早速注文し届いたのがこれ。新品といいながら、箱は年季が入っている。
で、ドキドキしながら箱を開けると新品の交換針が現れた。これで暫くは安心してレコードを聴くことが出来そう。
三人の藩主が国の威信を賭けて囲碁大会を開催。もし負ければ、槻山藩が取り潰しにもなりかねない大切な行事であった―。やくざから教わり、賭け事にのめり込んでしまった鶴姫は、囲碁大会に興味津々。そして「見てみたいのう」とか言って、城の中をうろつきだした。護衛の亀治郎はあとを尾けたが、遅かった。藩主らが勝負中の碁盤を、鶴姫がひっくり返しやがった!なんでこうなるの。
恋に破れて傷心のブスッ娘・菊姫を慰めるには旅に出るしかない。そう思った鶴姫は、馬鹿殿をああだこうだと説得し、屋敷を抜け出すことに大成功。が、道中で助平浪人に襲われるわ、助平代官に狙われるわ、てんやわんやの大騒ぎ!もってのほかじゃ。
今、静岡です。明日は気が重い仕事だ・・・。