昭和44年元旦、都銀の雄三菱銀行と名門第一銀行の合併を報ずるスクープが、読売新聞の第一面を飾った。長谷川第一、田実三菱の両頭取の敢然とした決断、官民あげての金融再編歓迎の気運のみなぎるなかで、合併は九分通り成功かにみえた。そのさなか、第一銀行常務島村は左遷、系列企業への出向という処遇にもめげず、孤立無援の反対運動を続けていた。
孫が公民館の遊び場で、棒を入れて遊ぶ玩具が気に入っていると聞き、早速ネットで検索しその形をイメージして図面を描いて制作開始です。詳しい作り方はと図面は「Craft House まな」に載せています。覗いてみよう！！
アパレル大手「アモーレ」の女性広報主任・竹中麻希は、オーナー社長の息子で専務の松岡浩太郎とひそかに交際している。浩太郎は、社長の座を譲るという父の提案をはねつけ、長年会社のために尽力した副社長を後任にせよと主張、社内にさまざまな思惑が交錯する…。
インサイダー取引、主幹事をめぐる激烈な争い、会社乗っ取り。バブル経済を演出し、上場企業・投資家を手玉にとった証券会社。そこには果てしない野望とダーティな思惑が交錯していた！“株”という妖怪を巧みに操りながら、経済界に暗躍した巨大証券の現場を、克明に活写したドキュメント・ノベル。
石油ショックにより大型船の受注が激減して経営危機に直面した佐世保重工。政財界挙げての救済策で白羽の矢が立てられたのは来島どっくグループ総帥坪内寿夫だった。高杉良の実名小説。