今日は板の接ぎ合わせをしますが、1年前に買ったマキタのビスケットジョイナー、やっと出番です。
ビスケットは#20を2段に入れます。
2枚ずつ接着し、ドラムサンダーで目違いを取ります。
4枚の板をしっかりと接着します。このクランプは締め付けると上下方向も押さえることができるので、目違いができ難くなるのです。明日は出張なので、天板の丸加工は来週かな(-_-)。
講演を無事終えて、15時から工房に入り、以前大理製作所で購入したヒノキ材を自動鉋で厚さを25.5mmに揃えます。
次にドラムサンダーで研磨します。
プレナーで直角を出します。
でも、最後は手鉋で仕上げてピッタリ合わせます。
ご存じ、京の剣客・松平政宗を主人公とした「ぜえろく武士道覚書」シリーズ。主人公の政宗は浪人姿に身をやつしているが、実は正三位大納言左近衛大将という高位にある。次期将軍の座をめぐり、四代目将軍家綱に対する重臣たちの不穏な動き。それに巻き込まれていく政宗。最後の最後まで読者を飽きさせない長編である。
江戸一番と評判の高い浮世絵師・宗次。あえて長屋住まいを続けているが、実父は紀州徳川家の二代藩主。撃滅剣と謳われた楊真流の遣い手でもある。宗次の剣は、江戸に渦巻く黒い欲望を斬り捨てるだけでなく、弱き者たちを励ます活人剣。奉行所同心や見目麗しい女将、長屋の仲間たちとの情感溢れるつきあい。一転、剣戟場面はページをめくるのももどかしいほどの迫力と凛冽が満ちる。「お待ちなせえ」「知らなえよ」「冗談じゃねえや」の三篇を収録。
先週作ったテンプレートを使って、ツリーの制作に掛かります。材料は桜材。先端の2mm部分が星型になります。
テンプレート1から順次形を整えます。
最後の3で星型の完成です。
サンダーで削ると星が現れます。まぁまぁの出来かな。
面妖な大名風集団との遭遇、それが浮世絵師宗次を襲う凶事の幕開けだった。張り付いて離れぬ不快な気配。それは白金の森に伝わる“無念の館跡”に関係が?暗黒の森で宗次を待つ黒衣の剣客闇之介。宗次、かつてない危機にさらされる。門田泰明らしい流れるようなストーリ展開だ。下巻が待ち遠しい。