いやぁ~、まいった。旨い。娘婿がお土産に買ってきてくれた大分のお酒。南国の酒はイマイチと思っていたが、とんでもなく旨い。穏やかで味わいのある純米酒は飲みあきしない味で、日本酒らしい日本酒だ。少し辛口だが、しっかり米の旨みも感じられるいい酒だ。
深川の小さな娼家に働く女"おぶん"の、欺かれるとこを惧れね一途なまごころに、年上の"おひろ"の虐げられてきたがゆえの不信の心が打ち負かされる姿を感動的に描いた人間讃歌が、表題の「つゆのひぬま」。江戸時代を舞台にした作品7作に、平安時代物と現代物の「陽気な客」を加え、山本周五郎のさまざまな魅力を一冊に収めた短編集だ。
暫く忙しくしていたもので、スプーンの記事が少し飛んでしまった。以前、アルミのゲージでスプーンの頭になる部分を作ったが、次のステップは軸になる部分をスキューを使いテーパー状に仕上げるのです。4~6mmと太い軸なのでそんなに難しく無く、スイスイと出来るでしょう。
幼い頃、剣術の仕合で誤って幼君の右目を失明させてしまった俊英な家臣がたどる、峻烈な生き様を見事に描いた「松風の門」。その他、下町物の傑作「釣忍」ほか13編が収納されたいる。昭和17年から39年までの作品集だ。
スコットから戴いたアラスカのオーロラの写真集だ。見れば見るほど行きたくなる。サラリーマンってなんだろうと考えさせられるね。残りの人生、いくら頑張っても20~30年、スコットのように夢を追い続ける人生を歩みたいものだ。
スコットが自転車でやって来た。おそらく2時間以上はかかったと思うが、迷わずに辿り着いたのには驚きだ。今日は私のウッドターニングを見学に来たので、インレイを施したボウルを挽いて見せることに。インレイを接着した後、時間稼ぎに讃岐うどんを食べ、ホームセンターコーナンで道具と材料の日本語読みをレクチャーし、88箇所に興味があるというので一番札所霊山寺に行って来た。帰ってからボウルを完成させ、その後淡路の大工さんに電話をして、スコット君を来週の日曜日に引き合わせる交渉を終え、無事に送り返すことが出来た。一日中英語で話していると、日本語が変になりそうだ。
暫く空いてしまったが、今日はスプーンの頭になる部分を24.5mmの球形に削る所を紹介します。使うのはパーティングツールのみでもOKだが、ビーディングツールがあるともっと便利だ。アルミゲージで真球度を確かめながら削ると間違いがないだろう。何故24.5mmと思われるでしょうが、この数字に特別意味は無ありません。たまたまなのです(^_-)。また明日から東京だ。
東京出張で打ち合わせまでに時間があったので、道具屋街で有名なかっぱ橋を覗いて来た。台所用品がメインだが、DIYerにとってはHCよりずっと楽しい。で、田舎では買えない面白いものも買うことが出来た。紹介は次の機会としよう。
おのれの人生を芸道との孤独な苦闘に賭けて悔いいることの無かった男と通し、「人間の真価はなにを為したかでなく、何を為そうとしたかだ」と云う著者山本周五郎の人間観を呈示した長編小説だ。一気に読まないとよさが判らないだろう。
1年ほど前からeメールをやり取りしていた、アラスカの友人スコットが徳島にやって来た。一年間日本語と大工の勉強をして、アラスカで新しい建築の世界を開く夢を持っているようだ。運動生理学で学位をとったものの、ミスマッチに気づき心機一転大工を目指すとは、「若いっていいなぁ」・・・。日本語が殆ど話せない彼と、発音がでたらめな私の英会話はトンチンカンだったが、何とか通じるものだ。身長2m、足のサイズ30cm。来週は二人でウッドターニングを楽しむ予定だ。
息子から届いた誕生日祝い。独特の仕上げで有名なSETTLER(セトラー)のネームカードケースだ。1枚皮をオイル仕上げした表面は、ぬめっとした手触りがなんとも云えない。大事に使おう。Thank you again,