旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

琉球バス交通・ゆいレール

2024-02-24 08:00:00 | 鉄道

A&W 国際通り松尾店 (沖縄県那覇市松尾)

令和6年1月27日土曜日。沖縄県那覇市の国際通りに来ている。A&Wでハンバーガーを食べ、ルートビアを飲んで国際通りを後にする。これから那覇バスターミナルに移動する。一日乗車券があるのでモノレールを利用してもいいが、隣の駅なので歩いて行く。




仲島の大石 (沖縄県那覇市泉崎)

バスターミナルのそばに大きな石が祀られている。


沖縄県営鉄道 与那原線 那覇駅跡 (沖縄県那覇市泉崎)

昭和3年開業した県営鉄道。昭和20年には戦災で運転されなくなり、戦後も復活する事はなかった。那覇駅跡は那覇バスターミナルとなる。平成15年に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)が開業して58年振りに沖縄県に鉄道が走った。バスターミナルの側にはモノレールの旭橋駅が設けられた。そして平成27年に再開発で転車台の遺構を発見。移設され展示されている。


転車台

沖縄県営鉄道の軌間は762mmの軽便鉄道だった。


那覇バスターミナル (沖縄県那覇市泉崎)

鉄道駅ではなくなったが、多くのバスが発着している。




国道330号に面する


琉球バス交通 56系統 浦添線 (那覇バスターミナル)

ちょっとバスに乗ってみよう。帰りはモノレールを使えるところがいい。浦添市方面へ行くバスを待つ。10分強の遅れでバスが到着する。ここが始発ではない。例によってバスは前扉と中扉があっても使用するのは前扉だけ。降車が終わって乗車する。使用出来るICカードは沖縄県内のOKICAのみで、SuicaPASMOなどの交通系ICカードの利用は出来ない。整理券を取る。バスターミナルを出発。



バスは出発すると国道を離れてバスターミナルの周りを走り、県道39号に入る。先程ハンバーガー店から歩いてきた道を通る。ならばお店の最寄りの停留所から乗ってもよかったが、バスターミナルで情報を得たかったのだ。ローカル路線バスの旅か。バスは国際通りに入ってゆく。その名に違わず国際的で(通りの名前は映画館の名前からとったそうだが)外国人の若い女性が乗ってくる。この人が運賃箱側のカード読取部にタッチしようとして運転士に止められている。タッチしようとしていたのはmanacaに見えた。整理券を取って料金表と照らし合わせて現金で支払う旨を英語で説明。前払いしようとするので、また制止する。河口湖でも思ったが、今の運転士は英語も話せないといけないのかと思う。訪日観光客の多い地域だけかも知れないが。

流れの悪い国際道路を通り抜け、牧志駅前で大きなシーサーを見る。国道330号に戻りモノレールの高架沿いを進む。おもろまち駅前で先程の女性は下車する。日本語が判らない、日本円にも不慣れな外国人はもちろん、日本人でも観光で訪れた先のバスで交通系ICカードが使えれば便利なのにと思うが、それぞれ地域の都合があるのだろう。モノレールと別れてバスは那覇市より浦添市に入る。モノレールと離れた県道を経由して浦添市内を走る。途中の停留所での乗り降りは多い。OKICAの利用も多い。ところで琉球バス交通では扉が開いていないと両替機が使えない。乗降があり、信号待ちですぐにバス停を発車出来ない時を見計らって両替機を使わせてもらう。バス停到着後に両替して差し支えないのだが、運賃は握りしめてバス停ではサッと支払って降りる癖がついている。自動車専用道路と見紛うような国道330号のバイパスと立体交差し、浦添市役所前を通り、モノレールの高架が見えて浦添前田駅に到着。20分以上の遅れ。ここで下車する。知らない土地での路線バスの旅も楽しい。


琉球バス交通 56系統 浦添線 (浦添前田駅)



56系統 浦添線 那覇バスターミナル(14:45)→浦添前田(15:28) 運賃430円


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 浦添前田駅 (沖縄県浦添市前田)




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (浦添前田)

駅の近くで写真を撮ってみる。









そろそろ駅へ。


券売機


改札

一日乗車券で入場する。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (浦添前田)

3両編成が到着。乗車する。


metro ゆいレールで浦添前田を出発symbol6


ゆいレールで唯一のトンネルへ (浦添前田-てだこ浦西)


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)


metro ゆいレールでてだこ浦西に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 浦添前田(16:10)→てだこ浦西(16:13頃) 1232 一日乗車券利用


中間車両

テーマパークのアトラクションのようにモノレールに乗って来て引き返す訪日外国人のご家族を見掛ける。こちらも似たようなものだが。


折り返し列車を見送る




てだこ浦西那覇空港行普通列車(3両編成)が出発する

硝子越しとなるがご了承ください。




ゆいレールで唯一のトンネルに入ってゆく…


自動改札より出場する


改札を出て右へ進み…


道路に出たら右へ行くと…

この先に沖縄自動車道幸地BSがある。下り線(沖縄市・名護市方面)と上り線(那覇市方面)で乗り場が異なります。上り線は初日に沖縄市から帰って来る時に使った。






沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 てだこ浦西駅 (沖縄県浦添市前田)

道路上に設けられた他の駅と違って普通の鉄道の高架駅のような印象。


駅頭の様子



駅前には駐車場があるだけで商店の一軒も見当たらない。三年半前に乗りつぶしで訪れた時と変わった印象はない。一日乗車券で入場する。


車止め

この先の延伸はあるのか。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)



後の車両に乗車。後ろ向きのかぶりつき席に着席する。


metro ゆいレールでてだこ浦西を出発symbol6


トンネルに入ってゆき…


トンネルを抜ける


浦添前田付近


首里付近


首里城を望む (儀保-首里)


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)



沖縄都市モノレール線全線を一度に乗り通した。


metro ゆいレールで那覇空港に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 てだこ浦西(16:26)→那覇空港(17:04頃) 1221 一日乗車券利用




沖縄都市モノレール線 1日乗車券(800円) ※二次元コードは隠してあります。

大変お得に利用出来ました。ありがとうございます。


車止め

こちらは延伸する事はあるまい。


国道332号の右には那覇空港自動車道(事業中)と陸自の駐屯地


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅 (沖縄県那覇市字鏡水)


いずれも令和6年1月27日撮影

三泊四日の沖縄旅行も後は飛行機で帰るだけとなった。 (つづく)


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