旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

カリフォルニア紀行2000 純豆腐

2005-02-07 12:00:04 | 帰国5周年記念
14.純豆腐

モーテルの部屋に荷物を置くと、食事に出掛けた。昨夜は Denny's だったが、今夜は BCD TOFU HOUSE という店に入る。漢字で書くと純豆腐(スンドゥブ)という韓国料理の店だ。韓国にも店舗がある。韓国のチェーン店がLAに店舗を出しているというべきか。

店に入ると、店員は韓国人(系)、客も韓国人(系)といった具合である。メニューは英語、ハングル、そして日本語で書いてある。しかし日本語が通じる雰囲気ではないので、とりあえず英語でシーフード純豆腐($7)を頼む。キムチ等の小皿が運ばれてきた。これらで一杯やりたいところだが、この店も酒類を扱っていない。信じがたいが仕方ない。麦茶を飲む。やがて白飯とぐつぐつ煮える豆腐鍋が運ばれる。匙をとり、鍋の汁を飲んでみる。非常に辛い。ちなみに箸は韓国のそれではなく、割り箸だった。テーブルに卵があるが、これは別料金なのか?店員に聞きたいが、英語で質問するのも面倒なので、辛さとの格闘しながら食べる。旨いのだが辛い。

相席となったテーブルでは韓国人(系)の年配の夫婦が食事をしている。奥さんの方がメニューを見て「イルボンマル・・・」とか言っている。メニューに日本語があることを言っているのだろう。まさか隣で辛さに四苦八苦して食べているのが日本人とは気がつくまい。口がヒリヒリするので麦茶のお替りが欲しくなった。しかし何といって店員を呼びかければ良いのか。日本語で呼びかけても、おそらく通じるだろうが、店内は韓国人(系)ばかりである。せっかくなので日本人である事に気付かれたくない。結局、英語で言うしかない。しかし英語で麦茶は何と言うのか。麦茶はお茶(Tea)ではないし・・・。どう頼んだか覚えていないが、麦茶のお替りを飲んでモーテルに戻った。

テレビをつけると映画「ゴーストバスターズ Ghost Busters」(1984)をやっている。当然、日本語字幕は無い。この映画は劇場やテレビで何度も観ているので内容は解っている。コマーシャルが随分頻繁に入る。日本で観ていた時に、セリフを聞いているアメリカ人と、字幕を読んでいる日本人で笑う箇所が微妙に違っていたのを思い出した。
(つづく)
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