
JR東日本 内房線 浜金谷駅 (千葉県富津市金谷)
令和5年6月19日月曜日。内房線の浜金谷駅に来ている。今から10分後に金谷港を出港するフェリーに乗る予定である。案内によると駅から港まで500mで、徒歩約8分とある。しかしまだ船の切符を買っておらず間に合うだろうか。急ぎ足で港へと向かう。

東京湾フェリー 金谷港 (千葉県富津市金谷)
フェリーの姿が見える。まだ乗用車が乗船中である。係員に「まだ大丈夫ですね?」と確認して、フェリーターミナル内へ。出札口では交通系ICカードやクレジットカードで決済出来るようだが、時間がないので現金のみの自動券売機で乗船券を購入する。この後の行程を考えると、フェリー・バス・鉄道の連絡乗車船券を買うのも面白かったが、早く船に乗らねばと気が焦っていて、そこまで考えが及ばなかった。改札口で切符に改札のハンコを押してもらい乗船する。ちなみに自動改札機・簡易改札機の類はない。交通系ICカードは出札口での切符の購入時にお使い下さい。

出港5分前に〔かなや丸〕に乗船
総トン数 3,580t
全長 79.0m
航海速力時速 約24km(13ノット)
旅客定員 680名
車両積載台数 バスのみ最大12台/乗用車のみ最大105台/オートバイ約30台

背後の山は上総国と安房国との国境となる鋸山

定刻の11時20分に出港する

桟橋を離れる




対岸の三浦半島はそこに見える
房総半島から三浦半島まで約40分の船旅。

千葉県・上総国を後にする



さようなら千葉県。今日中に千葉県に戻るけど。

冷房の効いた客室内でゆっくり過ごす…
実際は写真を撮るため、客室と外のデッキを出たり入ったり。

片道券 金谷 ⇒ 久里浜(900円)

SITC SHENZHEN
巨大なコンテナ船が東京湾を出てゆく。

東京湾に入る船が連なる

以前はビアサーバーで生ビールを提供していたのか…

売店あります

客室の様子



前方の眺め

もう久里浜に到着する
40分の船旅では物足りない。






東京湾フェリー〔しらはま丸〕 (久里浜港)
途中ですれ違わなかったが、久里浜でお休みなのか。昨日の日曜日はAダイヤで便数が多く、2隻で運航していたようだが、平日の今日はBダイヤで〔かなや丸〕が1隻の運航のようだ。


路線バスがやって来た
このフェリーから乗り換えるバスかと思たが、違った。

チーバくんの姿が見えない… これまで令和5年6月19日撮影
運航会社によると、「チーバくんラッピングは劣化が激しかったため、今回のドックで一旦剥がしております😭」(2022年12月26日のツイートより)との事。うーん、残念。

東京湾フェリー〔しらはま丸〕 (金谷港) これより令和4年7月3日撮影
チーバくんラッピングのあった頃の〔しらはま丸〕の様子。

この日は便数が多いダイヤで、〔しらはま丸〕を見送り、港の食堂で昼食をとった。

アジ丼(1,300円) 日本酒(450円) ※当時の価格です。


アジ丼旨かった♪
金谷フェリー波留菜亭 (千葉県富津市金谷)

東京湾フェリー 〔しらはま丸〕 これまで令和4年7月3日撮影
〔かなや丸〕に乗っていて、途中で僚船〔しらはま丸〕とすれ違った。今年の話に戻る。

まもなく接岸する これより令和5年6月19日撮影



ボーディングブリッジが架かった
では下船しよう。ターミナルへの通路の途中に改札があり、切符は回収される。

東京湾フェリー〔かなや丸〕 (久里浜港)
神奈川県・相模国に上陸する。
東京湾フェリー 3便(Bダイヤ) 〔かなや丸〕 金谷(11:20)→久里浜(12:00) 運賃900円

京浜急行バス 久7 京急久里浜駅~東京湾フェリー(東京湾フェリー)
接続よく連絡バスが待っている。Suicaで乗車する。

京浜急行バス 久7 京急久里浜駅~東京湾フェリー(京急久里浜駅)
終点の京急久里浜駅に到着。
京浜急行バス 久7 東京湾フェリー(12:05)→京急久里浜駅(12:14) F1354 IC運賃199円

京浜急行電鉄 久里浜線 京急久里浜駅《東口》 (神奈川県横須賀市久里浜)

自動券売機
出札口は見当たらなかった。

改札口
Suicaで入場する。交通系ICカード1枚で事足りてしまうから連絡乗車船券を買わずとも、いちいちその都度切符を買う手間はない。でも金谷港から通しの切符を買ってみたかった。

京浜急行電鉄 久里浜線 快特 1205A列車 [2100形] (京急久里浜)
京急久里浜発泉岳寺行快特列車に乗車する。初めて京急に乗った時、快速特急という種別があり、今は快特という種別になっている。国鉄→JRを使っていたので、頭に快速が付くと特急より速いのか遅いのか戸惑った。漢文の快速は「速い」の意だから、「速い特急」という認識でいいと思う。

2100形車内の様子
クロスシートの車内。運賃の別に料金はかからない。

快特は快適でもあった。但し座席の間隔は狭い。

イスの向きはかえられません
座席を向きを進行方向のみとする事で、間隔を詰めて座席数を確保している。座席の向きの転換は、ドア扱いの前に自動で一斉に行われる。向きが変わるとドアを開けて乗車となった。




堀之内から久里浜線より本線に直通運転 (横須賀中央-県立大学)
久里浜線内は各駅に停車していたが、本線に入ると通過駅がある。

京浜急行電鉄 本線 快特 1205A列車 [2100形] (横須賀中央)
品川まで乗っていたいが、横須賀中央で下車する。
久里浜線 快特 1205A 京急久里浜(12:27)→横須賀中央(12:35) 2116 IC運賃199円
※泉岳寺-堀之内間は本線。





改札口
出札口(定期券窓口)はある。

京浜急行電鉄 本線 横須賀中央駅《東口》 (神奈川県横須賀市若松町)

駅頭の様子
横須賀中央駅というので、この辺りが横須賀の中央かと思う。横須賀線の横須賀駅とは離れた場所にある。令和3年7月1日に横須賀-新門司間に長距離フェリー航路が新設された。ちょっと港を見て来ようと思う。横須賀中央駅より約1.2km、徒歩で約15分と案内されている。

国道16号を渡る
駅前の道を海の方へ進む。国道を渡り、更に進む。

横須賀警察署前交差点を渡る
更にまっすぐ進む。裁判所と警察署の間の道を行く。

どんつきをどちらへ行くか?
何となく右へ行く。


北九州行きフェリー
こちらで正解だった。

表示に従い埠頭へ向かう

到着した

東京九州フェリー 横須賀フェリーターミナル (神奈川県横須賀市新港町)

東京九州フェリー〔それいゆ〕 (横須賀港)

見覚えのある船体のロゴ
東京九州フェリーは、北海道旅行でよくお世話になった新日本海フェリーと同じSHKライングループの会社である。冬季には〔それいゆ〕が新日本海フェリーの舞鶴-小樽航路に入っていた動画を見た。逆に敦賀-苫小牧東航路の〔すずらん〕が横須賀-新門司航路に入っている動画も見た。グループ会社内で入れ替えているようだ。今は本来横須賀-新門司航路の〔それいゆ〕が戻ってきている。〔それいゆ〕及び僚船の〔はまゆう〕ともに母港は小樽。三菱重工業長崎造船所で建造。


船が大きくて、全体が撮れない…
〔はまゆう〕〔それいゆ〕
旅客定員 268名
全長 222.5m
総トン数 15,515トン
航海速力 28.3ノット
積載台数 トラック約154台/乗用車約30台

ターミナルに入る…

発券窓口
コンパクトな窓口。車検証を持って来て、乗船名簿を書いて乗船手続きというイメージだったが、今はウェブで済ませるのかな。知らんけど。

ターミナル2階より硝子越しに〔それいゆ〕を望む

やっぱり写真に納まらない…
ところで運航ダイヤによると、横須賀到着は20時45分で、折り返し出発が23時45分となっている。日中に船の姿は見られないはずだが、日曜日と祝日は運休のダイヤである。新門司を土曜日23時55分発の便が横須賀に日曜日20時45分に到着し、昨夜は運休日で今夜の出港に備えているところか。狙って来た訳ではないが、船が見られてよかった。

<<<<<<< Departure 出航
是非とも乗りたい。しかし今日ではない。

〔はまゆう〕の模型が
フェリーターミナルを後にする。

いちご よこすかポートマーケット YOKOSUKA PORT MARKET (神奈川県横須賀市新港町)
商業施設の前を通る。

〔それいゆ〕が見えるが厳重な金網が!
輸出する乗用車を置いてあるのだろうか。


猿島への桟橋の向こうには…

海軍旗がはためく

記念艦 三笠 (神奈川県横須賀市稲岡町)
三笠公園に到着した。 (つづく)