旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

新幹線〔かもめ〕・特急〔みどり〕

2022-11-02 20:00:00 | 鉄道

JR九州 長崎本線 長崎駅《いなさ口(西口)》 (長崎県長崎市尾上町) 令和4年10月13日撮影

今日は令和4年9月23日に開業したばかりの西九州新幹線(武雄温泉-長崎間)に乗車する。新規開業した新幹線に乗るのは、平成28年3月26日に開業したJR北海道北海道新幹線(新青森-新函館北斗間)に7月に乗って以来。この年、民國105年(2016)7月1日に開業した台灣高鐵(新幹線)の延伸開業区間(南港-台北間)にも11月に乗りに行っている。6年振りに新しい新幹線に乗る。


新幹線〔はやぶさ34号〕 34B列車 [E5系U27編成] (新函館北斗)
平成28年7月18日撮影


E5系U編成の普通車の様子 平成28年7月18日撮影

平成28年7月18日月曜日 flag1 海の日
新幹線〔はやぶさ34号〕 34B 新函館北斗(17:21)→新青森(18:22) E526-127
◆新幹線特急料金4,450円 ※料金の他に運賃が必要。


台灣高鐵 654次列車 [700T型] (台北) 民國105年11月28日撮影


700T型の標準車廂(自由座)車内の様子! 民國105年11月28日撮影

民國105年11月28日星期一
高鐵 654次 台北(17:02)→南港(17:10) 130-12 票價35元


台灣高鐵 825次列車 [700T型TR17] (南港) 民國105年11月29日撮影

民國105年11月29日星期二
高鐵 825次 南港(12:00)→桃園(12:32) 117-12 票價190元


新幹線特急券 新函館北斗→新青森(4,450円)
單程票 自由座車廂 南港→桃園 (190元)
民國105年11月29日撮影


新幹線〔かもめ〕は博多に直通しない(出来ない)が、行き先は博多と案内される
これより令和4年10月13日撮影

九州新幹線の部分開業(新八代-鹿児島中央間)の時も思ったが、実際には行かない駅名を案内するのはどうかと思う。途中駅で乗り換えが必要な事情を知らない人は混乱するのではないか。


武雄温泉方を望む


JR九州 新幹線〔かもめ46号〕 2046G列車 [N700S・Y1編成] (長崎)


何とトップナンバーのY1編成

1本前の列車に乗るつもりだったけど、接続列車の空席の関係で次の列車にして大正解。


かもめ KAMOME NISHI KYUSHU SHINKANSEN




2面4線の新幹線構内

運転本数に対して持て余しているのではないか。






車止め








かもめ46 博多 指定席

だから博多には…


727-8001


それでは初めての西九州新幹線に乗車する


N700S・Y編成の普通車(指定席)の様子

JR九州 らしい車内。西九州新幹線を走るN700S・Y編成には特別車両のグリーン車はなく、普通車のみ。指定席車両は二人掛+二人掛の座席配置だが、自由席車両は3人掛+2人掛の配置。


N700S・Y編成の普通車(指定席)の座席

座席に腰掛けてみると柔らかくて座り心地がすこぶるいい。東海道・山陽新幹線で乗ったN700S·J編成普通車の座席が少し硬く感じたのとは大きく違う。この座席で博多でも新大阪でも乗って行きたい。しかし今それは叶わない。


乗車券・新幹線特急券 長崎 ➡ 博多(6,050円)

座席は希望通り、新幹線在来線とも進行方向左の窓側。窓口の駅員さんありがとう。新幹線は長崎を出ると31分で武雄温泉に到着する。この座席にいられるのも僅かな時間。どうしてこうなった。




metro 新幹線〔かもめ〕で長崎を出発symbol5




長崎市街地を行く (諫早-長崎)





長崎を出ると、少しだけ市街地を走り、すぐにトンネルに入ってしまう。


カルビー じゃがりこサラダbits(124円)
麒麟麦酒 キリンラガービール 350ml缶(230円)

西九州新幹線の開業と初めての乗車を祝して乾杯。麦酒が実に旨い。一番搾りよりラガーの方が好きである。昔から馴染みのあるクラシックラガーならなお良し。ところで西九州新幹線の乗車時間は短いが、駅のお弁当の売り上げに影響があったのではなかろうか。自分は以前は新幹線で東京からお弁当を食べ始めて多摩川を渡るまでに食べ終えていた。近年は品川に停車するので、そこからゆっくり食べ始めるが、新横浜までには食べ終わっている。西九州新幹線でお弁当を食べるのも問題ない。今日は初めての乗車なので、おつまみ程度にして車窓を見るのに専念したい。


8分で次の諫早に到着する


metro 新幹線〔かもめ〕で祝!諫早symbol5




新幹線は長崎本線と離れ大村線の近くを走る (新大村-諫早)

長崎本線中諫早・長崎間(現川経由)と長崎本線(新幹線)即ち西九州新幹線(諫早・長崎間)は同一の線路としての取扱いをする。運賃・料金は在来線の営業キロで計算される。一方、西九州新幹線武雄温泉・諫早間については、単一の線路として旅客の取扱いをする。建設キロを営業キロとしている。近くを大村線が通るが、西九州新幹線とは別の路線で並行在来線とはならないそう。新大村-諫早間での新幹線経由と在来線経由の選択乗車は不可。諫早-長崎間では選択乗車可能。という事を書いているが、新幹線に乗っている時には営業キロの扱いがどうなっているのか知らなかった。諫早-長崎間は同一路線扱いだろうとは思ったけど。この度は新幹線開業に伴う第三セクターへの移管や廃止区間が無くてよかった。


夕暮れの大村市内を行く

駅の到着が近づく度に車内の照明が明るくなる事に気付く。


metro 新幹線〔かもめ〕で祝!新大村symbol5

諫早から6分で新大村に到着する。ダイヤを確認していなかったが、新幹線〔かもめ46号〕は各駅に停車する。各駅を見たかったらちょうどいい。






黄昏てゆく… (嬉野温泉-新大村)


長崎空港を離陸した航空機か


大村車両基地付近


大村湾が見える


長崎県より佐賀県に入る


metro 新幹線〔かもめ〕で祝!嬉野温泉symbol5

新大村から8分で嬉野温泉に到着する。




西九州新幹線と西九州自動車道と交差する

車窓からは見えないけど、高速道路の下には国道34号も交差し、三層になっているそう。


武雄市街地が見えてきた


国道34号を跨ぎ、佐世保線が近づいてきた




JR九州 新幹線〔かもめ46号〕 2046G列車 [N700S・Y1編成] (武雄温泉)


metro 新幹線〔かもめ〕で武雄温泉到着symbol5

西九州新幹線の乗りつぶし完了。




嬉野温泉から6分で武雄温泉に到着

隣の駅まで10分以上走る区間はなかった。駅間が短く、駅数が多いのが気になる。




長崎方を望む


佐世保方を望む

新幹線と在来線が同一プラットフォームの向かい合わせに停車する。


真の博多行の案内

新幹線に接続するのは特急〔みどり〕だが、リレー特急となると(リレーかもめ)の名前入りで案内されている。特急〔リレーかもめ〕なら武雄温泉発着だが、特急〔みどり〕は佐世保発着でまだ武雄温泉に到着していない。


N700S・Y1編成は折り返し新幹線〔かもめ45号〕で運転


JR九州 特急〔みどり46号〕 4046H列車 [783系CM12編成] (武雄温泉)

特急〔みどり(リレーかもめ)46号〕が入ってきた。同一プラットフォームでの対面乗り換えだが、乗っていた新幹線の号車と、これから乗る在来線特急の号車の位置が離れている。窓側等の希望を優先したから仕方がないが、新幹線を降りて向かいの列車の適当な号車に飛び乗ればいいという訳でもない。乗り換え時間は4分間あって乗車位置を確認する余裕はある。


metro 特急〔みどり〕で武雄温泉を出発symbol6

日は暮れてしまった。佐世保線、長崎本線を特急〔みどり〕は快走する。しかし座席は新幹線より狭いし、列車の揺れも大きい。博多まで新幹線で行けない事をうらめしく思う。整備新幹線である九州新幹線(西九州ルート)が早期にフル規格で全線開業する事を願う。むろん国鉄時代に新幹線が出来たところの人間からしたら、整備するため地元が高額な負担をするなぞとは思いもよらない。列車は江北、佐賀と停車する。車内放送で佐賀から自由席は混雑している事を知る。新鳥栖、鳥栖と停車。佐賀県より福岡県に入り、二日市に停車。博多到着前に乗り換え列車として新幹線〔のぞみ64号〕を案内している。東京行最終列車である。長崎を17時15分に出発して、二度乗り換えて当日中の23時45分に東京に到着するのだ。列車は何ら支障なく終着の博多に到着した。


JR九州 特急〔みどり46号〕 4046H列車 [783系CM12編成] (博多)


metro 特急〔みどり〕で博多に到着symbol6

新幹線〔かもめ46号〕 2046G 長崎(17:15)→武雄温泉(17:46) 727-8001
特急〔みどり46号〕 4046H 武雄温泉(17:50)→博多(18:52) サハ783-203
◆長崎-博多間の運賃2,860円 新幹線特急料金3,190円※
※1個の急行列車とみなして、全区間に対して特定の特別急行料金によって指定席特急券を発売。




JR九州 特急〔リレーかもめ53号〕 2053H列車 [885系SM10編成] (博多)

プラットフォームの向かいには長崎に行かなくなった885系が。


車体のラッピングが目を惹く











ゆっくり見ている場合ではない。有人改札で新幹線〔かもめ〕・特急〔みどり〕の切符に無効印をもらって出場する。切符は記念に持ち帰る。Suicaで地下鉄の改札を入場し、福岡空港へ向かう。

空港線 普通 博多(19:03)→福岡空港(19:08頃) 1124 運賃260円




福岡空港(国内線) FUK RJFF (福岡県福岡市博多区大字下臼井)

慌ただしくチェックインして搭乗券を受け取る。それにしても博多駅と福岡空港のアクセスのなんと良い事か。展望デッキに出て滑走路を眺める。


RWY16を着陸しようとする航空機の灯りが見える




無事に着陸





混雑する福岡空港には滑走路1本しかなく、頻繁に航空機の離着陸が見られて楽しいが、そろそろ保安検査を済ませて搭乗口まで行ってしまおう。売店でハイボールとおつまみを買って搭乗する。売店には某航空会社の便には酒類を持ち込めない旨の注意書きがある。今日利用する航空会社では酒類は問題ない。三人掛+三人掛の機内。搭乗率はよく、三人掛の窓側と中間席にご夫婦、その隣の通路側が自分の席。最近窓側の席に当たらないな。追加料金を支払えば窓側の席を確保出来るがそれはしない。窓側の席ではないので見間違えもあるかも知れないがRWY16から離陸したと思う。テーブルと座席のリクライニングの使用が可能となり、売店で買ってきたものをテーブルに出す。


博多なんこつ天(313円) サントリースピリッツ 角ハイボール(208円)


いただきます♪

前に一度買った事があるが、なんこつの食感もよく実に美味しい。温かければなお旨かろう。今日は麦酒が続いたので、お酒はハイボールにしたが、清酒や焼酎の方がおつまみによく合うかも知れない。ハイボールを買っておいてなんだが、白角水割の方が好きである。ハイボールが流行って、水割り缶を置いているお店が少なくなった気がする。まどろんでいるうちに着陸態勢となる。違ったかも知れないが、成田のRWY34Lに着陸したと思う。沖止めでバスでターミナルに向かう。タラップを降りるが、外は雨が降っている。そして寒い。汗をかくくらいだった長崎とは気候が違う。


Peach Aviation MM528便 [A320-214] JA816P (成田国際空港)

Peach Aviation MM528便 福岡 FUK(20:25)→東京/成田 NRT(22:25) JA816P
◆運賃等9,590円(旅客施設使用料・支払手数料を含む)

バス車内からの撮影。ターミナル内を延々歩くよりもバスの方がありがたい。到着ロビーへ。ピーチさんはLCCだが、第1旅客ターミナルを使用する。成田空港駅があり列車に乗るまでが楽だ。しかし夜も遅いので列車本数は多くない。最終のアクセス特急京成高砂行に間に合うが、結構な待ち時間がある。それでも博多から東京行最終〔のぞみ〕に乗るより早く帰れる。駅で列車を待つのではなく、人もまばらな空港のターミナルに戻る。北ウイング♪のイスに腰掛けお茶を飲んで過ごす。駅にもベンチはあるだろうが、ガラガラで空調も効いた空港ターミナルの方が過ごしやすい。出発10分前にプラットフォームに行くと、すでに列車は入っていた。ほとんどの人が秋の服装である。急に季節が進んだようだ。長袖を着ているが、上にもう一枚羽織るものを用意しておけばよかった。乗換駅ではもっと暖かいところから帰って来たのか、Tシャツ姿の人を見掛けた。 (おわり)


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