那覇空港 旅客ターミナルビル 国内線エリア (沖縄県那覇市字鏡水)
令和6年1月26日金曜日。二日間に渡るレンタカーの旅を終えて那覇空港へ戻ってきた。モノレールで那覇市街地へと向かう。OKICAに加えてSuica・PASMOなどの交通系ICカードも利用出来るが、今日は「一日乗車券」を購入。もう夜なのに一日券を買うなんてと思われるかも知れないが、当日中有効ではなく発行から24時間有効である。東京地下鉄の「東京メトロ24時間券」は発行からではなく使用開始(最初に改札に投入)から24時間有効だった。那覇空港より県庁前まで利用する。
沖縄都市モノレール線 普通 那覇空港(19:08)→県庁前(19:21) 1132 一日乗車券800円
三年半前に那覇市に泊まった時に県庁前駅近くの国道58号沿いに気になる飲食店を見掛けた。その日はステーキを食べに行ったので利用しなかったが、今日は三年半越しで利用してみようと思う。お店の前には列が出来ている。知らなかったが人気店だったようだ。三年半前に列がなかったのはたまたまなのか、疫病のせいかも知れない。少し待って席に案内される。
このお店はちゃんぽんが有名なのだそう。ちゃんぽんといっても長崎や近江や八幡浜と違って麵料理ではない。ご飯ものだという。今日は定食を食べて麦酒が飲みたい。ゴーヤーちゃんぷるーもいいのだが、おすすめにあるふーちきなーを注文する。ふーとはお麩で、ちきなーはからし菜の塩漬けだそう。ポーク玉子チキナー(おむすび)が旨かったのでふーちきなーも旨いに違いない。
瓶ビール(500ml)(600円)
今日は名護の工場の前まで行っても飲む訳にはいかなかったが、レンタカーを返却してようやく那覇で飲む事が出来る。関東にもオリオンの瓶ビールの置いてあるお店もあるのかも知れないが、自分は沖縄でしか見た事のない瓶ビールなのがちょっと嬉しい。そして旨い。
ふーちきなー(800円) ※ごはん、みそ汁が付きます。
お麩とからし菜でお精進かといえばさにあらず。ポークや玉子などの入った炒め物である。
いただきます♪
初めて食べるが思った通り。麦酒にもよく合い実に旨い。こうゆう沖縄らしいご飯を食べて麦酒が飲みたかったのだ。大満足。ごちそうさまでした。今度はちゃんぽんかな。
お食事処 みかど (沖縄県那覇市松山)
それでは今夜の宿へ向かう。一昨日と同じ宿で、ここから歩いて行けばいいのだが、一日券があるので県庁前駅に戻り、モノレールを利用する。
沖縄都市モノレール線 普通 県庁前(20:23)→美栄橋(20:25) 1117 一日乗車券利用
階段の昇り降りを考えると、そのまま歩いた方が楽だったかも知れない。美栄橋で下車して宿に向かいチェックインする。旅行サイトからの予約で1泊朝食付の料金は3,900円。プランも異なるが一昨日よりも安く泊まれた。
客室の様子
一昨日と階が異なるが部屋の位置は同じ。
総合は九州・沖縄ローカルの番組を放送中
BS103では東京の総合と同じ番組が…
金沢局では東京と同じ番組という事である。
ブルーシール カップ バニラ(162円)
ファミリーマートに行ってアイスを買って来た。コーヒーはホテルで無料提供のもの。
いただきます♪
ちょっと高級そうなやつではなく、夏の日に個人商店の店先にあるアイスのケースから買っていたようなカップアイスもブルーシールは出していたのか。ロッテ イタリアーノとか(今なら爽かな)、明治エッセルスーパーカップとか。普段食べるならこの価格帯の商品でいいな。
▶ 関西出身で沖縄在住の方の動画を見る
これまで令和6年1月26日撮影 ※動画の撮影日は異なります。
※参照 https://www.youtube.com/@user-ew7xt3uu6j/featured
路線バスで沖縄本島を一周する企画をされている。今回のドライブで訪れた所と照らし合わすために動画を見直す。やはりあの山道を歩かれたのかと思う。この方の動画は飲食店の紹介が多いのだが、沖縄観光の参考になっています。ありがとうございます。今日も運転で疲れたので早めに就寝する。
客室からの眺め これより令和6年1月27日撮影
令和6年1月27日土曜日。那覇のホテルで起床する。天気はやはり曇り空。
この時間も九州・沖縄ローカル
BS103は東海・北陸ローカルだった
見慣れない交通情報の地図
被災地の道路を含めたインフラの早期復旧、そして早期復興を願います。
朝食
今朝も飯椀に蓋をする。それだけで高級感。一昨日とは食堂を訪れた時間が違うのだが、今日の方が他のお客さんが多い。合宿なのか運動部らしき生徒(学生?)さんの一団も食事をしていた。
いただきます♪
今朝も美味しい朝食をいただく。
食後のコーヒー とデザート
若い人が多かったからか、一昨日よりケーキは多く用意されていた。しかし運動部の人は朝から甘いものは食べないのか、あまり減っていなかった。アメリカのモーテルの朝食にあったドーナツみたいにカラフルなのがかかったケーキも貰ってきた。ごちそうさまでした。
▶ 台北からのニュースを見て
嘉義は那覇より暖かいな。嘉義には北回帰線が通る。沖縄県最南端の波照間島(八重山郡竹富町)は北回帰線よりも北に位置する。
▶ 旅の動画を見て…
今日は急いで出掛ける事もないし、ゆっくり過ごす。チェックアウト時刻は10時半となっている。
※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco/featured
沖縄にいるのに信州のお蕎麦が食べたくなった。那覇にも蕎麦屋はあるだろうけど。
エナジックホテル山市 (沖縄県那覇市牧志)
午前10時過ぎに快適なホテルをチェックアウトする。お値段以上に快適でした。各階にウォーターサーバーがあって飲み放題。お湯も出るからお茶を淹れるのに湯沸かしも不要。一つだけ困ったのが枕灯がない事。照明のスイッチが寝台から離れており、消灯したら真っ暗の中寝台まで戻らなければならない。そのくらいか。モノレールの駅からも国際通りからも程近い。ホテルから国際通りに出掛ける事はなかったが。また那覇に来る時には利用したい。
美栄橋駅近くに長虹堤があった。今は陸地で繋がっているが、かつて浮島だった那覇と首里とを海中道路が結んでいた。美栄橋は海中道路の中央に架けられた石橋だったそう。
新修美栄橋碑
□1977(昭和52)年4月8日
□那覇市指定有形文化財(歴史資料)
いにしえの那覇は、「浮島」と呼ばれる島であったため、首里との交通は不便でした。
そこで尚金福王は、1452(景泰3)年、冊封使を迎えるにあたり、国相懐機に命じて、崇元寺前からイベガマ(現松山1丁目付近)に至る約1kmの「長虹堤」という、海中道路を築かせました。「長虹堤」には、3つの橋が架けられていたといわれ、美栄橋はその内の1つでした。
那覇が発展して行くに従い、美栄橋は手狭になり、さらに上流からの土砂が橋の付近にたまって浅くなってしまいました。そのため、川を浚え、橋を架け替えることになり、1735(雍正13)年10月8日に着工、翌年2月6日に竣工しました。その経緯を記してあるのが、新修美栄橋碑です。正議大夫揚大荘が文をつくり、都通事揚文彬がこれを書き上げました。碑文には、工事に要した費用なども記され、当時の経済状況もうかがい知ることができます。
その後、美栄橋は1892(明治25)年に改修されましたが、沖縄戦で破壊されてしまいました。しかし、碑だけは原形を止め、付近の民家に保管されていたものを現在地に移して保存しています。
那覇市教育委員会 (説明版より)
なお、景泰は明国、雍正は清国の年号である。碑文の原文については文字を拾うのが大変なので割愛する。「國相尚徹北谷王子朝騎?」「伊江親方」「具志親方」「美里親方」とか、「石細工五千八百七十二人七分七厘工錢一萬九千八百二十貫」とか読み取れる。
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 美栄橋駅 (沖縄県那覇市牧志)
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (美栄橋)
これはてだこ浦西行の列車。那覇空港行を待つ。
七つ墓 十貫瀬 (沖縄県那覇市牧志)
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (美栄橋)
那覇空港行が到着。先頭の車両番号が1111だ。後方の1211に乗車する。
ゆいレールで美栄橋を出発
2両編成だが平日と比べて車内は混雑していない。しかし扉付近にスーツケースを持った乗客が留まり乗降を困難にしている。どうせ終点の空港まで行くのだろうから車内奥まで詰め合わせて荷物は網棚に上げればいいのだが。普通の鉄道車両より狭くて扉は1両に2箇所しかないのだから扉付近での滞留は甚だ迷惑である。子供連れの南方の外国人旅行者であろう、若い父親がリュックを背負ったままで、横を向くたびに自分に荷物が触れるので鬱陶しい。よっぽど文句のひとつでも言ってやろうかと思ったが、楽しい日本旅行の最中だろうし思いとどまる。
国場川を渡る (奥武山公園-壷川)
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)
ゆいレールで那覇空港に到着
沖縄都市モノレール線 普通 美栄橋(10:17)→那覇空港(10:33頃) 1211 一日乗車券利用
旅客ターミナルを望む
空港に着いたがまだ帰る訳ではない。
モノレールを挟んで向かいは陸上自衛隊の駐屯地
那覇空港自動車道(国道506号小禄道路)の工事も進む。
てだこ浦西方を望む
長榮航空さん、RWY36Rから離陸
臺灣桃園(TPE RCTP)行のBR113便と思う。旅券を所持していないのでゴロウさんのように急に台北に行く事はない。
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)
1111+1211の2両編成を見送る。てだこ浦西方の1211が先頭となる。
全日空さん、RWY36Rから離陸
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港-赤嶺)
3両編成が接近する。
モノレールは転轍のところが凄い
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)
一日乗車券で自動改札を出場する。沖縄都市モノレールの乗車券は磁気券ではなく、切符を投入する事はない。OKICA及びSuica・PASMOなどの交通系ICカードは読取部にタッチするのは同じだが、紙の切符も表面に印字した二次元コードを読取部にタッチして読み取らせる。以前、Suicaを入れたケースに紙の切符を一緒に入れて二次元コードを読ませようとしたら、Suicaの方を読み取ってしまいおかしな事になった。今回は予めSuicaは財布にしまっておいた。
沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅 (沖縄県那覇市字鏡水)
まだ飛行機に乗らないのに空港に来た訳は…
コインロッカーを利用する
モノレールは乗り放題なので運賃の事は考えなくていい。空港には飛行機に乗るので絶対に戻ってくる。空港で手荷物を預けて身軽となって那覇市の散策に出掛ける。 (つづく)