旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

海中道路

2024-02-16 20:00:00 | ドライブ

道の駅 おおぎみ やんばるの森ビジターセンター (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)

令和6年1月26日金曜日。沖縄県国頭郡大宜味村の道の駅で休憩して出発する。国道58号を那覇方面へ。名護市に入る。奥武島、屋我地島、古宇利島への県道の分岐する真喜屋交差点を通過。仲尾次(北) 交差点で右折して国道505号に入り羽地内海に沿って走る。今帰仁村に入ると沖縄県道123号へ左折して海沿いを離れる。山道に入ってきた。呉我山交差点で左折して県道72号名護運天港線へ。


ちまぐー (沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山)

なぜ本部半島の山道を走っているかといえばこちらのお店を見たかったから。昨年の大晦日に放送されたドラマに登場。但しお店の方が体調不良で一月中はお休みされているという。ちょうどお昼時でゴロウさんと同じものを食べたかったが、お休みは知っていたので今回はお店の前を通るだけ。



今帰仁村より名護市に入る。中山交差点を左折して県道84号名護本部線で名護市街地に向かう。途中にテーマパークを見掛ける。山道から市街地に出てきた。A&Wの店舗がある。昨日訪れた所とは違う。白銀橋(東)交差点を右折して国道58号を那覇方面に向かう。さて、レンタカーには燃料計の他にあと何キロ走れるかの目安が表示され、返却場所の豊見城市まで走れる充分の量が残っている。しかし名護市内で一旦満タンにしよう。セルフ店(うどんじゃないよ)で給油。店頭には価格が表示されていなかったが、レギュラーガソリン1Lが170円だった。もう少し安い店舗を途中で見掛けた気もするが仕方がない。19.02Lで3,233円だった。ガソリンスタンドを出発。


オリオンハッピーパーク (沖縄県名護市東江)

名護市で行きたかった場所に立ち寄る。


☆☆☆ Orion オリオンハッピーパーク ORION HAPPY PARK

ここではビール工場の見学が出来る。無料だった工場見学は昨年の4月1日より入場料が要るようになっていた。それは構わないのだが見学は予約が必要。当日空きがあれば見学は出来る。問題は車の運転があるので試飲が出来ない。名護までバスで着て工場見学する事も考えたが今回はしなかった。とりあえず近くまで来たので場所の確認まで寄ってみた。


ちょっと見てみたかったが…


オリオンビール 名護工場 (沖縄県名護市東江)

こちらはビール工場の入口。自分が沖縄県産品で一番購入しているといってもいいオリオンビール。実はもずくという可能性も。オリオンビールは三年半前に初めて沖縄に来る前からも飲む事が多かった。美味しい麦酒を醸造している工場を一目見る事が出来てよかった。


運転があるので夕食の時にでも




名護城跡(南)交差点

ビール工場前の交差点。


sakura 工場見学の人たちが…


ビール工場は名護城公園のそば

公園にはおよそ1万本のヒカンザクラが植えられているそう。



翌日の1月27日よりさくら祭りが開催されるそうだが開花は遅れているという。


A&W 名護店 (沖縄県名護市東江)

昨夜に続き、またA&W名護店にやって来た。夜も混雑していたが昼間もまた混雑している。ちなみに名護店は24時間営業である。


Root Beer ルートビア R(280円)

もう美味しい事は判った。昨夜のSからRにサイズアップ。Orion BeerではなくRoot Beerをゴクゴク飲む。なおRoot Beerはお酒ではない。


Hot Dog ホットドッグ(370円)

お昼は軽く済ませる。ごちそうさまでした。



名護の街を後にする。海沿いの国道58号を行く。名護東道路数久田IC、そして道の駅許田を通過する。沖縄県第一号の道の駅で県内でも一番人気なのだそうだが今回も立ち寄らなかった。またの機会にでも。沖縄自動車道許田ICを通過。国道58号を進む。


万国津梁館交差点で停車

ここを右折すると平成12年に開催された九州・沖縄サミットで会場となった万国津梁館がある。



名護市より恩納村に入る。今朝出発した宿の入口、希望ヶ丘入口交差点を通過する。瀬良垣交差点で恩納バイパスと現道とに分かれる。三年半前は万座毛に行ったので現道を走った。まだ通った事のない恩納BPを走る。国道58号は那覇市明治橋から国頭郡国頭村奥まで走っているけど、バイパス、現道と複数の経路を有する区間がある。今回は走り残した区間を通っていくつもりである。恩名交差点で現道に戻る。ところが恩納(南)交差点で恩納南バイパスと現道とに分かれていた。前回はバイパス経由だったのに今回もバイパスを通ってしまう。さっそく現道を走りもれるがこの時は気付いていない。恩納(南)交差点で現道と合流。長い国頭郡恩納村より中頭郡読谷村に入る。喜名交差点で右折して国道58号より県道12号に入る。現道から西側に離れて国道58号読谷道路が建設され、部分開通している。現道とバイパスは直接接続していない。交差点名も判らないが、読谷道路の開通区間の始まりで南下。北側にも道路は伸びて現道に接続するはずである。暫定2車線で整備されている。


国道58号 読谷道路が途切れる (沖縄県中頭郡読谷村座喜味)

この先の1kmほどの区間が未開通である。左折して東へ進み伊良皆(北)交差点で一旦現道に戻る。伊良皆交差点で県道6号に入りまた交差点名の判らないとこから読谷道路に入る。右往左往。こちらも暫定2車線だが、丘を下って行くようで気持ちがいい。ベースに沿う区間もある。読谷道路は終点。この先は国道58号嘉手納バイパスが建設されるはずだがまだ開通していない。



また国道58号の現道に戻るため県道16号に入るのだが曲がる所を間違え住宅地に入り込む。県道に戻り大湾交差点より現道に出る。比謝川に架かる比謝橋を渡り嘉手納町に入る。初日にバスに乗った嘉手納停留所を過ぎて、嘉手納交差点より県道74号沖縄嘉手納線に入り東海岸を目指す。国道58号完全走破は中断。すでに恩納南BPを走り残しているが。


道の駅 かでな (沖縄県中頭郡嘉手納町屋良)

道の駅に到着。休憩する。




野國總管之像

嘉手納町といえば野國總管さん。西暦1605年、明国・福州に渡った際に甘藷を持ち帰り育てた人である。甘藷はいわゆる薩摩芋だが、明より琉球に伝わり唐芋と呼ばれ、薩摩に伝わり琉球芋と呼ばれ、関東に伝わり薩摩芋と呼ばれる。知らんけど。


道の駅には展望所がある


登ってみた

小型のプロペラ機が飛んでいる。煩いのは興味ないのでこれでよし。


嘉手納飛行場(DNA RODN)を望む

05R/23L05L/23Rの2本の滑走路(ともに3,688m・12,100 ft)を有す。






東シナ海を望む

何とも広大な面積を占めている。


沖縄県道74号沖縄嘉手納線、嘉手納町の市街地方を望む

往復4車線の広い道路。


沖縄市方を望む


北側には緑が広がる

飛行場だけでなく弾薬庫もある。展望所から降りてきた。飲食店、キッチンカーまで出ていて、いい匂いがする。米軍基地開放の時に模擬店で出される料理と同じ匂いもする。道の駅を出発する。



嘉手納町から沖縄市に入る。三年半前に泊まったホテルの横を通り、今日もやって来た。


コザ運動公園 コザしんきんスタジアム (沖縄県沖縄市諸見里)

2月15日より広島東洋カープ2024春季キャンプが行われる。





野球場を後にして、沖縄市役所を見て県道20号を海の方へ。坂を下ってゆく。県道85号沖縄環状線との交点で左折する。海の近くの通りに出た。往復4車線ある立派な道路。ロードサイド店が建ち並ぶ。交通量も多い。やんばるの国道や県道を走っていた時と違い、都市部を走るのは快適ではない。うるま市に入る。平成17年に具志川市、石川市、中頭郡勝連町、与那城町が合併して誕生した。平仮名地名だが、「うるま」とは「珊瑚の島」の意。漢字で書けば「宇流麻」となる。前原交差点で県道85号は左に分かれてゆき、直進方向は県道33号具志川前原線となる。目の前が海のどん突きまで行き右折。県道37号に入り金武湾沿いを走る。県道10号伊計平良川線との交点を左折。海中道路に入る。往復4車線。右も左も海という絶景のドライブコースとなる。途中に駐車場があり車を停める。


海中道路、沖縄本島方を望む (沖縄県うるま市与那城屋平)


平安座島方を望む

沖縄本島の勝連半島と平安座島とを結ぶ。橋梁ではなく堤である。


平安座島



流石に1月では寒いだろうなと思う。背後に巨大なタンクが見えているが、石油備蓄基地がある。






金武湾を挟んで国頭郡金武町方面を望む これまで令和6年1月26日撮影

昨日は金武町にある沖縄道伊芸SAより海中道路を望んだ。


金武湾を挟んでうるま市の与勝諸島、海中道路、勝連半島を望む 令和6年1月25日撮影



海中道路を東に進む。南側に沖縄本島との間に橋の架かる島が見える。平安座島に上陸。平安座島からも橋の架かる島がある。後で渡ってみよう。島の東側に出ると県道は埋め立て地を行く。隣の宮城島との間は埋め立てられて石油備蓄基地のタンクが並ぶ。埋め立てにより二つの島の間は細い水路を残して隔てられており、桃原橋を渡り宮城島に上陸する。



宮城島に入ると県道の線形が悪くなった。島には製塩の工房があり観光地となっているらしくバスが走っている。


伊計大橋を渡り宮城島より伊計島へ (沖縄県うるま市与那城池味) これより令和6年1月26日撮影

勝連半島から堤と橋梁で島伝いにやって来て、最も奥の島に渡る。


県道10号の終点を過ぎて、畑の中をまっすぐに伸びる道を進む

曇り空だが、今回で一番南の島にやって来た気がする。


どん突きはリゾートホテルだった (沖縄県うるま市与那城伊計)






来た道を引き返す




伊計大橋を渡り伊計島を後にする



宮城島の線形の悪い道を走り、平安座島の石油備蓄基地のある埋め立て地を走る。平安座島からは行しに気になった島へ渡る。


浜比嘉島より平安座島を望む (沖縄県うるま市勝連浜)


沖縄県道238号浜比嘉平安座線 浜比嘉大橋


海中道路を望む



自転車で海中道路、浜比嘉大橋を渡ったのか外国人旅行者のグループを見掛けた。人力はきついな。



平安座島、海中道路を経て沖縄本島に戻る。海中道路から見えた本島と繋がる島に渡ってみる。


島に入って進むとダートコースに… (沖縄県うるま市与那城屋慶名)

藪地大橋を渡った先は藪地島。かつては人が住んでいたが現在は無人島なのだそう。畑があって人の姿を見掛けたが、ネット上の情報では耕作のために訪れているようだ。島に入っていくらも進まないうちに舗装道路が未舗装となった。ドライブするという感じではない。向きを変えて引き返す。畑にいた人には観光客が迷い込んで来たという感じなのだろうか。早々に沖縄本島に戻る。



今回いくつもの島に渡ったか。最初から書き出してみる。

・瀬長島(豊見城市)
・奥武島(南城市)
・宮城島(国頭郡大宜味村)
・瀬底島(国頭郡本部町)
・屋我地島(名護市)
・古宇利島(国頭郡今帰仁村)
・奥武島(名護市)
・平安座島(うるま市)
・宮城島(うるま市)
・伊計島(うるま市)
・浜比嘉島(うるま市)
・藪地島(うるま市)

来た道を戻り、県道33号具志川前原線から県道85号沖縄環状線に入ったと思うが定かではない。沖縄市に入り、県道74号沖縄嘉手納線で嘉手納町に戻る。嘉手納交差点から国道58号の旅を再開。初日訪れたKadena Marinaのレストラン入口を通る。往復6車線で快調に走っていたが北谷町に入ったあたりで突如渋滞する。ベースの人の帰宅ラッシュが始まったのか。片側3車線あっても渋滞するのだ。宜野湾市に入り伊佐(北)交差点より海側に宜野湾バイパスが分岐する。走った事のないバイパスを通るが渋滞している。一番渋滞する時間に渋滞する区間を走っているのか。まだレンタカーの返却時間までは余裕があるからいいが。ラジオでお相撲を聴く。今日もテレビで見られない。宇地泊ICより自動車専用道路の浦添北道路に流入。これにより宜野湾BPのうち現道に合流するまでの宇地泊IC-牧港交差点間を走っていなかった事に後で気付く。



国道58号浦添北道路に入り、すぐに浦添市に入る。浦添北道路は浦添北ICまでで先は那覇港臨港道路となる。国道でも県道でもないらしい。陸上にはベースがあるので海上に橋を架けて通してある。空いていれば気持ちのいい区間だろうが。ついに那覇市に入る。臨港道路とあって那覇港の近くを通る。普通に市街地で混雑している。若狭ICより那覇西道路に流入。これは国道58号のバイパスであり自動車専用道路である。ここだけはスイスイ走れる。沖縄県初の海底トンネルである那覇うみそらトンネルを抜けると那覇空港IC。この先は那覇空港自動車道となるが、現在事業中であり未開通となっている。流出して国道332号に出る。宜野湾市より国道58号の現道を通らずに那覇空港まで行ける経路だが、夕方の渋滞もあってスムースには移動出来なかった。



そしてレンタカー返却は那覇空港ではなく隣の豊見城市である。空港前の道路は渋滞している。県道231号那覇空港線をモノレールに沿って走り、国道331号に入る。県道との重用区間。赤嶺交差点でそれぞれ単独区間となり国道側を走る。給油についてレンタカー店の説明では営業所から5km以内で満タンにしてという話だった。もう2kmもないので国道沿いの給油所に入る。店頭には価格が表示されていない。レギュラーガソリン1Lが180円だった。高い高い。松戸市で入れるより13円高い。名護市で入れるよりも10円高い。8.26Lで1,487円だった。空港の近くはレンタカー店が多く、値段も高めという情報を得ていた。名護市で給油してちょっとだけ抵抗した。那覇市より豊見城市に入る。午後6時半、無事にレンタカー店に到着。返却する。走行距離は572km。東京IC(東京都世田谷区)から東名・新東名・伊勢湾岸道・新名神・名神・新名神・山陽道経由で龍野西IC(兵庫県たつの市)までの距離が574.4kmとなる。お店のスタッフの方々も親切。お店の名前は前回利用して記憶のあるトラベルレンタカーから変わっていたが、ここで借りてよかった。



空港まで送迎していただく。空港から豊見城市方面へは渋滞していたが、逆はスムースで空港に到着した。ありがとうございました。




那覇空港 旅客ターミナルビル 国内線エリア (沖縄県那覇市字鏡水)

空港からはモノレールに乗り市街地に向かう。 (つづく)