旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

さわやか げんこつハンバーグ

2023-01-25 09:00:00 | たべる

fuji 富士山(3,776m) (富水-蛍田)

令和5年1月20日金曜日。静岡県に出掛けてきた。朝のラッシュで座れない区間もあり、またロングシートにばかり乗り続けて疲れてきた。神奈川県西部まで来ると車内も空いてきた。


小田急電鉄 小田原線 急行列車 [5000形] (小田原)


metro 小田原線で小田原に到着symbol6

常磐線 普通 646S 馬橋(6:44)→代々木上原(7:40) 東京地下鉄16919
※代々木上原-綾瀬間は東京地下鉄千代田線普通647S列車。
小田原線 急行 代々木上原(7:41)→小田原(9:13) 5009
◆馬橋-小田原間のIC運賃1,300円

小田原まではSuicaを利用したが、乗り換える東海道本線では熱海SuicaエリアとTOICAエリアの境界で、両エリアを跨っての利用は出来ない。乗車券を購入する。出札口(みどりの窓口)には少し列が出来ていたが、指定席券売機が複数ありそちらですぐに購入出来た。入場する。


プラットフォームから小田原城が見える (小田原)


JR東日本 東海道本線 普通 1833E列車 [E231系U503編成] (小田原)


metro 東海道本線で小田原を出発symbol6


乗車券 小田原 ➡ 大場(870円)

目的地は東海道本線ではなく社線の駿豆線の駅。指定席券売機で連絡乗車券を購入出来た。


車窓には相模湾 (根府川-真鶴)

地下鉄と小田急の車両は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だったが、JR東日本の車両は一部セミクロスシートでボックスシートに腰掛ける。快適である。小田急は新百合ヶ丘からロマンスカーを使う手もあったが、到着が10分早くなるだけなので使わなかった。千歳川を渡り神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。


JR東日本 東海道本線 普通 1833E列車 [E231系U503編成] (熱海)


metro 東海道本線で熱海に到着symbol6


JR東海 東海道本線 普通 1441M列車 [211系SS4編成] (熱海)


後方には313系S6編成を連結

以前は中央本線の快速〔セントラルライナー〕で走っていた車両である。


313系S編成車内の様子



昨今はロングシートばかりの印象のある静岡地区だが、この車両は転換式クロスシートで存分に車窓を楽しめる。今まで静岡地区で乗る機会がなかったが、ようやく乗る事が出来る。しかし次の次の駅で下車しなければならない。静岡まで乗って行きたいところだが。


metro 東海道本線で熱海を出発symbol6


車窓を楽しむも… (熱海-函南)


丹那隧道(7,804m)に入る


JR東海 東海道本線 普通 1441M列車 [313系S6編成] (熱海)


metro 東海道本線で三島に到着symbol6


伊豆箱根鉄道 駿豆線の乗換口

連絡乗車券で乗換口改札を通る。乗り換え時間が短いので連絡乗車券でよかった。年配のグループが「カード使えないって」と話しているのが聞こえる。駿豆線では交通系ICカードが使えない。どちらから来られたか知らないが、東京方面からならエリア跨ぎで三島で出場も出来ない。素人考えだが、熱海TOICAエリア用の改札機を設置したように、函南三島沼津の三駅にはSuicaエリア用の改札機を設置すればと思う。JR東日本JR東海で会社が異なるが、瀬戸大橋線(宇野線・本四備讃線・予讃線)はICOCAエリアでJR西日本JR四国で会社が異なるので同じ事でしょう。知らんけど。東京方面から沼津までSuicaエリア(熱海沼津間はTOICAエリアと重複)にしたら、駿豆線にPASMOを導入すればいい。特急〔踊り子〕で直通する乗客は知らん。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 41列車 [3000系] (三島)


3000系車内の様子



セミクロスシートでボックスシートに腰掛ける。小田原から結構な車両ばかりで楽しい。


metro 駿豆線で三島を出発symbol6


三島市街を抜けて長閑な車窓となった (三島二日町-大場)


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 41列車 [3000系] (大場)


metro 駿豆線で大場に到着symbol6

東海道本線 普通 1833E 小田原(9:27)→熱海(9:50) クハE230-8003
東海道本線 普通 1441M 熱海(10:00)→三島(10:12) クハ313-8006
駿豆線 普通 41レ 三島(10:17)→大場(10:29) 3003
◆小田原-大場間の運賃870円




上りの普通44列車と交換

駿豆線は単線電化。かつては駿河国と伊国の間で走っていた駿豆線だが、昭和9年に丹那隧道が開通して三島駅が現在地に移転。駿豆線も接続駅を新駅に変更した結果、全線伊豆国内に納まった。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 大場駅《東口》 (静岡県三島市大場)

今日の目的地へは東口を出て駅を背に道なりに進む。写真では右の方へ進む。




住宅地を抜けて真っ直ぐ進む


fuji 富士山(3,776m)が少し雲に隠れる


まだまだ真っ直ぐ


未舗装道路が現れたら右折




バス会社のところを左折




高架下の横断歩道を渡ったら目的地




炭焼きレストラン さわやか 函南店 (静岡県田方郡函南町上沢)

先月、富士市内の店舗を訪れたさわやかさん。実に美味しかったのでまた食べようと思った。静岡県内にしか店舗はないが、関東に近いところで駅から歩ける場所を探して函南店にやって来た。午前11時の開店前だが整理券を貰う。すでに16番。店員さんによると一巡目で案内出来るそう。ちなみに整理券配布は午前10時から。密を避けるため店内で待てるのは7組まで。表に出て開店を待つ。


函南町 Kannami Town

大場駅は三島市にあるが、さわやかさんの店舗は函南町。市と町の境付近にある。東海道本線函南駅も町内にあるが、歩くには少し距離がある。


開店時刻が近づき、自動車の車内で待機していたお客さんが出てきた



駐車場を見るとほとんどが関東ナンバーである。伊豆富士山の地元ナンバーの外、四日市松本ナンバーも見掛けた。レンタカーで来る事も考えたが、東京都、神奈川県を抜けるのが面倒、高速を利用すると料金が高い、お酒が飲めない、駅から歩けるなどの理由で鉄道でやって来た。



午前10時47分に整理券を貰い16番目。午前11時13分に着席出来た。四人用のテーブルを一人で使うが仕方がない。先月は空腹具合から200gのおにぎりハンバーグにしたが、今日は250gのげんこつハンバーグを注文するべくお腹を空かせている。箱根そばの誘惑にも負けなかった。


跳ねる肉汁から身を守るランチョンマット


beer 生中ジョッキ(572円)

まだ午前中だが、まあいいでしょう。鉄道で来てよかった。実に旨い。


ランチスープ ※セットに含まれます。

スープも旨い。


店内を眺めながら焼き上がりを待つ

他の席のグループを見ると写真や動画を撮っている。関東から来ているのでしょうか。


げんこつハンバーグランチ(1,265円) ※天然酵母のライ麦パンはセットに含まれます。
ブレンドコーヒー(110円) ※お食事を注文の方。

前回はげんこつおにぎりフェアの期間でセットに飲み物も含まれていた。げんこつおにぎりフェアのメニューはランチの値段で飲み物が付いて終日注文出来るのでお得だな。知らんけど。


げんこつハンバーグ(250g)


いただきます♪

実に旨い。しかも今日は250gとたっぷり。美味しいけど初めて食べた時ほどの感動はない。それにしてもハンバーグも付け合わせの野菜も天然酵母のライ麦パンもコーヒーも麦酒も旨い。


いちごミルクプリン(319円)

デザートも注文。いちごが実に旨い。コーヒーはおかわり自由だが、こちらから頼むまでもなく店員さんが注ぎに来てくれる。どの店員さんも接客が素晴らしい。何を食べても本当に美味しい。ごちそうさまでした。お勘定の時に飴ちゃんをもらう。



また食べに来たい。




fuji 富士山(3,776m)を見ながら駅に戻る


伊豆から見ると宝永山が正面か


さわやかウォーキングならぬ、さわやかさんからのウォーキング


修善寺方を望む

駅に帰ってきた。出札口のある西口へ回る。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 大場駅《西口》 (静岡県三島市大場)

12時台に修善寺東京行特急〔踊り子8号〕がある。私鉄とJR線を直通する列車で、伊豆箱根鉄道で発券される特急券にも興味があるが、出発までまだ30分以上ある。運転本数はそれなりにあるので特急の2本前の普通列車を利用する。自動券売機で三島までの乗車券を購入して入場する。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 58列車 [3000系] (大場)

車内は少し混雑している。扉の側のベンチシートに腰掛ける。


metro 駿豆線で大場を出発symbol6


fuji 富士山(3,776m) (三島二日町-大場)


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 58列車 [3000系] (三島)

駿豆線 普通 58レ 大場(12:28)→三島(12:38) 3003 運賃190円


metro 駿豆線で三島に到着symbol6

三島から東海道本線の乗車券は予め購入している。伊豆箱根鉄道の切符とJRの切符で2枚。乗換口の自動改札機に2枚入るか駅員さんに尋ねたところ「重ねて入れて下さい」とのこと。2枚投入すると伊豆箱根鉄道の切符は回収され、JRの切符が戻ってきた。東海道本線のプラットフォームへ移動する。熱海行は8分遅れている。待っている間に駿豆線の次の列車が到着している。特急〔踊り子8号〕も到着するのではと思ったが、それより早く熱海行の普通列車がやって来た。


JR東海 東海道本線 普通 1441M列車 [211系SS3編成] (三島)


metro 東海道本線で三島を出発symbol6


JR東海 東海道本線 普通 1441M列車 [211系SS3編成] (熱海)

熱海に到着。途中下車する。ここまで後ろを追う特急〔踊り子8号〕から逃れてきたが、熱海からは乗車しようと思う。指定席券売機で特急券を購入して再入場。プラットフォームに戻る。


JR東海 特急〔踊り子8号〕 4028M列車 [E257系NC-31編成] (熱海)

修善寺発の特急〔踊り子8号〕は到着していた。ついに追いつかれたか。但し乗るのはこの車両ではない。修善寺始発の編成と伊豆急下田始発の編成が熱海で連結される。特急券を見ると乗るのは伊豆急下田発の方でまだ到着していない。


JR東日本 特急〔踊り子8号〕 3028M列車 [E257系NA-09編成] (熱海)

伊豆急下田からの編成が到着する。修善寺からの編成は10分前に到着して連結を待っている。


衝突する…訳ではない



無事に連結して特急に乗車する。


サントリー 白角 水割り(182円) 香ばし風味のおつまみ柿ピー(138円)

売店でコーラを買うつもりだったのだが。うーむ。


特急券 熱海 ➡ 品川(1,020円)

終点の東京までではなく品川までとしたのは営業キロを100キロまでに抑え、特急料金を560円安く済ませる為でもあるが、品川始発の列車に乗り換える為でもある。


乗車券 三島 ➡ 金町(2,310円)

乗車券を目的地手前の金町までとしているのは、金町で運賃計算を打ち切って乗り越し精算すると少し安くなるから。実際に金町で下車・出場して、再び切符を買って入場する必要はない。


千歳川を渡り静岡県より神奈川県、伊豆国より相模国に入る (湯河原-熱海)


この辺りの車窓は東海道本線随一だと思う


はるかに湘南を望む (早川-根府川)

景色のいいところを過ぎると、麦酒とウイスキーのせいもあって寝てしまう。停車駅の度に目を覚ます。熱海から湯河原小田原大船とよく停車する。現役で日本最古の鉄道トンネルと言う清水谷戸隧道を抜けて相模国より武蔵国に入り、横浜に到着する。川崎にも停車して六郷川(多摩川)を渡り、神奈川県より東京都に入る。品川に到着して下車する。


JR東日本 特急〔踊り子8号〕 3028M列車 [E257系NA-09編成] (品川)


metro 特急〔踊り子〕で品川に到着symbol6


JR東日本 常磐線 特別快速 3181M列車 [E531系] (品川)
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。


metro 常磐線で品川を出発symbol6 いずれも令和5年1月20日撮影
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。


常磐線でも寝てしまう。気付いた時には江戸川を渡り東京都より千葉県、武蔵国より下総国に入っていた。目が覚めたので茨城県まで行く事はなかった。

東海道本線 普通 1450M 三島(12:52)→熱海(13:07) クモハ211-5609
特急〔踊り子8号〕 3028M 熱海(13:33)→品川(14:42) クハE256-2012 特急料金1,020円
常磐線 特別快速 3181M 品川(14:55)→松戸(15:27) クハE530-22
常磐線 普通 1401K 松戸(15:29)→新松戸(15:36) モハE232-2407
◆三島-金町間の運賃2,310円
◆金町-新松戸間の運賃170円