旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東海道散歩日記 二川宿~吉田宿

2006-12-12 23:59:34 | 歩き旅

旧東海道と交差する豊橋鉄道 (愛知県豊橋市札木町)

平成18年10月8日日曜日。ほぼ一箇月ぶりに、前回の東海道の旅の中断地点、東海道本線二川駅に戻ってきた。前回は残暑厳しく、苛酷な歩き旅だったが、今回は気候もよろしく、歩くのにはもってこいの季節である。一泊二日の日程でどんどん歩こうと思う。13時に二川駅前を出発。天気は良いが、暑くはない。しばらく行くと、交差点付近で道路が付替えられており、旧道と思われる場所が、飲食店の駐車場となっている。なるべく旧道を辿りたいが、今は私有地である。仕方なく付替えた新道を行く。火打坂を上った所も、道路改修で付替えられており、旧道は商業施設の敷地となっている。国や県に付替えで不要となった旧道を払い下げるなとはいえない。新道を歩くのはやむを得ない。しばらく歩いて国道1号線と合流する。合流しないと思っていたので、ちょっと道を間違う。

国道の歩道を歩くのは、何とも味気ない。そもそも交通量が多いので、騒音、排気ガス、砂埃で、快適ではない。その騒音とは別に爆竹のような音が聞こえてくる。ガラの悪い街なのかと思ったが、爆竹とは違う。豊橋といえば手筒花火。祭りか何かで花火をしているようだ。秋祭りの季節である。そんな豊橋市内の歩きだったが、5年くらい、もっと前だろうか、一度利用した事のあるびっくりドンキーの前を通った。そこで晩飯を食べた時には、まさかここを歩くとは思っていない。

旧東海道は国道と分れて、吉田の城下を左へ右へと曲がりながら進む。今回の旅ではガイド本を片手に歩いているが、それでも道を間違えてしまう。愛知県唯一の路面電車の線路を越えて、14時37分に吉田宿本陣跡到着。そこは老舗のうなぎやさんだった。今日は豊橋市内に宿をとってある。うなぎで一杯やって、続きは明日でも良いが、まだ日が高い。疲れもないので 、先に進もうと思う。 (つづく)


吉田宿本陣跡はうなぎ屋に (愛知県豊橋市札木町)