旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

カリフォルニア紀行2000 サンタモニカヘ

2005-02-05 12:00:00 | 帰国5周年記念

Santa Monica, California, January 28th, 2000

12.サンタモニカヘ

無料バスで Metro Green Line の駅に向かう。列車に乗ってもよいのだが、駅からは Santa Monica 行のバスが出ている。Santa Monica Municipal Bus Line (Big Blue Bus)でBBBという。バスの近くにいた男性を休憩中の運転士だと思い話し掛けるが違うと言う。本物の運転手がいたのでビーチに行くバスか尋ねると行くと言う。運賃は Two Quarter と言う。¢50をそう表現するのだ。こちらの運賃も安い。

バスは Lincoln Blvd. を行く。道行く車の中にはナンバープレート(License Plate)が枠に入れられて、その枠の部分には文字が書かれている。販売店の名前の物もあるが、なかなか格好がよい。後で調べたが License Frame という。そのまま日本に持っていったら文字が見えない部分も生じるので駄目だろうなと思う。

バスの前後、横面に行き先が表示されているのは日本と同じだが、この文字が行き先だけでなく、HAVE A GOOD DAY などと表示が変わる。夕方には「運転には気をつけて」のような内容も表示されていた。なかなか味な事をするもんだと感心した。

バスは Santa Monica Beach に着いたようだ。Santa Monica Pier に近いところで下車する。なんと日本人が多い、と思っていたら聞こえるのは韓国語。韓国人が多いのだ。今はそうなのかと思う。ガンバレニッポン(意味不明)。観光客も多いが、砂浜を走ったり運動しているアメリカ人も多い。こんな環境がLAという大都市のすぐ近くにあるのだ。東京では考えられない。

マクドナルドで遅い昼食。Coca-Cola Classic (Small) と Double Cheese Burger で、代金は $2.19 だった。飲み物はスモールでも日本より量が多い。バケツ一杯コーラを出されても困るので、常にスモールサイズにしている。レジ横にクッキーが大量に置かれている。日本マクドナルドでも置いていてよさそうだが、クッキーは置いていない。コーヒーも大きなサイズを用意して欲しい。

ところで、サンタモニカは ROUTE 66 の終点である。起点はシカゴ(Chicago, IL)。昭和元年(1926)開通のかつてのアメリカの大動脈も高速道路にその役目をゆずり、旧道となっているそうである。この旧街道に敬意を払い、終点を見て来る。単なる交差点だが、付近にそれを示すプレートがあった。

LAに戻るべく、MTA Line 304 のバスを待つ。時刻がわからないので随分待った。日も暮れてきた。バス停の側にあるレストランのテーブルに蝋燭の灯りが見える。一度こんな店で食事をしてみたいと思うような雰囲気の店だが、今回の旅では縁遠い。サンタモニカで食べたのは結局チーズバーガーだけだった。 (つづく)