姫沼の見学を終わり、昼食のため鴛泊のペシ岬近くに戻りました。お昼は海鮮丼、生ものも毎日となると少しもてあまし気味ながらも美味しくいただきました。生ものの苦手な方には今年は不漁というホッケのひものでした。食後はペシ岬の展望台まで行く人や写真館の見学、カフェでお茶を飲む人と各々の時間を過ごし、その後、利尻島の周遊に出発しました。海沿いを走ると狭い海岸線に砂利をしいた小さな広場があります。ガイドさんの説明では昆布を干すための場所で、駐車場ではありません。昆布は天日干しの場合、朝早く採りに行き、家族総出で一日で干し終わらなければならないのだそうです。
鴛泊港近くにある90mほどの巨大な岩山で形成されている岬です。別名灯台山とも呼ばれ、この写真の後ろ側に灯台があります。頂上までは急な坂道を歩いて5分ほど、利尻富士を眼前に、晴れた日には礼文島、稚内も望めるビュースポットだそうですが、足が少し痛くなり登るのは諦めました。岬の後ろに利尻富士【十三景】「求道の山」の写真ポイントがあるそうです。
会津藩士の墓は北方警備でのために出兵した会津藩の武士が帰路、船が難破して犠牲となった人たちの墓です。
フランス菊は園芸種と思いがちですが、野生種で、北海道では道のわきなどに咲いていました。
オオミミナグサは何処にでも咲いていました。
コウリンタンポポは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、明治中期に観賞用として持ち込まれ野生化しました。北海道に広く帰化しており、道端でよく見かける花です。
遠くの庭に桜のようなものが咲いており、カメラの倍率を最大にして撮影したところ、八重桜と判明しました。利尻では6月に八重桜が咲くのだそうです。
ミヤマキンポウゲは高山植物ですが、平地にさいていました。
ルピナスはニュージランドの花というイメージでしたが、丈夫でどこにでも咲く花のようで、北アメリカ西部を中心に、南アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸に200種以上が分布しているそうです。利尻島でも綺麗に咲いていました。
記念スタンプが置いてアある案内標識
鷹泊港方面から時計回りに走ると、姫沼では姿を見せなかった利尻富士がはっきりと姿を見せてくれました。見る角度によって刻々と姿を変える利尻富士の景観を楽しみながら、島一周出来るよう十六ヶ所の撮影ポイントが設定され、スタンプが置かれています。ちなみに全部スタンプを押してくると記念品がもらえるらしい。私たちは数か所まわっただけですから、記念品はもらえません、全部まわるにはツアーでは無理ですね。