空波とともに

スカブ(空波)とコマジェ、YZF-R125(aka)のカスタムとツーリングの「私的記録庫」です。~t2-factory~

滋賀県の印象

2011年01月05日 | ツー記録(東海以東)

先日、まささんと出かけた「琵琶湖一周ツーリング」で回った滋賀県は、人口減少社会に突入した日本の中で、人口を増やしている数少ない県です。

他県からの転入者の多くが、琵琶湖の「湖面を眺める立地の魅力」を挙げています。


今回、「鉄腕ダッシュ」ばりにこだわって走った湖岸の周辺だけですが、走ってみたT2の全く個人的な感想として・・・


大津ICを降りると、湖面をバックにいきなり近代的で綺麗な町並みが現れます。
官公庁や博物館などの町並みが一気に整備された感じです。



今回、時計と反対回りで回ったので、湖東の長浜あたりまでは、大型スーパーや湖岸の公園など、随分、元気なエリアとの印象でした。琵琶湖という自然に恵まれ、道路や生活基盤、美味しい食べ物も充実した地域・・・人気があるのも、「さもありなん」という感じでした。


対して、北部の余呉湖あたりは少し寒々しい海(湖ではなく海、波もあります・・・)沿いの漁師町の風情。山も迫って広い町並みを形成するのも難しいエリアかな・・・。




昔のT2のイメージでは京都に接し、賑やかだった湖西側。
今見てみると沿道施設もどこか小振りで寂れた感じ・・・休日だというのに閉店している店も多く、浜辺にはヨットやジェットスキーが寂しく浮かんでいましたが、ご当地名産・昼食のメニューは浮かんできませんでした。




大規模商業施設の建設場所を選定する時の重要なファクターとしての「商圏人口」・・・半径2kmや5kmの円内の居住人口です・・・風光明媚なウオーター・フロントは客には喜ばれますが、資本側から見れば「半分は人の住まないエリア」と言うことなのかもしれませんね。

人の壁

2011年01月05日 | 徒然に
  
養老孟司さんではありません。

人間は、生活する上で、他人とのつながりを求めますが、この「つながり」、近すぎても鬱陶しくなるモノです。


アメリカの文化人類学者エドワード・ホールは、この現象を「パーソナル・スペース(PS:心理的な縄張り)」として体系づけています。

ホールが「密接距離(intimate distance)」と名付けた距離。
よく、雨傘の範囲と言われる0cm~45cmの範囲に、家族、恋人など、ごく親しい人以外の人が入ることにより不快に感じるとしています。

満員電車の中でこのPSを犯される、反対に恋人がこのPSに居ないことにより、ストレスを感じるケース等が分かりやすいですね。

また、このエリアは人の前方に広い楕円形であり、男性よりも女性の方が狭いとされています。




PSを意識して人と接することは、より良い対人関係を築く・・・基本でもあるのでしょうね。



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