先日、まささんと出かけた「琵琶湖一周ツーリング」で回った滋賀県は、人口減少社会に突入した日本の中で、人口を増やしている数少ない県です。
他県からの転入者の多くが、琵琶湖の「湖面を眺める立地の魅力」を挙げています。
今回、「鉄腕ダッシュ」ばりにこだわって走った湖岸の周辺だけですが、走ってみたT2の全く個人的な感想として・・・
大津ICを降りると、湖面をバックにいきなり近代的で綺麗な町並みが現れます。
官公庁や博物館などの町並みが一気に整備された感じです。
今回、時計と反対回りで回ったので、湖東の長浜あたりまでは、大型スーパーや湖岸の公園など、随分、元気なエリアとの印象でした。琵琶湖という自然に恵まれ、道路や生活基盤、美味しい食べ物も充実した地域・・・人気があるのも、「さもありなん」という感じでした。
対して、北部の余呉湖あたりは少し寒々しい海(湖ではなく海、波もあります・・・)沿いの漁師町の風情。山も迫って広い町並みを形成するのも難しいエリアかな・・・。
昔のT2のイメージでは京都に接し、賑やかだった湖西側。
今見てみると沿道施設もどこか小振りで寂れた感じ・・・休日だというのに閉店している店も多く、浜辺にはヨットやジェットスキーが寂しく浮かんでいましたが、ご当地名産・昼食のメニューは浮かんできませんでした。
大規模商業施設の建設場所を選定する時の重要なファクターとしての「商圏人口」・・・半径2kmや5kmの円内の居住人口です・・・風光明媚なウオーター・フロントは客には喜ばれますが、資本側から見れば「半分は人の住まないエリア」と言うことなのかもしれませんね。