これまで私がお世話になったマジェスティ125Fi。
125cc最大級の車格ながら、ライト性能は原付並の悲しさ。
ということから、私T2の車両は①ハイワッテージ・ハロゲンバルブ装着(▲気休め)、②マルチリフレクター装着(◎ルックス、×スポット化)、③四輪用HID装着(◎ご機嫌!!)と進化していきました。
バイク用HIDはすぐ壊れるとの評判(?)から、四輪に標準装備されたHID(バラスト・バーナー)を選択しました。ハイとローの切り替え機能はありませんが、そんなモノは必要ないほど力強い光が得られ、光がスポット化するマルチリフレクターの欠点もにじみだし部分の照度が上がることで十二分にカバーしてくれていました。
◇◇◇閑話休題 ~HID化の評価(光の質)
今、大人気のHID。
発光物には「対象物を照らす能力」と「光っている状態を人に魅せる能力(所謂イルミネーション)」の二面がありますが、「青白くて綺麗」と、特に後者が動機となって装着している人が多いのでは・・・。
ここでは前者の照射能力・光の質について私の思いを。
HIDの照射光はハロゲンに比べて力強い(光の密度が高い)感じです。
バーナーのケルビン値を上げていくと青白い光がクールなルックスを魅せてくれます。
四輪標準は4,300k程度。私は、一時10,000kを装着したりしましたが、最終的には6,000kでした。
ケルビン値が高くなると、テレビで見る南極の風景のように遠近感がつかみにくくなります。
また、この対象物を照らす力強さゆえに、光が届かない部分との明暗の差がドライバーの目を疲れさせる傾向にあると感じています。
このため、現在、T2の空波は純正ハロゲンのままとしております。
55W二灯が同時点灯するので夜間普通に走るのに十分な明るさが得られ、また、ルックス的にもほのぼの裸電球的な色目を楽しんでおります。(住宅照明の「蛍光色」「昼間色」みたいなものでしょうか。)
空波のHID化は未定ですが、当分はこのままハロゲンかなと思ってます。
◇◇◇本題復帰
ロー固定で十分な明るさなのですが、夜間、HIDが不具合となった場合、ハロゲンライトのようにハイ或いはローで凌ぐことが出来ませんでした。
このため、前部方向指示器部分に高輝度LEDを活用した「フォグ風ポジション」や「ガトリング6連」ユニットを自作しました。(こちらも全国の沢山の方々に受け継がれていきました。)
しかし、光り物に弱いT2の欲求は止まるところをしらず、さらにエスカレート。
ウイルズウインのスクレスに合わせて、光を集光するプロジェクターをスワップし複眼化する構想を・・・。
しかし、いかにコンパクトなプロジェクター発光ユニットととはいえ、コマジェの純正ライトでは収まりきらず、マジェスティ250(通称「親マジェ」)のライトユニットを悪戦苦闘のうえスワップしました。
※悪戦苦闘の様子はこちら
http://photos.yahoo.co.jp/ph/dr_tomy_34/lst?.dir=/6cd4&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/ (「ヤフーフォトです。)
しかし、HIDプロジェクターは強烈な光を遠くまで届けてくれるのですが、対向車への防幻対策として遮光板を装備しているため、カーブで車体をバンクさせるバイクに装着すると3分で車酔いしてしまいます。
そこで、車検制度が無いことを良いことに(こら!
)、遮光板を加工して近くから遠くまでを照らせる「オリジナル・パワーミドルレンジ・プロジェクター」を片方に装備することとしました。
私T2のコマジェ最終仕様にはこのマークX改と純正フーガのHIDプロジェクターを装着していました。
本来、趣味で自分用に始めた「125用250ライトユニット」の製作でしたが、全国の皆様から沢山のご依頼をいただき、仕事のように、作ら「ねばならない」状態となり、趣味の時間が確保出来なくなってしまったので、通算34号で終了します。
お世話になったコマジェ乗りの皆様への応援として、「125用250ライトユニットの製作方法」を順次掲載していきますので、興味と意欲のある方は参考にしてトライしてみてください。
ただし、言うまでもなく製作・改造はあくまでも自己責任がお約束です。
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