スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

テレビのほうが必死のような気が・・・

2009-08-20 | 雑感 その他
 いやあ、印象操作って、怖いですねえ・・・。

 確かに衝撃的でしたけど、正直「よくもまあ、飽きずに毎日」という気がしないでもない、某女性タレントの、覚せい剤所持事件です。
 この容疑者に限った事じゃないんですが、本来、裁判で有罪が確定しない限り、推定無罪の原則から言って、「悪人扱い」をマスコミは、やめるべきではないでしょうかねぇ。

 「トランス」でハイテンションになってる所とか、インタビューでふわふわした言動をしたりするのが、繰り返し流されると、逆に違和感を感じます。
 確かに異様な光景ですけど、前者はそういうイベントだし、後者に至っては、当時、誰も怪しいとか言ってないじゃないですか?

 で、最近、疑問に思うのは、各テレビが「不起訴はおかしい」というスタンスを取ってる事です。
 元検事とか、元麻薬捜査官とか、「起訴は可能」とか「過去にも例がある」とか、したり顔で話したりしているのを見ると、なんか、検察にプレッシャーを与えてるみたいに見えます。
 それも「不起訴になる可能性がある」と情報が流れたあたりから、そんな感じになったような気がします。

 確かに、本人の供述もある。物証も出た。という状況で、不起訴って違和感がありますが、不起訴にもいろいろ種類がある。らしいです(すいません。うろ覚えです)。
 罪そのものが無い(無罪、本来の意味での不起訴)。
 公判維持が出来ない(証拠不十分?嫌疑不十分?)。
 罪を犯した事は事実だけど、今回は見逃してやる(起訴猶予)。
 といった具合に。

 今回、不起訴になる可能性ってのは、2番目だと思うんですよ。
 今までの判例や、前例からすると、この証拠では有罪に出来ない可能性がある。っつて事でしょう。

 で、テレビが焦っている様に感じるのは、万が一、不起訴になった場合、今までの報道の責任を、どうやって取るのか? って話になるわけですよ。
 罪を犯していない(と言う事になる)人間に、罵詈雑言を浴びせた挙句、知らん振りできるのか? と。
 「ここは是が非でも、検察に起訴してもらい、有罪を確定してもらわねば」
 と、各社が焦っているのでは? そう見えて仕方が無いです。

 検察も(正確には検察官)悩む所でしょうねえ。
 不起訴だとしたら、マスコミは騒ぎ立て「検察審議会」なんて事になるでしょうし、 起訴したとしても、「法の下の平等」を問われるでしょう。
 これって司法介入に当たらないのかなあ?

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