スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

「風評被害」に対する違和感

2015-05-11 | 雑感 その他
あちこちの活火山で噴火が懸念されています。
もちろん、噴火(水蒸気爆発)などが起これば、被害は甚大で、予測をするのは当然です。また、必要以上に恐れるということも危険であるというのは知っているつもりですが、昨今の「風評被害だ!風評被害だ!」というような発言、報道には違和感を覚えずに入られません。

いえ、過去に関することなら判るんです。
放射性物質なんか全然飛んでこなかったのに、「福島県」というだけで農産物等が敬遠されたりしたのは、完全な風評被害だといっていいと思うのですが、未来、将来に関することを、現時点で風評被害というのは、どうかと思わずにはいられないのです。

というのも、「ここは被害想定から5KMも離れているのに、キャンセルが出ています。こういった風評被害を払拭したい」
というような報道、見かけた、聞いたことありませんか?

人間が立てた予想や想定なんか、自然は構っちゃくれず、平気でそれを超えてくる。
という経験を、東日本大震災で、嫌ってほど経験したじゃありませんか?

今回のことに関したって、人間が勝手に「ここが危ない」と言っているだけで、その他の場所で災害が起こる可能は否定できない。
それを恐れるかどうかは個人の判断ですし、それまで風評被害と言うのは、どう考えてもおかしいと思うのは、私だけなんでしょうか?

コメント
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