スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

ユニバーサルスタジオジャパンのレビュー。

2011-12-28 | 外出、催し
国内すべてのテーマパークに言える事は、TDRが存在するという事でしょう。
もっとも、TDRがなかったら、現在のテーマパークというカテゴリーは、存在しなかったのですが。

ユニバーサルスタジオジャパン(以下USJ)も、その例には漏れません。
TDRが「10」とすると、USJは「8」か「9」ぐらいの評価になってしまう。
いや、これでも甘い方で、以前の半端ない時のTDRだったら、評価が「12」か「13」を軽く超えていたので、肉薄しすぎか?と思うほどです。
ま、「5」を超えるテーマパークが珍しいぐらいですので、行って損はない。とは思います。
特にTDRから遠い関西の方は、かなり好まれていると思います。

でも、なんだろうなあ? ほんの僅かに感じさせられる不親切感(造語?)は?
例えば、お土産買う時、お菓子の缶とか箱に、値段が書かれてない。
値段は、その積んである山にPOPで表記されているんだけど、山が大きいと、裏側(と言っても、その山は店内の中央にある)から商品を手に取ると、値段がさっぱりわからない。
表側に回って、やっと値段がわかるという事が何度か。
これは、お土産として渡す時、値段が書かれていると、ちょっと。という事で書かれてないのだと思いますけど、TDRのように簡単にはがせるシールで、用は足りると思うのですが、この辺は考え方の違いでしょうか?
ただ、それだけでなく、ガイドブック(コスト削減で使いにくいガイド”マップ”になったTDRよりは、こっちの方がずっと良い)のレストラン紹介や、グッズ紹介にも値段が書いてない。
例え一部のメニューでも、値段が書いてあれば、全体の目安がつくのに、それが判らないから、実際、店まで行って「うわっ高い!?」と驚いて、店をさまようことになる。
セコい? いやいや、逆に、コスト(値段)にうるさいと聞く関西の方が、よく、これで満足してるな。と。
もっとも、最初からWEBサイトとかで予習しておけばいいのでしょうが、予習してない方が悪い。とでも言ってるかのようなガイドブック、これは不親切と言っていいでしょう。

他にも、再入場が出来ないというのは、どうなんでしょう?
公式サイトでは、理由が正当なら再入場は可能らしいのですが(オフィシャルホテルにチェックインするとか)、原則はできないようです。
というかエントランス付近で、散々「再入場はできません」とアナウンスがされてるんですよね。
これはですねえ、JRの駅からエントランスすぐ前まで、「門前町」と言えるような、商業施設が並んでいるのが、遠因だと思いますよ。
その商業施設は、USJ園内の雰囲気そのままの作りで、それでいて、ちゃんとした市場原理が働くわけですから、料金も「ぼったくり」じゃないわけです。
普通に、マクドナルドやコンビニがありますから。
正直、園内の食事は高いですから、再入場の手続きとって、園外へ出て、食事をして戻ってくる。というゲストが続出すると思うんです。
それじゃ、園内のレストラン、ショップはやっていけませんので、再入園を禁止。という事にしたのでは?と思えてきます。
うがった見方と言われてもしょうがないですが。

あと、アトラクションで、建物の中に入ったと思ったら、実は外。という経験がやたら多いような気がします。
いや、ウエイティングエリアが外にあるのは一向に構わないのですが、わざわざ建物の中に入れたと思わせて、外に出させるのはどうかと思うのですが。
行ったこの日は、特別寒い日で、嫌に寒いなあと思ったら外だったので、よけいにそう思うのかもしれませんが、夏の暑いも、これじゃきついと思いますよ。

もっとも、施設そのものは、しっかりと作られていて、楽しいのですが、なんでしょうか? やはり、こう、なんだか、ちょっと突き放されているような感じがするんですよね。なんででしょうか?
コメント
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