読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

芭蕉紀行

2019年04月11日 17時52分48秒 | ■読む
嵐山光三郎著、新潮文庫刊 久しぶりに嵐山さんの著作を読みました。今回は、著者が長年親しんできた芭蕉の紀行作品に登場する地(「歌枕」と言うそうです)を辿り、紀行に込めた芭蕉の感覚と意図を探っています。私には不向きな分野で読み通すのに時間が掛かりましたが、平易で感覚に訴える表現で助かりました。昔、芭蕉が幕府の隠密として・・・、とか何とかという小説があると聞きましたが、弟子の曾良が幕府の隠密であったそう . . . 本文を読む
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