2012年に放送された韓国のテレビ時代劇です。
下記リンクによれば、同名小説を原作とした作品とのことで、李氏朝鮮時代の架空の物語だそうです。
聡明な少女が、兄の任官式に母と共に行きますが、ふとしたことから、王の跡取り(世士)と出会います。
二人共に一目惚れでしたが、間もなく世士の王妃として、重臣の娘を結婚相手にすることに決められました。
これを知った世士は、一目惚れをした相手が他の重臣の娘であることを知り、その決定を覆しますが・・・
陰謀渦巻く時代劇で、主人公の世士と少女を取り巻く様々な登場人物が関わり、二転三転、更に四転五転しつつ物語が進みます。
韓国の時代劇の王道を保持しながら、二人の悲恋と最後の幸せに至る過程は、なかなかに練られた構成で、原作小説の故なのでしょうか。
少年時代の主人公の二人を演じた子役が素晴らしく、大人になってからの俳優がやや役不足に見える程でした。
沢山の時代劇が作られており、新機軸を打ち出すことは困難と思いますが、本作は、恐らく優れた原作の貢献が大きいのではないでしょうか。
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○太陽を抱く月
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評価は4です。
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