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D-News(ニュース) Pretec・アップルMacmini・Edy&Suica

2005-07-31 06:55:19 | Dニュース

米Pretec-4GバイトのSDカード量産へ-
(2005/07/28 IT-media)

米Pretec Electronicsは7月27日、世界最大容量の4GバイトのSDカードをリリースした。このSDカードはSD 1.1仕様に準拠し、16ギガビットNANDをベースにしている。アクセス速度は世界最速の20Mバイト/秒だとPretecは発表文で述べている。
このSDカードは現在、1枚699ドルでサンプル出荷されており、8月に量産に入る予定。

【コメント】
モバイル系記憶媒体も大容量化が進み、一枚のチップでかなりの作業をカバー出来るようになってくる。
フラッシュメモリーもどの機種でも使える、統一規格の製品があればいいのに・・・

米アップル-Mac miniに無線LANやDVDスーパードライブ機種を追加-
(2005/07/27 CNET)

アップルコンピュータは26日、小型デスクトップPCの「Mac mini」シリーズを刷新したと発表した。メモリ容量を512Mバイトに増量したほか、無線LANとBluetoothを内蔵したモデルや、DVDの作成ができるSuperDriveを搭載したモデルを新たに投入する。
価格は1.25GHz PowerPC G4プロセッサを搭載した基本モデルが5万8800円、1.42GHzプロセッサを搭載し、無線LANに接続するAirMac ExtremeとBluetoothに対応したモデルが6万9800円、SuperDrive搭載モデルが8万1800円となっている。なお、AirMac ExtremeはIEEE 802.11gに対応する。
大きさはいずれも高さ約5cm、重さ約1.3kg。1基のFireWire 400ポートと2基のUSB 2.0ポートが付いており、iPodやデジタルカメラ、プリンタなどと接続できる。VGAをサポートするDVIインターフェイスが付いているため、様々なLCDまたはCRTディスプレイに接続できる。
ソフトウェアとしては、写真編集ソフトのiPhoto、動画編集ソフトのiMovie、DVD作成ソフトのiDVD、楽曲編集ソフトのGarageBand、楽曲管理ソフトのiTunesを含む統合ソフトウェアパッケージのiLife '05が付属する。OSはMac OS Xバージョン10.4のTigerが搭載されている。

【コメント】
デザイン性・話題性ではアップルが先端を行っているようで。
音楽・画像に特化したデザイン性の高い商品がこれからの若い世代にはウケていく・・・


NTTドコモとJR東日本-EdyとSuicaの読み取り機一本化を目指す?-
(2005/07/28 朝日新聞・日経エレクトロニクス)

非接触型IC内蔵の電子マネー機能つき携帯電話を「おサイフケータイ」として展開するNTTドコモと、電子マネー「Suica」を展開するJR東日本が、電子マネーごとに必要な読み取り機の一本化を目指す。Suicaを軸にして、Edyなど他の電子マネー事業者にシステム統合への参加を呼びかける。月内にもこの構想を発表する方針。
NTTドコモの「おサイフケータイ」は、Edyの利用が主軸で、来年1月からはSuicaも使えるようになる。ただ、各電子マネーの読み取り機の仕様が別々のため、1つの店ですべてのサービスに対応するには複数の読み取り機を設置する必要がある。
このため、NTTドコモやJR東日本は、複数のカード会社に加盟しても設置する端末が1つですむ現在のクレジットカードのようなサービスを目指す。もともと同じ非接触型IC「FeliCa」を使うなど共通性は高く、技術的には十分可能とみている。
現在の使用可能店は、Edy約2万店に対し、Suica約1000店。Edy陣営には読み取り機の共通化で利用者を奪われるという見方もあり、慎重な意見もある。

【コメント】
電子マネーの種類を気にせず、使用できるようになって欲しい。
これからどんどん進化していく、電子情報化に対して生産者の優位性で無く消費者の使い勝手のよさを重視した製品の開発が望まれる。


D-News(ニュース) トヨタ・バンダイ・NTTドコモ

2005-07-28 01:09:19 | Dニュース

トヨタ-欧州の環境規制にらみ新リッターカー開発へ-
(2005/07/22 日刊工業新聞)

トヨタ自動車は欧州の環境規制に対応するため、排気量1000ccクラスの新型コンパクトカーの開発に着手した。ダイムラークライスラーの「スマート」やBMWの「ミニ」の対抗車と位置付け、08年の発売を目指す。
ダイハツ工業が開発に加わる可能性もある。日本と欧州市場向けに年間7万台の生産を計画。デンソーなどグループの主要部品メーカーも開発に加わり新原価低減活動「VI活動」を適用、コスト競争力を追求する。
新コンパクトカーは4人乗り。国内ではダイハツと共同開発した「パッソ(ダイハツ名ブーン)」と同クラスだが、ボディーサイズはより小さくし、欧州市場をにらんだ個性的なデザインを目指す。生産はトヨタの高岡工場(愛知県豊田市)かダイハツの大分工場(大分県中津市)を検討している。
開発の背景には欧州における好調な販売と、今後強化される欧州環境規制への対応がある。

【コメント】
国内では400万円以上能高級車市場をターゲットにしている一方で、小型ハイブリッド市場へのフォローも忘れないトヨタ。
まだまだトヨタの快進撃は続いていい気そうな予感。

バンダイ-新「たまごっち」販売数が1000万個突破-
(2005/07/22 IT-media・産経新聞)
バンダイは21日、携帯型デジタルペット育成ゲーム「たまごっちプラス」シリーズの世界累計販売数が、7月末に1000万個を超える見込みだと発表した。
他のたまごっちと赤外線通信できる新型を昨年3月に発売した「かえってきた!たまごっちプラス」と、同11月に発売した「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」の累計出荷数が1000万個を突破しそうだという。このうち600万個が海外での売り上げ。昨年5月から欧州、アジア地域を皮切りに、44カ国・地域で英語版を販売してきた。
同社は人気の要因を、赤外線通信機能を活用したコミュニケーション機能にあると分析。小学生500人を対象にしたアンケート調査でも、友達と通信してゲームやおみやげ交換するのが一番楽しいとの結果が出たという。
同社は、友達とコミュニケーションできる楽しみが受けたと分析。7月23日には赤色の液晶画面による新シリーズを投入する。
初代たまごっちは1996年11月に発売。国内外で累計4000万個を販売し、偽物が出回るほどの大ブームになった一方、ブーム後期に過剰な在庫を抱えてバンダイの経営を圧迫した。たまごっち復活にあたり、同社は「CTO」(チーフたまごっちオフィサー)を設置。開発・販売戦略を統括。再びの大ヒットにつながった。

【コメント】
バンダイの次なるターゲットは何か、家族や友達みんなで遊べるボードゲームや野球版などの復刻版や新商品がメインとなるのか。
時代と共に生活スタイルは変わっても、子供たちの純粋な心は普遍では・・・

NTTコムとNTTドコモ-新たな非接触ICチップ搭載の携帯電話-
(2005/07/22 毎日新聞・日経エレクトロニクス)

NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなどは21日、NTTコムの非接触ICチップ「ELWISE(エルワイズ)」を搭載した携帯電話の実証実験を、愛知万博会場で29、30日に行うと発表した。実験結果が良好なら実用化する。NTTドコモはすでに、ソニーの非接触ICチップ「FeliCa」を内蔵し電子マネー機能を持つ「おサイフケータイ」を展開しており、2つの技術の使い分けが課題になりそうだ。
実験は、万博の長久手会場内の写真展で行う。ELWISE内蔵の「smartSDカード」を携帯電話に差し込んで来場者に貸し出す。携帯電話をかざして写真展の入場ゲートを通ったり、展示作品に端末をかざし作品の情報をダウンロードすることができる。
ELWISEは住民基本台帳カードなどで使われており、携帯電話に搭載する場合も、住基カードに関連する公共サービスや身分証の機能を中心にして、FeliCaとすみ分けしたい考え。
実験に際して用意した試作機は合計100台。携帯電話はパナソニック・モバイルコミュニケーションズ製の「FOMA P900i」をベースにしたもの。
smartSDカードは04年10月に松下電器産業が開発したもので、非接触ICカード機能の国際規格であるISO/IEC 14443 TypeBに対応している。同社はsmartSDカードを開発するにあたり、(1)業務用途、(2)携帯機器と連携したサービス、(3)家庭内のAV機器と連携したサービス、という3つのサービスの展開を想定していた。今回の実験は(2)に関するものである。

【コメント】
お財布携帯はこれからがいよいよ旬の製品。
色々な電子マネーやサービスをオールインワンで使える、みんなに優しい商品の開発がヒットの1条件のような気がします。

NTTドコモ-テレビ電話用のパソコン向けソフトウエアを無償提供-
(2005/07/26 日経エレクトロニクス)

NTTドコモは7月25日から,テレビ電話用のパソコン向けソフトウエア「ドコモテレビ電話ソフト 2005」のダウンロード提供を始めた(NTTドコモの専用ページ)。同ソフトウエアを使えば,「FOMA」とパソコンを使って,パソコンと携帯電話機間でテレビ電話ができる。性別など簡単なユーザー属性や端末の製造番号を入力する必要があるが,無償でダウンロードできる。
同社は,家庭,企業,教育など幅広い用途を想定している。家庭向けでは,家族間のコミュニケーションのほかに留守宅の遠隔監視にも使えるとし,企業などでは機器操作の遠隔指示やプレゼンテーション,教育向けでは著名人による講演や,遠隔授業などを想定している。
対応するOSは,米マイクロソフトの「Windows 2000 Professional」と「Windows XP Home/ Professional Edition」。ハードウエア仕様は,マイクロプロセッサについて動作周波数が500MHz以上の「Pentium III」あるいは600MHz動作以上の「Celeron」,メモリは128Mバイト以上。

【コメント】
IP電話・テレビ電話の一体化がいよいよ本格化?
益々広がるテレビ携帯の可能性。これからは携帯無では生活が不便な世の中になってきそう。
それと同時に、情報流出や犯罪の危険性も高まる!


D-News(ニュース) パイオニア(高画質プラズマ)・松下(新型デジカメ)・ソニー(PSP)

2005-07-28 01:06:18 | Dニュース

パイオニア-高画質の新型プラズマテレビ-
(2005/07/22 日経・日経エレクトロニクス)

パイオニアは21日、新型プラズマテレビ3機種を9月から順次発売すると発表した。画素を細かくしても効率的に発光させる新方式のパネルが特徴。高画質を売り物に最大手の松下電器産業を追撃、パネル外販でも攻勢をかけ、プラズマ事業の黒字回復を目指す。外販も含め今年度80万枚としていたパネル出荷計画は「100万枚近くに上ぶれする可能性がある」(伊藤周男社長)と見ている。
9月上旬から10月上旬にかけ、43型で2機種、50型で1機種を売り出す。画面の明るさを従来品より約2割、深い黒の表現力につながるコントラスト(明暗比)も4倍に高めるなど「業界で最高水準の画質」(パイオニア)に加え、省エネ性能も前面に打ち出す。定格消費電力は43型で293~308ワットと、他メーカーの45型液晶テレビをやや下回る水準に抑えた。
希望小売価格は56万8000円~74万8000円に設定。高付加価値型のプラズマテレビとして、松下などライバル製品に比べ「店頭で5~10%高く売れるようにしたい」としている。
新開発のプラズマパネルは、前面ガラス基板の最も内側の部分に「高純度クリスタル層」と呼ぶ薄膜を設けた。通常のプラズマパネルにおいて、前面ガラス基板の最も内側の部分に形成されているMgO(酸化マグネシウム)層の上に設けた薄膜である。高純度クリスタル層の材質や機能など詳細については明らさないものの「電子および紫外光を放出する酸化物の薄膜層」(パイオニアの佐藤氏)という。この層を設けたことで、次の3点の特徴が生まれるとする。(1)発光効率の向上、(2)黒輝度の低減によるコントラスト比の向上、(3)片側駆動の実現。
パイオニアは、1920×1080画素表示のいわゆる「フルHD」対応のプラズマパネルの試作品を05年10月に開催される「CEATEC JAPAN 2005」で披露する予定である。06年のサッカーのワールド・カップに間に合う時期に発売するという。

【コメント】
高画質低価格の薄型TVがワールドカップを見据えて、続々登場して来る。
20011年の完全デジタル放送化をにらんで、ユーザーはどのテレビを買えばよいのか慎重な選択が迫られる。

松下電器-新型デジカメ3機種発売へ-
(2005/07/22 日経・BCN)

松下電器産業は21日、手ブレ補正機能を搭載したコンパクト型などデジタルカメラ「LUMIX」3機種を8月26日に発売すると発表した。国内市場の約7割を占めるコンパクト型を中心に品ぞろえを広げ、今年度の出荷を前年度比倍増の400万台、06年度の世界シェア10%達成を目指す。
コンパクト型の「FX9」は手ブレ補正機能で販売が好調な「FX8」の上位機種。有効画素数を100万多い600万画素とし、より高精細なモニター画面を採用した。店頭での想定価格はFX8より5000円ほど高い5万円前後。600万画素CCD、2.5型液晶、24.2mmの薄いきょう体などが特徴。コンパクトカメラとしてニーズが高まっている「高画質」「大画面液晶」「薄型コンパクト」を実現したモデル。
16対9のワイド写真を高画質で撮影できる新タイプの商品「LX1」は、薄型テレビのワイド画面いっぱいに画像を表示できる。有効画素数840万画素の専用CCDを開発し、広角28ミリレンズと組み合わせた。店頭想定価格は6万3000円前後。CCDそのものに16対9のワイドタイプを新採用し、ハイビジョンと同比率の画面を実現した。従来の4対3のデジカメでは弱かったワイド領域の画角をカバーする。
高倍率ズームを搭載したマニア向け機種の後継機「FZ30」も発売する。800万画素CCDの採用に加え、EX光学ズームで最大19倍の望遠撮影が可能。
松下は、06年度に世界シェアの10%に相当する800万台の出荷を目指す。

【コメント】
ライカ社とタイアップしたメリットはハッキリとは出ていない。
高品質を売りにした製品がどれだけ市場で受入られるかが勝負となりそう。

ソニー-PSPをネット接続可能に-
(2005/07/22 毎日新聞・日経エレクトロニクス)
ソニーコンピュータエンタテインメントは21日、携帯型ゲーム機のプレイステーションポータブル(PSP)を、無線LAN機能を使ってインターネット接続ができるようにすると発表した。27日から同社が無償配布する新しいOS(基本ソフト)をPSPに導入すれば、専用ブラウザー(閲覧ソフト)でホームページを見たり、動画を取り込んで見ることが可能になる。
新たなOSの導入で、外出先でも公衆無線LANを使えばインターネットに接続できる。ソニー系の接続業者「ソネット」が開設する専用ホームページから、最新の映画やドラマのダイジェスト版、音楽などをダウンロードして見ることができるようになる。
PSPは7月までに507万台(日本233万台、北米274万台)を出荷するなど、特に北米での好調ぶりをアピールした。欧州でも9月に発売するほか、国内では白色のPSPを9月15日に発売し、普及の拡大を狙う。
また、PS3では「次世代機は性能が高すぎて何をどう作って良いかわからない」との開発者の声を受け、開発ツールやミドルウェアの説明に多くの時間を割いているという。

【コメント】
ポータブル機器はTOTALモバイルとしてこれからも激しい変化が続きそう。
全てのモバイルのボーダーレス化が加速してくる?


D-News(ニュース) 次期Windows・シャープ・BenQ・中部電力&日立

2005-07-25 16:03:38 | Dニュース

米Microsoft、次期Windowsの名称は「Windows Vista」
(2005/07/23 IT-media・日経・産経新聞)

米Microsoftは7月22日(米国時間)、開発コードネーム「Longhorn」で呼ばれてきた次期Windowsの正式名称が「Windows Vista」であることを明らかにした。同OSは2006年に正式リリースされる予定。
Vistaは、英語の「view」に当たるイタリア語が語源。美しい景色やパノラマ的眺望、両側に並木などがある細長い景色を意味し、転じて「未来への展望」といった意味もある。
Vistaは、.NETベースの新しいプログラミングインタフェースであるWinFXを備えるほか,画面描画機能のAvalon(開発コード名),通信機能のIndigo(同)など数々の新機能を搭載する。ユーザーが著者や分野などを条件に指定してハードディスク上のファイルを検索する機能などによりユーザーインタフェースも強化する。
Vistaは1995年に発売しパソコンやインターネットブームの引き金となった「Windows 95」以来の大改訂版で、同社の収益の柱となる見込み。

【コメント】
いよいよ次期Windowsが来年発売!
宣伝通りWindows95をしのぐ爆発的人気となるのか?オープンソースOSとの競り合いの行方は・・・

シャープ、液晶パネルを1割増産へ
(2005/07/25 日経)

シャープは中・大型の液晶テレビ用パネルを増産する。亀山第1工場(三重県亀山市)の設備を改良し、今秋までに大型ガラス基板の投入枚数を1割拡大。年間で約50万台分(32型パネル換算)の能力を増やす。液晶テレビ市場は急拡大しているが、韓国・台湾勢を含め本格増産には時間がかかる見通し。
シャープは既存設備を活用し、年末商戦向けなど当面の供給力を底上げする。
亀山第1工場では第6世代と呼ばれるガラス基板(1.5×1.8メートル)を月4万5000枚使い、主に26型から65型までのパネルを生産している。今回の増産では大規模な新規投資をせず、露光装置や検査装置など既存設備の効率を高め、月5万枚に投入枚数を増やす。
現在、液晶テレビで最も売れ筋の32型換算で年432万台分の生産能力は、増産後に年480万台分程度となる。
シャープは05年度の液晶テレビの世界需要を1500万台と、前年比で1.8倍になると予測。特に国内は高画質なハイビジョン放送の普及が追い風となり、液晶テレビの販売台数がブラウン管テレビを初めて上回る見通し。
現在、同社は亀山第1工場の隣接地に世界初の第8世代ガラス基板(2.16×2.4メートル)を使う亀山第2工場を建設中だが、稼働予定は06年10月。当面の供給増には第1工場のフル活用が得策と判断した。今秋以降の市場環境を見ながら、新たな製造装置の導入など第1工場への追加投資も検討する。

【コメント】
2006年ワールドカップを見据えて各社増産体制を強化!
次世代TVを制すのはどのメーカーのどのセットになるのか・・・

台湾BenQ、3G携帯電話を量産へ
(2005/07/22 日経エレクトロニクス)

これまで,日本メーカーが世界に先駆けて製品を投入してきた第3世代携帯電話(3G)端末。しかしその先行者利益は,今後も維持できるかどうか微妙な情勢。韓国メーカーや欧米メーカーの追い上げに加え,台湾メーカーも3G端末の量産出荷を始めた。
台湾のBenQは,台湾で自社開発したWCDMA/GSMのデュアルモード端末「S80」を発売した。折りたたみ型のきょう体を採用しながら,容積が97cm3と「3G端末としては世界最小」であることを特徴とする。台湾の通信事業者である台湾電信向けに出荷する。
容量840mAhのLiイオン2次電池を内蔵する。連続待ち受け時間は250時間,連続通話時間は1.5時間~3時間。通信可能な周波数帯は3種類で,900MHz/1.8GHz帯のGSM,2.1GHz帯のWCDMAに対応する。
メインのディスプレイは,2インチ型で26万色表示のTFT液晶パネルを用いた。このほか,130万画素と10万画素のカメラモジュール2個,MP3/AACフォーマットの音楽再生回路,miniSDカード対応スロットなどを備える。重さは110g。
同社は05年9月30日付で独Siemens AGの携帯電話機部門を買収し,3G端末を含むSiemensブランドの携帯電話機の製造・販売を継承する予定である。これに先駆け自社開発の3G端末を発表することで,台湾メーカーの技術開発力の高さをアピールする。

【コメント】
携帯電話も各社次期シェアを広げるために、様々な機能・性能UPで候性を書ける!
これからの携帯事情にも目が離せない・・・

中部電力と日立、「オール電化ITマンション」向けサービス事業で協業
(2005/07/22 日経BT)

中部電力と日立製作所は21日、「オール電化IT対応型マンションシステム」サービス事業で提携したと発表した。マンション向けのオール電化システムやセキュリティシステムを中部電力のエリアを対象に提供するほか、省エネ確認サービスなどさまざま開発を共同で進めていく。
オール電化IT対応型マンションシステムは、IHクッキングヒーターなど中部電力の「オール電化」と、日立のITマンションシステム「net@ITEM」(ネット・アット・アイテム)を組み合わせたシステム。net@ITEMは、家電製品の遠隔電源操作や、異常時のメール通知ができるシステムで、各戸のホームサーバーをマンション共用部のマンションコントローラーで操作する
サービス内容は、(1)玄関やエレベーターなどでのICカードによる個人認証(2)来客の行き先階限定などエレベーター運行サービス(3)光ファイバーによるインターネット常時接続環境(4)マンション入居者専用ホームページによる情報提供サービス(5)集合玄関解錠、セキュリティ設定など携帯電話サービス(6)システムの24時間故障監視および緊急対応サービス・・・など。
最小の基本構成で、1住戸につき月額2000円程度からを予定している。両社は、マンションデベロッパーに提案し、2006年度末までに累計1000戸の導入を目指す。

【コメント】
これからの住宅はオール電化が主流となる?
環境破壊の観点からCO2削減には、より効率のよい物が必要不可欠となってくる。


D-News(ニュース) Apple-iPod・日立・富士重工業・松下電器

2005-07-22 09:02:29 | Dニュース

米Apple-iPod(音楽)の次ぎはビデオiPod(映像)?-
(2005/07/20 WSJ)

Appleは最近、同社のiTunes Music Store(iTMS)で販売するための音楽ビデオのライセンス契約をめぐり、主要なレコード会社と話し合いを行った。一連の交渉について説明を受けた、メディア業界の一部の情報筋が明らかにした。こうした交渉は、Appleの大ヒット作iPodのビデオ対応版の登場に向けたプレリュードとなるのかもしれない。ビデオを再生できるiPodはその登場が広く待望されているが、Appleはエンターテインメント業界の一部の幹部に対し、9月までにビデオiPodを発表する可能性を明らかにしている。
Appleの広報担当者ナタリー・ケリス氏は、同社の計画に関する「うわさや憶測」にはコメントできないとしている。
Appleにとってビデオ分野への参入は、デジタル音楽分野における大成功をより広範なエンターテインメント市場に拡大するための大きな賭けとなる。こうした取り組みが成功すれば、メディア各社にとっても新たに大きな収入源をもたらすことになる。メディア各社は最近、一部には、映画やTV番組などオンラインで取引されている各種の海賊版プログラムの増加に歯止めをかけるべく、ビデオコンテンツをインターネットで配布する取り組みを強化している。
既にiPodには音楽愛好家のユーザーが付いていることからすれば、音楽ビデオの販売という点にも意味がある。Appleは最近、一部のアルバムについてだけだが、同社サイトでアルバムを丸ごと購入したiTMSユーザーに対し、音楽ビデオをバンドルするサービスを開始している。例えば、ホワイトストライプスの最新アルバムを9ドル99セントで購入したユーザーには、同デュオの「ブルーオーキッド」という楽曲の音楽ビデオが提供され、ユーザーはそれをコンピュータにダウンロードできるようになっている。
こうした取り組みをベースに、Appleは4つの主要レコード会社にアプローチした。メディア業界の関係者によれば、同社はWarner Music Group、EMI Group、Vivendi Universal傘下のUniversal Music Group、およびSony BMG(ソニーと独Bertelsmannの共同事業)に、iTMSを介した音楽ビデオ販売のためのライセンス契約を持ち掛けている。音楽ビデオは早ければ9月に、1本に付き1ドル99セントで販売が開始される見通し。音楽ビデオと楽曲を同時に購入する際には、割引も提供されるもようだ。
最近、世界的な音楽会社はYahoo!やTime Warner傘下のAOLなどのオンラインサービスと提携し、インターネット経由の音楽ビデオの放送から収益を上げている。
メディア業界のある幹部によれば、AppleはTV番組制作部門を持つメディア企業数社にも、番組のライセンス契約を持ち掛けている。ただし、インターネットを介してTV番組を販売する権利の確保は非常に複雑であるため、そのほかのタイプのビデオ販売よりも交渉には時間がかかることになりそうだ。
Appleがビデオ販売サービスの構築に成功すれば、同社はそうしたコンテンツを再生できる携帯ハードウェアデバイスを提供することになるとアナリストは予想している。ちょうど、収益性の高いiPodの販売を促進するために、それ自体ではほとんど収益性のないiTunes Music Storeを利用したのとまったく同じ作戦。
誕生から3年になるiPodラインはAppleを復興へと導き、直近の四半期には、同社の総売上高35億2000万ドルのうち約3分の1に当たる11億ドルをiPodが占めている。
Appleの今後の計画の鍵となりそうな動きとして、Appleは最近、Broadcomの子会社のチップのライセンスを取得している。この件に詳しい人物によれば、このチップは携帯デバイスでのビデオ表示に使われる可能性がある。ただし、このチップはより高度なグラフィック表示に用いられる可能性もあるという。
iPodにビデオ機能を追加することで、Appleは同デバイスの人気を維持できる。iPodは、ハードディスクをベースとした音楽プレーヤーの市場で90%以上のシェアを誇っている。1つ脅威となるのは、携帯電話の存在。携帯電話メーカー各社は最近、音楽やビデオのダウンロードなど、ますます高度なエンターテインメント機能をデバイスに追加するようになっている。例えば、Verizon Communicationsは最近、一部のモバイルビデオサービスに有料の音楽クリップを追加している。

【コメント】
インターネットによる画像配信がいよいよ本格的になってくる。
これにより、TVのあり方も映画等は大画面ドルビーサラウンド、情報バラエティーはモバイル形態といった具合にシーンに応じた楽しみ方が主流となってくるのではないか。

日立-無線通信と2次電池を搭載したモノクロ電子ペーパー-
(2005/07/21 日経エレクトロニクス)

日立製作所は,20日~21日に東京国際フォーラムで開催中の「HITACHI uVALUE コンベンション2005」で,無線通信機能と2次電池を搭載した13.1インチ型のモノクロ電子ペーパーを展示した。「電子ペーパーとして13.1インチ型は世界最大になる」(説明員)という。公共施設の掲示板などに向けて,液晶パネルよりも安い価格で06年4月頃に発売する予定である。
電子ペーパーはトナーを使った電気泳動式で,精細度は100dpi。パネル自体は他社から調達しており,日立製作所はパネルの裏側にIEEE 802.11b対応の無線LANチップやLiイオン2次電池を搭載して製品に仕上げた。2次電池などを含めた電子ペーパーの厚さは1cm程度。
無線LANを使ってサーバなどから表示内容をダウンロードできる。表示内容を変更する頻度にもよるが,内蔵する2次電池で数カ月程度利用できるとする。会場では,携帯電話機からサーバを経由して表示内容を変更するデモンストレーションを行った。変更時は電子ペーパーの全面が一旦黒くなり,すべてを表示するまでに10秒程度かかっていた。

【コメント】
広告用ディスプレイの分野も日々進化で、費用対効果の一番大きなハードが最終的に勝ち残るのか。
総合病院での呼出、薬の受け渡し番号の表示等では効果がありそう。

富士重工業-ハイブリッド車向け新型蓄電技術-
(2005/07/21 日経エレクトロニクス)

富士重工業は,ハイブリッド車への利用に向けて開発中の新型の蓄電技術について明らかにした。同社が「ハイブリッド・キャパシター」と呼ぶ蓄電素子で,Liイオン2次電池と電気2重層キャパシタの両方の特徴を兼ね備える。瞬間的な電流出力を電気2重層キャパシタと同等レベルに高めながら,体積当たりのエネルギー密度を従来の電気2重層キャパシタの2倍~3倍となる27Wh/lまで高めた。実用化時期などは明らかにしていないが,「基礎検討は終了した」(同社)としており,既に同社の自動車に搭載してハイブリッド車向け駆動源としての特性評価を始めているという。
富士重工業の担当者が7月11日から米カリフォルニア州サンディエゴで開催された「Advanced CapacitorWorld Summit 2005」において発表したもの。正極には従来の電気2重層と同様の活性炭を利用し,負極にはカネボウと共同開発したポリアセン系材料を,そして電解液にはプロピレンカーボネート系溶媒とLi塩を用いる。負極のポリアセン系材料の内部に,Liイオンを出入り(いわゆるインターカレーション)させることで,電気2重層による効果とLiイオンの酸化還元による効果を得る。放電電圧はプラス3.8V程度と高く設定できた。これによってエネルギー密度を高めているという。
これまでに電気容量が約2000Fの平板型セルを試作している。エネルギー密度が重さ当たりで16Wh/kg,体積当たりで27Wh/lあるという。充放電サイクル寿命に関しては,室温でのパルス電流において最大10万回まであることを確認した。「実際にはさらに数倍のサイクル寿命がありそうだ」(富士重工業の担当者)。ただし低温時の特性などには課題も残るとしており,今後さらに材料特性の改善などに取り組んでいくとしている。

【コメント】
キャパシターでは、ナノゲートキャパシターなどが有名だがまだまだ開発途上。
これから益々技術開発が進み、性能価格とも安定していくと思われる。
ハイブリッドカーも価格が下がり、世の主流となる日もそう遠くはなさそう。

松下電器-ロシアに通信機器の開発拠点開設-
(2005/07/21 フジサンケイビジネス)

松下電器産業は20日、ロシア・シベリアに、通信機器の開発拠点を開設したことを明らかにした。現地の政府系研究機関などと連携し、現地仕様の製品開発を進める。将来的には生産拠点設立も視野に入れている。
新拠点「パナソニックCIS(独立国家共同体)・テクニカル・リサーチセンター・トムスクオフィス」は、シベリアの中心都市、トムスク(人口約50万人)にあるロシア科学技術アカデミー・トムスク支部内に1日、開設した。当初人員は3人だが、トムスク工科大、トムスク州立大などの優秀な技術者を確保し、順次人員を増強する。
当面は、オフィスビル内に設置するPBX(構内交換機)や、インターネット技術を使って映像を送受信するIPカメラ用ソフトなどの開発を進める。同時に、すでにロシア市場に投入している携帯電話機など、個人向けや企業向け通信機器の市場調査も行う方針。
同社は、ロシアを北米、中国に次ぐ大市場と位置づけ、04年10月に販売会社「パナソニックロシア」をモスクワに設立。これに合わせ、ロシアでの洗濯機などの白物家電の市場調査や販売計画策定を担う「パナソニックCIS・テクニカル・リサーチセンター」を開設し、現地の消費者の声を製品づくりに反映させる「現地仕様・現地生産」を推進している。
ロシアでは、通信、AV機器の需要が拡大、NECやソニー、東芝などが進出を加速している。

【コメント】
各企業とも中国の次はロシアへの進出を目論んでいるよう。
国内の製造業は、多少良くなってきたものの業種によるバラツキが大きい。
2007年以降団塊の世代の方々が定年退職されてしまったら日本経済はどうなるのか・・・


D-News(ニュース) ソニー&コニカミノルタ・日立・民放各社・日本無線

2005-07-20 13:20:56 | Dニュース

ソニーとコニカミノルタ-デジタル一眼レフを共同開発へ-
(2005/07/20 日経・毎日新聞・朝日新聞)

ソニーとコニカミノルタフォトイメージングは19日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラを共同開発することで合意したと発表した。来年夏をめどに新製品を開発し、それぞれのブランドで販売する。ソニーはデジタルカメラ市場で一眼レフの需要が今後拡大すると判断。コンパクト製品に加え、一眼レフでもデジカメ市場を開拓する。
ソニーはコニカミノルタにデジカメの基幹部品である画像センサーのCCDを一部供給している。レンズ交換式のデジタル一眼レフはレンズとカメラ本体を接続する規格が各社によって異なるが、コニカミノルタの規格をもとに製品開発を進める。
新製品はコニカミノルタがこれまで販売した約1600万本の交換レンズを使えるタイプ。ソニーは事実上、コニカミノルタが抱える一眼レフのユーザーを取り込むことになる。大手電機メーカーで一眼レフ市場に参入するのは松下電器産業に続き2社目。
デジカメの価格下落は、コンパクト型では激しいが、一眼レフでは緩やか。また、一眼レフ型の05年度販度販売台数は全世界で前年度比45%増の360万台(カメラ映像機器工業会の予測)と大きな成長が見込まれている。ところが、キヤノンとニコンの2社で世界シェアの約9割を占め、昨年11月に参入したコニカミノルタは大きく出遅れている。

【コメント】
一眼レフカメラもデジタル化が進んでくるのか。
私はEOS-5を使っていますが、フィルムには色々なバリエーションがありシーンに応じて使い分けや表現力では、まだまだデジタルには負けないような気がします。

日立-文字情報表示の鏡面ディスプレー-
(2005/07/20 日経・フジサンケイビジネス)

日立製作所は鏡面にテレビなどの映像や文字情報を表示する業務用のミラー型ディスプレーを開発した。
9月30日から販売する。センサーなどを組み合わせ、近付いた人や商品に対応した表示システムを構築できる。日立はこれを機に業務用ディスプレー事業を強化し、2010年に400億円とみられる同市場で20%のシェアを目指す。
開発した「ミラグラフィー」は、高さ1775ミリメートル、幅600ミリメートル、奥行き430ミリメートルの本体前面にハーフミラーを設置。価格は基本仕様で1台174万円。
ミラー型ディスプレーは、前面が拡散フィルムを張り付けたハーフミラーになっており、裏側からプロジェクターの光を投射して映像を表示する仕組み。25型の映像が浮かび上がらせる。
来店客に画面で対応したり、試着室で商品タグを近付けると、商品情報を表示したり試着姿を写真に撮るなど独自機能も付加できる。都市開発システムグループが受注し、2005年度は800台の販売を目指す。
公共の場や施設などで案内表示や広告などを映す業務用ディスプレーは現在、プラズマパネルが主流。
一方、シャープも見る方向で流れる映像が異なる特殊液晶で業務用事業を強化している。

【コメント】
価格が安くなれば、デジタルディスプレーは更に浸透していきそう。
ICタグ/ディスプレー/電子マネーetc 商品を立体的に表現できて触った感覚が伝わるようなハードもそのうちでてくるかも。

国内民放各社-番組のネット配信に相次ぎ参入-
(2005/07/20 日経)

民放各社が相次いで番組のインターネット配信事業に乗り出す。日本テレビ放送網は19日、バラエティー番組などのパソコン向け配信を10月に始めると正式発表。TBSは年内にも音楽番組などのネット配信を始める。フジテレビジョンとライブドアの攻防を契機に、民放各社はネット企業の攻勢に危機感を強め、「放送と通信の融合」に自ら取り組み始めた。
TBSはパソコンとケーブルテレビ(CATV)向けに動画配信する準備を始めた。ネット接続事業者やCATV会社などと提携し、CS放送した音楽番組やドラマなどで出演者らの同意を得た番組をネットで流す。年内は数十本を試験的に配信し、来年から本格展開する方針。ビデオレンタル店大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との連携も視野に入れる。両社はDVD事業で共同出資会社を設立する。出資比率はTBSが51%、CCCが49%。当面はTBS番組のDVD化を進め、将来は番組のネット配信も検討するとみられる。
日本テレビは10月に会員制ホームページ「第2日本テレビ」を開く。開始時は過去のバラエティー番組を中心とするが、ネット配信専用の新番組も用意。プロ野球の巨人戦の配信も検討する。一年以内に会員数百万人以上を目指す。
動画ネット配信事業はソフトバンクグループやUSENなどのネット企業が先行しているが、番組内容はスポーツや映画が多く、テレビ番組はきわめて少ない。ライブドアがフジ買収に動いたのも、テレビ番組の確保が狙いだった。

【コメント】
ネット配信が本格化すれば、テレビ番組をビデオに録画しなくても見たいときにネットで見れるようになる。
家庭用録画機のあり方も変化してきそうな予感。
見損ねた番組も、これからは大丈夫!みんなの話題に乗り遅れる事が無くなるような・・・

日本無線-3機種7000台のETCに不具合・無償交換へ-
(2005/07/19 毎日新聞)

日本無線は19日、同社製のETC(自動料金収受システム)車載器3機種のソフトに不具合があり、首都高速道路の料金割引が適用されないケースがあったと発表した。03年3月~05年7月までに販売した約7000台を無償交換する。交換費用は約2億円。
交換対象は「JRM」シリーズの10(TRIGGER X)、60、60Aの3機種。首都高速の一部出口から発信される信号を読み取れず、特定区間割引を受けられないケースがある。

【コメント】
ETCは便利が良いので、使いたいのだが現在はハイウェイカードで辛抱中・・・
出口の扉が開かないなどの事故に繋がるような不具合が発生しない事を切に願っております。


D-News(ニュース) オプトレックス・ビクター・NEC

2005-07-20 12:25:48 | Dニュース

オプトレックス-携帯でも動画が鮮明な液晶パネル新技術開発-
(2005/07/15 日経産業新聞)

旭硝子系薄型パネルメーカーのオプトレックスは、携帯電話で動画をきれいに映せる液晶パネル技術を開発した。電圧を一時的に強くかけて応答速度を高める機能を携帯電話用パネルに業界で初めて採用し、動画の表示性能を高めた。色再現範囲も向上した。9月をメドに月20万~30万枚の生産を目指す。
開発したのは2.2インチのアモルファスシリコンTFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル。解像度は240×320ドットで約26万色表示。

【コメント】
携帯電話の用途向上に弾みがつく?
プロジェクターのように画面の上に拡大パネルを装着すると大きく見れたりするようになるかも。

日本ビクター-30GBのHDD内蔵ビデオカメラ-
(2005/07/15 フジサンケイビジネス・日経・朝日新聞・日刊工業新聞)
日本ビクターは14日、ハードディスク駆動装置(HDD)に記録するビデオカメラ「エブリオ(Everio)シリーズ」に、容量20~30GBの内蔵型HDDを採用したタイプを3機種追加、8月上旬から順次発売すると発表した。
HDDビデオカメラを商品化しているのは日本ビクターだけ。これまでは着脱式HDDのタイプで、容量も標準で4GBだった。今回、最大で30GBタイプをラインアップして容量で7倍超とし、家族の記念撮影などのファミリー市場を狙う。DVDと同等の最高画質で7時間10分まで録画できるという。同社はHDD内蔵タイプはめて。
ビデオカメラ本体重量は約320~390グラム、全長109ミリ。搭載しているのは1.8型インチHDDで、動画・静止画の両方の撮影に対応する。HDDは日立グローバルストレージテクノロジーズから調達する。
HDD容量30GBで撮影用CCDカメラが212万画素の「GZ-MG70」は、実勢価格が15万円。同容量30GBで同133万画素の「GZ-MG50」は13万円、同20GBギで同133万画素の「GZ-MG40」は11万円。国内で新製品の3機種合計で月産目標が1万2000台。
日本ビクターのEverioシリーズは、今回の新製品を加えて6機種のラインアップ。昨年度は8万台の世界出荷だったが、「今年度は全世界で7倍超の60万台を予定」(中沢隆平・理事AV&マルチメディアカンパニーカムコーダーカテゴリー長)としている。07年度には300万台を拡販する計画。
同社の見通しでは、ビデオカメラの世界市場(台数)で、04年度はHDDやDVDを記録媒体とする新機種が占める割合は10%。これが07年度には45%に達するとしている。

【コメント】
HDD・DVDとビデオカメラも進化を遂げる。
HDDの寿命はどのくらいあるのだろうか。また振動や衝撃にはどれくらい耐えられるのだろうか?

NEC-高速走行車両からブロードバンド通信できるモバイルルータ-
(2005/07/19 BCN)

NECは、無線LANや3G携帯電話網を利用して、車や列車など高速で走行する車両からのブロードバンド通信を可能にするモバイルルータ「Litebird」(評価機)を開発した。これにより、高速走行中の乗り物でも途切れない、ユビキタスな次世代ネットワーク環境を実現可能となる。
サイズを小型化することで車両への搭載を容易にした。また、MobileIP技術を利用して無線LANと3Gという異なるメディア間でも通信が途切れないシームレスなローミングを実現したことで、より広範なエリアでネットワークを適用できるようにした。通信速度に関しては、独自の高速IPハンドオーバー技術を用いた無線LAN連続通信(802.11b)の実証を行い、時速200km走行時に6Mbps以上の通信を達成している。
今後は、ITS(高度道路交通システム)分野で車同士が直接通信を行う「車々間通信」など、通信インフラが整備されていない場所でのテストも行い、同製品を用いて構築したソリューション事例の実証実験を進める。将来的には、ITSや鉄道向け安全運行業務の支援、救急車など特殊な用途の車とデータセンターとのリアルタイムな画像・音声通信、乗客への情報配信サービスやインターネット接続など、さまざまなソリューションの実現に向け、今後も研究開発を強化する。

【コメント】
マイカー内でのインターネットや、道路情報をリアルに交換できる情報局など用途は多様。
この分野におけるポテンシャルは高そう。


D-News(ニュース) KDDI(au)・日立製作所・富士通・ソニー

2005-07-15 18:41:20 | Dニュース

KDDI-携帯端末に「au ICカード」搭載・GSM機に早や代わり-
(2005/07/14 IT-media)

KDDIはauブランドのWIN端末に、順次UIMカードの「au ICカード」を搭載すると発表した。au商品企画本部モバイルサービス部インタフェイスグループの阪東謙一次長がサービスの詳細や仕様についての説明を行った。
au ICカードのEEPROMメモリ容量は128Kバイト、アドレス帳情報などの書き込みには対応していない。カードスロットは、WIN端末のバッテリーカバーを開けた充電池付近に装備される。
au ICカードは、着脱可能なUIMカード。対応端末間でカードを差し替えることができ、1回線の契約で利用目的に応じた複数端末を使い分けることが可能になる。「好みや気分で端末を使い分けられる」(阪東氏)最初の対応端末となるのは、おサイフケータイとして9月に登場する「W32S」と「W32H」。今後発売予定のWIN端末に順次装備する計画で、「過渡期には新端末でも対応端末と非対応端末が混在するが、最終的にはすべてのWIN端末に搭載する」という。
au ICカードには電話番号情報に加え、2つの機能を搭載。複数端末の利用以外のニーズにも対応する。
1つはGSMネットワークへの接続情報。au ICカードを海外のGSM端末に挿すことで、同一番号のままGSM圏約160カ国での音声通話が可能になり、これまでau端末が苦手としていたエリアをカバーすることができる。このプラスチックローミングと呼ばれるサービスを、KDDIは「GLOBAL EXPERT」というサービス名で展開。CDMA圏に強い従来の国際電話サービス「GLOBAL PASSPORT」と合わせて提供することで、海外のカバーエリアを強化するのが狙い。
「NTTドコモやボーダフォンがカバーしていないサウジアラビアやカメルーン、アフガニスタンで使える」。ただし、この国際ローミングで可能なのは音声通話のみとなり、現状ではSMSやパケット通信の対応予定はないという。
特別な申し込み手続きや日額・月額基本利用料は不要。海外での通話料金は、国内の利用料金と合算して支払う仕組み。対応端末については、「基本的にはどのGSM端末にもささる」としているが、ノキアと共同で検証を行ったことから「NOKIA 3120」を推奨している。
2つ目は、PKIを利用した電子認証機能。ICカードにKDDIが発行する電子証明書(au証明書)を保存でき、サーバ/クライアント双方向のSSL認証が可能になる。よりセキュアな環境かでインターネットアクセスが行えるのに加え「認証に必要だったIDやパスワードの代わりに証明書を使える」ため、アクセスもスムーズに行える。KDDIはこのサービスを「Security Pass」というサービス名で提供する。
もう1つの特徴は、KDDIが発行するau証明書のほかに各企業やサービス事業者が独自に発行する電子証明書を3つまでau ICカードに保存できる点。ベリサインが提供する「マネージドPKI for Mobile」により実現した機能で、より高いセキュリティレベルが求められる業態にも対応する手段を用意した。
利用シーンは、リモートアクセスによる企業内イントラネットへのセキュアなアクセス、モバイルコマースやオンラインショッピング利用時のユーザー認証などを想定している。
KDDIはこれまで携帯電話上でのICチップ利用について、ICカード上にFeliCaチップやクレジットカード情報を搭載する実験を行っている。au ICカードサービス開始当初にはこうした機能は実装されないが、今後のサービス拡張の中で検討するとしている。

【コメント】
携帯端末も、続々と色々な機能を備えて出てきて、ユーザーにとっては自分のライフスタイルに合った商品を選択するのが重要。
益々進化するデジタル化の波に乗り遅れないようにしなくては・・・

日立製作所-世界初のDVDマルチドライブ搭載ビデオカメラ-
(2005/07/14 日経エレクトロニクス)

日立製作所は、DVD-RAM/-Rの記録再生に加えて,DVD-RWの記録再生にも対応するDVDマルチドライブを搭載したビデオカメラ「DZ-GX25M」を8月上旬に発売する。DVDマルチドライブを搭載する民生用ビデオカメラは世界で初めてという。
DVD-RWに対応したのは,「撮影した動画の再生環境を考慮してのこと」(同社広報)。日立製作所の調べによれば,05年6月時点でDVDレコーダの国内市場は,約50%がDVD-RAMまたはDVDマルチ方式で約50%がDVD-RW方式だという。
基本性能は前機種「DZ-GX20」と同等である。前機種と同様に,約212万画素のCCD型固体撮像素子,光学10倍(電子ズームと併用すれば最大240倍)のズームレンズ,2.5インチ型のTFT液晶パネルを搭載。
価格はオープンだが,前機種に対して約1万円の上乗せとなる13万円程度になる見込み。当初の量産規模は7000台/月。

【コメント】
ビデオカメラもDVDが主流となってくるのか?
テープ走行は安定性があり、DVDより良い点も多いに思えるのだが使い勝手と利便性で言うと一般消費者にはハイスペックより、長く使えて壊れにくい商品が受け入れられる。まさにINNOVATIONのDILEMMAだ!!

富士通-カラー電子ペーパー・電源切っても表示維持-
(2005/07/14 IT-media・毎日新聞・朝日新聞・読売新聞)

富士通グループ3社が13日に発表した、液晶技術を使った世界初の曲がるカラー電子ペーパー試作品が「富士通フォーラム2005(東京国際フォーラム)」で展示されている。試作品は512色表示だが、近いうちにフルカラー表示も可能になりそうという。高画素化も容易で、説明員は「カラーの電子ペーパーはこれしか生き残らないだろう」と自信を見せた。
新開発の電子ペーパーは、電源を切っても表示を維持できる「コレステリック液晶」の技術を活用した。赤、青、緑のフィルムを2枚ずつ重ね合わせ、間に液晶を挟み込んで積層する。自発色なため偏光板やカラーフィルター、バックライトなどは不要。視野角は180度に近い。液晶の挟み方などを工夫し、曲げたり押したりしても、表示が保てるようにした。
試作品は512色表示が可能で、サイズは3.8インチ、解像度は320×240ピクセル表示(105ppi)で薄さ0.8ミリ。画素ごとのトランジスタが不要な単純マトリックス駆動のため解像度の向上が容易で、300ppi程度まで高解像度化できるという。表示色数を増やすのも簡単といい、既に実験段階では512色を超える表示が可能になっているという。説明員は「フルカラー化にもそれほど時間がかからないだろう」との見通しを示した。
512色表示の場合は書き換えに約3秒かかるが、単色表示なら1秒で書き換えられる。10分に1回書き換えた場合、消費電力は従来の液晶の数万分の1。静止画表示専用に開発を進めており、動画表示に対応する予定はない。寿命は「一般的な液晶と同じくらい」(説明員)としている。
実用化目標は2006年度。表示のメモリ性やカラー表示を生かし、スーパーの電子値札や、列車内の中づり広告などで採用を目指す。
カラーの電子ペーパーは、米E-Inkと凸版印刷が共同で開発中だが、富士通の製品は「カラー版E-Inkの3倍くらい明るい」(説明員)という。E-Inkは、電源を切ってしばらくすると表示がずれることがあるというが、富士通の製品は表示を完全に保持できる。ただ「白黒表示はE-Inkの方が美しい」(説明員)ため、電子書籍への採用は難しそうだ。

【コメント】
本やポスターも電子化が進む。ポスターはマイノリティー・リポートに出てきた近未来のようになるのか?
これからのフルカラー表現技術に注目したい。

ソニー-液晶テレビに不具合・無償点検修理へ-
(2005/07/14 日経エレクトロニクス)

ソニーは,同社製の28インチ型液晶テレビ「KDL-L28HX2」に不具合があったとして,無償で点検,修理を開始した。無償点検・修理の対象となるのは,2003年11月~2005年5月にかけて製造した約1万6000台。
不具合は,ディスプレイユニットの設計・製造上の不備によるもの。同ユニットでは,絶縁シートを挟んでシャーシに対して基板が平行に設置されているが,当該機種の一部製品では,基板とシャーシがそれぞれ逆向きに反り返っており,仕様よりも密接した状態にあった。さらに基板に実装したコンデンサの足が規定値よりも長かったため,経年変化や外部からの衝撃があった場合,コンデンサの足が絶縁シートを貫通してシャーシに接触し,ショート状態になる可能性があるという。

【コメント】
ブラウン管ブラックトリニトロンで世を席巻したソニーも、次世代薄型テレビ開発には乗り遅れ技術提携等で必死の巻き返しを図っているが、そんな中でおきた不具合は少々痛手のような・・・
携帯音楽機器でもウォークマンからi-Podにシェア-を奪われ苦しい状況が続く。
ブランド復活をかけがんばれソニー


D-News(ニュース) 日立・IP電話・電子マネー(Suica・Edy)

2005-07-13 08:15:35 | Dニュース

日立製作所-薄型テレビ11機種を8月に一挙発売-
(2005/07/12 日経マイクロデバイス・日経エレクトロニクス・フジサンケイビジネス)

日立製作所は,PDPテレビ6機種と液晶テレビ5機種を8月中旬から順次発売する。PDPテレビは,富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)が開発した55インチ型,42インチ型,37インチ型の3種類のパネルを利用した。画素数は,55インチ型が1366×768,42インチ型と37インチ型が1024×1024である。
特徴は「世界最高輝度」をうたう1400cd/m2のピーク輝度を実現したことである(42インチ型のみ)。従来機種は1100cd/m2だった。「駆動回路の工夫により放電回数を増やし,パネルが備える最大限の性能を引き出した」(日立製作所の説明員)という。さらに,予備放電時の駆動方法を工夫して黒輝度をより低くしたため,コントラスト比は従来品の1000対1から3000対1に向上した。
輝度やコントラスト比を高めたパネルの特性を引き出すため,パネルの前面に備える光学フィルタ(前面板)も改良した。具体的には,透過率を高めるとともに,外部の蛍光灯からの光が画面上で反射しにくくなるようにした。3波長型の蛍光灯の光がちょうど吸収されるように,光学フィルタの特性を調整したという。
液晶テレビは,IPSアルファテクノロジが開発した37インチ型,32インチ型,26インチ型のパネルを用いた。
画素数は,いずれも1366×768である。32インチ型品では,間欠バックライトを組み合わせることで,動画視認性能を高めた。
今回,37インチ型についてはPDPテレビ,液晶テレビともにラインアップされている。しかも,価格をいずれも48万3000円(デジタルチューナ内蔵)と同一価格に設定した。「コストはPDPテレビも液晶テレビもほぼ同等。しかし,液晶パネルは価格の変動が激しく不安定だ」(日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ デジタルメディア事業部 事業部長の山田健勇氏)という。
日立製作所は発表会の席上で,今後のコスト競争に備えた展望についてコメントした。42インチ型のPDPテレビが実売価格で20万円を切るような「1インチ型=5000円」の領域まで価格が下がる時期について「昨年までは2010年だと見ていたが,今では2008年,早ければ2007年下期と見ている」(同社の山田氏)とする。これに備えて,同社はPDPテレビにおいて,(1)パネル側の駆動回路の合理化,(2)テレビ・セット側のデジタル回路の合理化,(3)流通経費の削減,を進めている。特に(2)については,「2005年内に新たなチップ・セットを開発し,2006年春に出荷できるようにする」(山田氏)という。なお,今回発売する42インチ型のPDPテレビ(デジタルチューナ内蔵)の希望小売価格は56万7000円である。
1920×1080画素のフルHDに対応したPDPテレビの製品化については,「現在開発中であり,2005年秋には発表する」(山田氏)ことを明らかにした。
PDPテレビで「国内シェア35~40%を目指す」(日立製作所 執行役常務の立花和弘氏)としている。新機種の投入で,先行する松下電器産業を追撃する。

【コメント】
PDP・液晶と低価格高機能化が加速してくる。LEDや投写式テレビなど、テレビと言っても色々な種類がある。
ブラウン管で世を席巻したソニーのブラックトリニトロンのような強力商品は出てくるのか、どの映像方式が主流となるのか今後が注目される。

IP電話-ユーザー数日本が世界一-
(2005/07/12 毎日新聞)

英ポイント・トピックはこのほど、05年3月末の世界のIP電話ユーザー数は推計1150万人に達したと発表した。04年半ば(503万人)の2倍強に急増。うち日本は726万人で、全体の半分以上を占める最大市場となっている。
2番目に多いのは北米(184万人)で、日本と大きな差が開いた。3番目はフランス(128万人)。ブロードバンドの普及率が世界一の韓国は、20万人にとどまっている。
「スカイプ」のようにパソコンで通話し、電話機を使わないサービスは集計対象から外した。それらを含めたIP電話利用者数は、世界全体で1740万人と推計している。

【コメント】
ヤフーの展開したYahooBB販売促進でブロードバンド化が進んだおかげか?
同一プロバイダーの場合通話料が無料と言うのは魅力だが、時間帯によっては繋がりにくくなる場合もある。
これからのパケット送信技術向上が重要課題では。

JR東日本とKDDI-au携帯電話でもモバイルSuica-
(2005/07/12 毎日新聞)

JR東日本とKDDIは11日、JR東日本が06年1月に開始する「モバイルSuica」のサービスを、KDDIのau携帯電話でも同時に始めると発表した。モバイルSuicaは、携帯電話をかざすだけで自動改札機を通過でき、利用可能な店のレジや自動販売機にかざせば電子マネーとして買い物もできる。これに先立ち、KDDIは対応する端末2機種を9月に発売する。
携帯電話と電子マネーの一体化はNTTドコモが「おサイフケータイ」としてサービスを始めており、Suicaとは別の電子マネー「Edy」が使える。
モバイルSuicaは、「おサイフケータイ」に「Suica」機能も加えるもの。NTTドコモが06年1月からの提供を決め、実証実験をしており、ボーダフォンも時期は未定だが実施する方針。JR東日本は、携帯各社と提携することで、Suicaの普及拡大を目指す。
auの新機種は「Edy」なども使える。「おサイフケータイ」はドコモの登録商標だが、ドコモが無償で使用を許可したことから、auも同名でサービスを提供する。
Suicaの発行枚数は7月10日現在で約1300万枚、ドコモのおサイフケータイは5月末現在で約370万台で、いずれも急速に伸びている。

【コメント】
Suica・Edy電子マネーかが加速していく予感。これからは携帯持ってないと困る時代?(今でも公衆電話探すのに一苦労)
それと共に新たな犯罪が・・・ ウィルスも携帯に入るものもあるので要注意!


D-News(ニュース) ブロードバンド・レノボ・松下電器・SANKYO・東芝

2005-07-11 17:05:00 | Dニュース

国内ブロードバンド通信-2000万回線に迫る・「光」が「ADSL」を抜く -
(2005/07/09 産経新聞)

総務省は8日、高速でインターネット接続できるブロードバンド(高速大容量)通信の加入数がことし3月末時点で1951万回線となり、2000万回線まであと一歩に迫ったと発表した。世帯普及率は過去最高の39.15%まで増えた。
1~3月は月間30万弱のペースで増えており、現時点では既に2000万回線を超えている可能性もある。
種類別の純増数では光ファイバーが昨年末比42万回線増となり、初めて非対称デジタル加入者線(ADSL)の35万回線を上回り、NTTや電力系通信が力を入れる光ファイバーの好調ぶりを裏付けた。ADSLの伸びは急速に鈍化している。

【コメント】
光ファイバー網が完全整備され、全ての場所がブロードバンド化されるとビジネスデザインも変化がおきてくるのでは。
ビデオやDVDレンタルは家庭にいながら、ストリーミング再生で見た分だけ請求といったようになって来るかも。

中国レノボ-世界初のウイルス除去機能デスクPC-
(中国 2005/07/09 日中グローバル経済通信)

中国パソコンメーカー最大手のレノボ(聯想)は5日、世界初の「徹底的なウイルス除去機能」を特徴としたデスクトップパソコン「揚天」の発売を開始。同時に同製品の特許を出願中という。
「揚天」はレノボと米IBMとの共同開発製品で、レノボ製品としては初めて中国国内だけでなく世界各地のマーケットを販売対象としている。
レノボ中国は「揚天」の持つウイルス除去機能について、Windowsを起動しなくても、パソコン上のクイックキーを押すだけで簡単にウイルス除去が可能となり、ウイルス攻撃により発生するシステムクラッシュやハングアップなどの諸問題が解決できると説明している。
この機能はウイルスサーチ・除去機能と今回自主開発した新技術「はめ込み式オペレーションシステム(LEOS)」を融合した結果生まれたという。

【コメント】
ウィルス除去機能が半永久的に使えるのか?
ウィルスを常に完全駆除できれば、ユーザーにとっては大変安心してネットを利用できる。
新種のウィルスにどう対応していくのかが注目される。

松下電器-文庫本サイズでカラー液晶の電子Book-
(2005/07/09 IT-media)

電子書籍やDTP関連の専門展示会「デジタルパブリッシングフェア2005」で、松下電器産業が「ΣBook」次期モデルの試作機を展示した。従来よりも大幅に小型化した本体に、カラー液晶ディスプレイ(1280×1024ピクセル表示)を搭載。SDメモリーカードに保存した音声の再生や画像ファイルの表示も可能。
ΣBookは、SDカードに保存した電子書籍コンテンツを表示できる端末。初代は両開きのモノクロ端末で、電池なしで520グラムあった。
「ΣBookは大きすぎて片手で持てないという意見があったため、小型化にこだわった」と説明員。新機種は、文庫本サイズで300グラム以下を目指すという。ただディスプレイは、従来通り2枚にする可能性も残っているとした。
音声再生機能を備え、書籍の朗読や語学学習コンテンツの読み上げ、音楽再生などに活用してもらう。
デジカメ画像ビューワーとしても使えるようにする予定。防滴仕様にし、お風呂でも使えるようにしたいという。
ΣBookは約4万円と高価だったことが、普及しなかった一因とも指摘されている。新製品の価格は未定だが、「個人的には、携帯電話と同じようなモデルで販売できればと思う」と説明員は話す。低価格な端末で普及を進め、コンテンツで稼ぐという選択肢もありそうだ。発売日時期は未定。

【コメント】
電子Book・PDA・携帯電話etcライフスタイルに応じた携帯端末をチョイスして使用することが大切。
将来性・使い勝手・価格でユーザーにとって本当に良いものが淘汰されて行くのでは。

SANKYO-パチンコとパチスロを同時発表-
(2005/07/08 月刊グリーンべると)

SANKYOは7月7日、全国7大都市でパチンコ新機種「CRフィーバー吉田拓郎の夏休みがいっぱい」とパチスロ新機種「夢夢ワールドDX」の発表展示会を開催した。
「CRフィーバー吉田拓郎の夏休みがいっぱい」は、フォークの大御所である吉田拓郎氏をモチーフとし、「夏休み」、「結婚しようよ」、「となりの町のお嬢さん」などのヒットナンバーを収録。シリーズは「SF-T」(大当たり確率1/397.2、確変突入率58.8%)と「MF-T」(大当たり確率1/343.1、確変突入率54.8%)の2タイプが用意されており、いずれも突確タイプとなっている。
一方、パチスロ「夢夢ワールドDX」は従来のパチスロ機のリール部分に15インチ液晶「インフィニティビジョン」を搭載しており、迫力ある演出が最大の特長。ヒット機「ボンバーパワフル」に続くストック機(B-400タイプ)で、モードの移行次第ではボーナスの連チャンが期待できる仕様。お馴染みの夢夢ちゃんが様々な演出ステージを移行するほか、ミニゲームも用意されるなど、通常時に飽きさせない演出が多数
用意されている。

【コメント】
各メーカー次期ヒット商品をにらみ、次々と新機種投入。
ユーザーに受入れる特長を兼ね備えた機種はどれになるのか?
パチンコしながら、その機種の動画や曲が携帯電話にダウンロードできて自分の携帯でも見れるようにしても面白いのでは。

東芝小向工場-試験棟で火災-
(2005/07/08 日経エレクトロニクス・朝日新聞)

7月8日午前7時11分ころ,レーダーなどを製造する東芝小向工場(川崎市幸区小向東芝町)で火災が発生した。火災発生当時,建物内では4人が作業をしていたが,4人とも命に別状はなかった。ただし,煙を吸い込んだ2人は病院で検査を受けた。
火災が発生したのは,小向工場内の電波試験棟であり,製造工場ではない。しかし,現時点では「生産への影響は不明」(同社広報室)とする。
小向工場の周辺には,半導体などを扱う東芝研究開発センターと東芝マイクロエレクトロニクスセンターがある。ただし,これらの施設は電波試験棟から距離が離れているため,「半導体事業などへの影響は考えにくい」(同)と言う。
当時,電波試験棟では防衛庁に納入するレーダーの試験をしており,7時11分に火災報知器が作動,7時15分に119番通報をした。火災の原因は現時点では不明とする。
実験棟の内壁を覆ったポリウレタンなどが燃え続け、約4時間半後にほぼ収まった。県警の調べに対し、工場職員らは「2回爆発音がして炎と煙が出た」と話した。
工場はJR川崎駅の北西に約2.5キロの住宅街にあり、市によると、周囲の住宅が火事による煙に包まれ、一帯にはプラスチックが燃えたようなにおいが漂った。このため、パトカーや消防の広報車が「外出は控え、窓を閉めて下さい」と住民らに呼びかけた。

【コメント】
生産・開発と安全性は常に表裏一体で永遠の課題。
生産性を重視しすぎると安全性が損なわれ、災害が発生した時のスケールが大きくなる。
バランスを取っていくと言う事は非常に難しいことです。