中国の液晶テレビ出荷台数-中国が日本を抜いて世界第3位に -
(中国 2008/02/27 サーチナ)
DesplaySearchは25日、07年の液晶テレビに関するレポートを発表した。07年に世界で出荷された液晶テレビは約8000万台で、売上高シェアでは中国が日本を抜いて世界第3位となった。第一財経日報が伝えた。
07年の液晶テレビの総出荷台数は、前年同期比73%増の7933万台で、金額は同40%増の679億ドルだった。特に成長をけん引したのは37~46インチ以上のサイズで、年成長率は100%以上。
市場別では、西欧が31.4%、北米が30.6%、中国が11.0%のシェアで日本の9.7%を抜いた。中国の06年のシェアは10.4%だった。
メーカー別に見ると、首位はサムソン電子で市場シェアは17%、続いてソニーが12%、フィリップスが11%。以下、シャープが10%、LG電子が9%、東芝が5%、松下電器が4%
07年の中国パソコン販売台数-ノートPCが前年比49.5%増-
(中国 2008/02/27 人民網)
CCIDコンサルティングが26日発表した統計によると、07年の中国国内のパソコン販売(デスクトップPC、ノートPC、サーバを含む)台数は2794万2000台、売上総額は1471億6000万元となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同社CEOの李峻氏によると、家庭向け需要は引き続き堅調なものの、市場では価格競争が激しさを増し
ており、メーカーの利益水準は下降傾向にある。もっとも単価の下落が需要の拡大を招いており、多くの消費者の選択はデスクトップPCからノートPCに移行している。とりわけ大都市および教育機関などでは、ノートPCへの需要シフトが鮮明だという。
同社の統計によると、需要増加および価格下落に支えられ、07年のノートPCの販売台数は629万7000台となり、前年比49.5%の大幅増となった。売上総額は500億1000万元、同33.0%増。
一方、デスクトップPCの販売台数は2105万1000台で、前年比12.9%増。売上総額は860億7000万元、同3.4%増にとどまった。
ノキア-07年中国市場の携帯電話販売台数が前年比38.6%増-
(中国 2008/02/28 日中経済通信)
諾基亜中国公司(ノキア中国)の趙科林総裁はこのほど、07年にノキアが中国市場(香港と台湾を含む)の通年携帯電話販売台数で前年比38.6%増の7070万台に達したことを明らかにした。ノキアの中国市場におけるシェアは35%で、4年連続中国携帯電話市場においてトップを保っている。
趙総裁は「ノキアは07年、中国市場における販売と輸出の総額が120億ユーロを超えた。このうち販売額は64億ユーロ、輸出額は62億ユーロに達し、06年に比べ30%増加した。中国は今や単一市場としてはノキアグループ最大の市場に成長し、販売額はグループ全体の13%を占める」と発表。
さらに、ノキアの新しいインターネットサービスブランドOviについて「ノキアのインターネットサービスへの窓口」と紹介。Oviサービスはすでにスタートしており、徐々に世界中に浸透させていくという。
ソニー-パソコンを介さずに動画を録画できるウォークマン-
(2008/02/26 朝日新聞)
ソニーは、パソコンを介さずにテレビ番組を録画できる携帯音楽プレーヤー「ウォークマンNW-A820シリーズ」2機種を3月20日から発売する。音楽と同じように、映像を手軽に持ち歩くことができる。
ウォークマンを別売りの接続器「クレードル」に載せてテレビと接続するだけで、パソコンを介さずに番組を直接録画できる。
別売りの接続器「クレードル」(店頭想定価格2万円前後)をテレビと接続して、アナログ映像を録画する。
レコーダーに撮りためた番組やデジタルビデオカメラで撮影した映像も、クレードルで取り込める。
16GBのフラッシュメモリを内蔵した「NW-A829」(店頭想定価格3万8000円前後)の録画時間は、最長約93時間20分。8GBの「NW-A828」(同2万8000円前後)でも、最長約46時間40分録画できる。
ソニー-一緒に持ち歩いて撮影画像に位置情報を追記するGPSユニット-
(2008/02/26 BCN)
ソニーは25日、携帯型GPSユニットキット「GPS-CS1KSP」を3月14日に発売すると発表した。価格は1万5540円。デジタルカメラなどで撮影した写真を地図上に表示したり、動画や移動した軌跡も表示できるのが特徴。
利用法は、同社のコンパクトデジカメ「サイバーショット」やデジタル一眼「α」、デジタルビデオカメラの「ハンディカム」と「GPS-CS1KSP」を一緒に持ち歩いて撮影するだけ。GPSユニット内には位置情報が記録されていく。その後、ユニットをPCにUSB接続すると、自動的に付属ソフト「GPS Image Tracker」が起動しGPSの位置情報を取り込む。続いて画像データもPCに取り込んだあと、位置情報と画像データの記録時刻を合わせることで、画像データに位置情報を付加していくしくみ。
画像データは、「Picture Motion Browser」を使ってオンライン世界地図「Google Maps」上に表示したり、付属の日本地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」を使って自動表示させることができる。さらに、住所や地名などのキーワードで写真の検索・閲覧が行えるほか、地図上で時系列にスライドショー再生することもできる。地図上に表示した静止画と軌跡は、メールで送信することも可能。
電源は単3形アルカリ乾電池または単3形ニッケル水素充電地。内蔵メモリは約31MB。動作時間は約10~14時間、記録間隔は約15秒。本体サイズはおよそ幅87×高さ36×奥行き36mm、重さは約55g。対応OSはWindows Vista、XP、2000。自転車やオートバイ、腕にも装着できるアタッチメントキットが付属する。
なお、従来機種「GPS-CS1K」のユーザー向けに、動画や軌跡表示が可能な「Sony GPS Unit ApplicationSoftware」と、アタッチメントキットがセットになったアップグレードキット「ACC-GPS」を、直販サイト「ソニースタイル」で3月14日に限定発売する。価格は3255円
ブラザー工業-日付・時間を自動印刷するラベルプリンタ-
(2008/02/28 BCN)
ブラザー工業は、ラベルプリンタ「P-touch QL」シリーズの新モデル「同-650TD」を6月に発売する。本体に時計機能を内蔵。日付と時間の自動印刷が可能で、作業負担の軽減や人的ミスの削減に貢献できるという。価格はオープン。実勢価格は3万円の見込み。
業務用ラベルプリンタの「P-touch QL」シリーズで初めて本体に時計機能を内蔵したモデル。好みのレイアウトを設定し印刷ボタンを押すだけで、日付け・時間表記を入れたラベルを自動印刷できる。「消費/賞味期限表示ラベル」など、厳密な時間管理が必要な分野での利用を見込む。
本体にフラッシュROMを内蔵。事前にPCから任意のラベルレイアウトやロゴデータを転送して印刷することができる。専用のラベル編集ソフト「P-touch Editor」が付属しており、バーコードやQRコード、イラストや画像データも組み込むことができる。
サイズは幅14.6×奥行19.6×高さ15.2cm。重さはロールを除き約1.3kg。電源は内蔵型。ラベルとテープのサイズを自動認識するので余白調整などの微調整が不要。感熱式のためインクやトナーの交換も必要ない。
「セブンイレブン」の店舗で、食品鮮度管理用として導入が決まっているほか、全日空商事が各地の空港内で運営する店舗「ANA FESTA」で採用を検討しているという。