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D-News(ニュース) パイオニア(高画質プラズマ)・松下(新型デジカメ)・ソニー(PSP)

2005-07-28 01:06:18 | Dニュース

パイオニア-高画質の新型プラズマテレビ-
(2005/07/22 日経・日経エレクトロニクス)

パイオニアは21日、新型プラズマテレビ3機種を9月から順次発売すると発表した。画素を細かくしても効率的に発光させる新方式のパネルが特徴。高画質を売り物に最大手の松下電器産業を追撃、パネル外販でも攻勢をかけ、プラズマ事業の黒字回復を目指す。外販も含め今年度80万枚としていたパネル出荷計画は「100万枚近くに上ぶれする可能性がある」(伊藤周男社長)と見ている。
9月上旬から10月上旬にかけ、43型で2機種、50型で1機種を売り出す。画面の明るさを従来品より約2割、深い黒の表現力につながるコントラスト(明暗比)も4倍に高めるなど「業界で最高水準の画質」(パイオニア)に加え、省エネ性能も前面に打ち出す。定格消費電力は43型で293~308ワットと、他メーカーの45型液晶テレビをやや下回る水準に抑えた。
希望小売価格は56万8000円~74万8000円に設定。高付加価値型のプラズマテレビとして、松下などライバル製品に比べ「店頭で5~10%高く売れるようにしたい」としている。
新開発のプラズマパネルは、前面ガラス基板の最も内側の部分に「高純度クリスタル層」と呼ぶ薄膜を設けた。通常のプラズマパネルにおいて、前面ガラス基板の最も内側の部分に形成されているMgO(酸化マグネシウム)層の上に設けた薄膜である。高純度クリスタル層の材質や機能など詳細については明らさないものの「電子および紫外光を放出する酸化物の薄膜層」(パイオニアの佐藤氏)という。この層を設けたことで、次の3点の特徴が生まれるとする。(1)発光効率の向上、(2)黒輝度の低減によるコントラスト比の向上、(3)片側駆動の実現。
パイオニアは、1920×1080画素表示のいわゆる「フルHD」対応のプラズマパネルの試作品を05年10月に開催される「CEATEC JAPAN 2005」で披露する予定である。06年のサッカーのワールド・カップに間に合う時期に発売するという。

【コメント】
高画質低価格の薄型TVがワールドカップを見据えて、続々登場して来る。
20011年の完全デジタル放送化をにらんで、ユーザーはどのテレビを買えばよいのか慎重な選択が迫られる。

松下電器-新型デジカメ3機種発売へ-
(2005/07/22 日経・BCN)

松下電器産業は21日、手ブレ補正機能を搭載したコンパクト型などデジタルカメラ「LUMIX」3機種を8月26日に発売すると発表した。国内市場の約7割を占めるコンパクト型を中心に品ぞろえを広げ、今年度の出荷を前年度比倍増の400万台、06年度の世界シェア10%達成を目指す。
コンパクト型の「FX9」は手ブレ補正機能で販売が好調な「FX8」の上位機種。有効画素数を100万多い600万画素とし、より高精細なモニター画面を採用した。店頭での想定価格はFX8より5000円ほど高い5万円前後。600万画素CCD、2.5型液晶、24.2mmの薄いきょう体などが特徴。コンパクトカメラとしてニーズが高まっている「高画質」「大画面液晶」「薄型コンパクト」を実現したモデル。
16対9のワイド写真を高画質で撮影できる新タイプの商品「LX1」は、薄型テレビのワイド画面いっぱいに画像を表示できる。有効画素数840万画素の専用CCDを開発し、広角28ミリレンズと組み合わせた。店頭想定価格は6万3000円前後。CCDそのものに16対9のワイドタイプを新採用し、ハイビジョンと同比率の画面を実現した。従来の4対3のデジカメでは弱かったワイド領域の画角をカバーする。
高倍率ズームを搭載したマニア向け機種の後継機「FZ30」も発売する。800万画素CCDの採用に加え、EX光学ズームで最大19倍の望遠撮影が可能。
松下は、06年度に世界シェアの10%に相当する800万台の出荷を目指す。

【コメント】
ライカ社とタイアップしたメリットはハッキリとは出ていない。
高品質を売りにした製品がどれだけ市場で受入られるかが勝負となりそう。

ソニー-PSPをネット接続可能に-
(2005/07/22 毎日新聞・日経エレクトロニクス)
ソニーコンピュータエンタテインメントは21日、携帯型ゲーム機のプレイステーションポータブル(PSP)を、無線LAN機能を使ってインターネット接続ができるようにすると発表した。27日から同社が無償配布する新しいOS(基本ソフト)をPSPに導入すれば、専用ブラウザー(閲覧ソフト)でホームページを見たり、動画を取り込んで見ることが可能になる。
新たなOSの導入で、外出先でも公衆無線LANを使えばインターネットに接続できる。ソニー系の接続業者「ソネット」が開設する専用ホームページから、最新の映画やドラマのダイジェスト版、音楽などをダウンロードして見ることができるようになる。
PSPは7月までに507万台(日本233万台、北米274万台)を出荷するなど、特に北米での好調ぶりをアピールした。欧州でも9月に発売するほか、国内では白色のPSPを9月15日に発売し、普及の拡大を狙う。
また、PS3では「次世代機は性能が高すぎて何をどう作って良いかわからない」との開発者の声を受け、開発ツールやミドルウェアの説明に多くの時間を割いているという。

【コメント】
ポータブル機器はTOTALモバイルとしてこれからも激しい変化が続きそう。
全てのモバイルのボーダーレス化が加速してくる?



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