SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

電子書籍関連・携帯電話関連・3D専用テレビネットワーク・無線LANカード・Panasonic不具合

2010-01-07 19:32:38 | Dニュース

米出版社Hearst傘下SKIFF-柔軟な電子書籍リーダーを発表-
(2010/01/07  日経エレクトロニクス)

柔軟性のある新しい電子ペーパー技術を使った電子書籍リーダーを、米出版社Hearst傘下のSKIFFが発表した。年内に米国で発売予定で、1月7日から米ラスベガスで開催の2010 CESで展示する。
SKIFFの「Skiff Reader」は厚さ6.8ミリと、これまで発表された電子書籍リーダーの中で最薄という。解像度1200×1600ピクセルの11.5インチのフルタッチディスプレイを搭載し、重さは約500グラム程度。
同製品の大きな特徴となっているのが、ステンレススチールホイルを基盤とする次世代電子ペーパーディスプレイだ。この電子ペーパーは薄くて柔軟性があり、多くの電子書籍リーダーで使われているガラス基板の電子ペーパーと比べて、耐久性に優れるという。この技術はLG Displayとの協力で開発した。
Skiff ReaderはWi-Fiおよび米キャリアSprintの3G回線に対応し、オンラインストアSkiff Storeに接続して電子書籍や新聞などのコンテンツを購入できる。内蔵ストレージは4Gバイトで、バッテリー駆動時間は1週間以上。年内にSprintのショップとWebサイトで発売予定という。

米Amazon-雑誌サイズの電子書籍「Kindle DX」も世界展開へ-
(2010/01/07  PC Online・日経BP)

米Amazon.comは2010年1月6日(米国時間)、電子書籍リーダー「Kindle DX」を、日本を含む100カ国以上で発売すると発表した。通常の「Kindle」のディスプレイサイズが6型なのに対して、Kindle DXは9.7型と大きい。現在予約を受け付け中で、1月19日に出荷を開始する。価格は489ドル(約4万5000円)
Kindleは、ディスプレイや第3世代携帯電話の通信機能を備える薄型端末。無線通信で書籍のデータを端末にダウンロードして閲読する。07年に最初の製品を米国で発売。09年には、同じく米国でKindle DXの販売を開始していた。同社は09年10月に、Kindleを世界に向けて発売。今回はこれに続き、Kindle DXも購入可能にした。
Kindle DXの大きさは高さ10.4インチ(26.42cm)×幅7.2インチ(18.29cm)×厚さ0.38インチ(0.97cm)、重さは18.9オンス(536グラム)。3.3GBの内部メモリーを備え、約3500冊の書籍を保存できるという。PDFビューワーを搭載するため、PDFファイルもそのまま表示できる。

パナソニック-携帯電話の海外再参入を先送りへ-
(2010/01/07  産経新聞)

パナソニックは6日、2010年度に計画していた携帯電話端末事業の海外再参入を先送りする方針を固めた。世界市場ではノキア(フィンランド)など海外勢による寡占化が進んでいるほか、販売網の構築や各国の市場特性に合わせた商品開発などクリアする課題も多く、国内態勢を固めてから海外戦略を練り直す。
同社は2010年度を海外再参入の目標時期に設定。09年度まで3カ年の中期経営計画期間中に国内シェア1位を取り、基盤を固めてから海外へと想定していた。
しかし、調査会社のMM総研の調べでは、09年度上期の国内シェアは約17%と2位どまり。世界市場ではノキア、サムスン電子(韓国)、モトローラ(米)、LG電子(韓国)の4社で計70%超と寡占化が進んでいる。「グローバル企業が地盤を築く海外に出て行くには、実力の蓄積が必要」(首脳)と判断した。
再参入の時期は確定させないが、早ければ新しい中期経営計画(2010~2012年度)の後半を一つの目途として準備を開始。携帯電話の需要が爆発的に増えている中国や、地上デジタル放送で日本方式を採用し、携帯電話でワンセグ放送を可能にした南米諸国などが再参入先の有力候補になっている。
日本の携帯電話メーカーは1990年代から海外進出を加速し、パナソニックも中国や欧州などに進出。しかし、日本勢は通信方式の違いや低価格機種を主流とする海外メーカーに押され、大半が撤退。同社も06年から海外販売を中止した。

米Google-自社ブランド携帯電話「Nexus One」を発表-
(2010/01/07   CNET)

米Googleは5日、同社独自の携帯電話「Nexus One」を発表した。「3~4年前のノートPCと同等の性能を持つスーパーフォン」だとしている。販売方式はオンライン直販となる。
Nexus Oneは台湾HTCのハードにGoogleのAndroid 2.1プラットフォームを搭載しており、1GHzのQUALCOMM製「Snapdragon」チップセット、3.7インチAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)WVGAタッチスクリーン、LEDフラッシュ付き500万画素カメラ(MPEG4動画の撮影が可能)を備え、内蔵ストレージは512Mバイト(最高32GバイトのSDカードに対応)。物理キーボードはない。音声操作に対応し、音声によるメッセージ入力やFacebookの更新、検索などが可能。ワイヤレス通信はWi-Fi、Bluetooth、UMTS、HSDPA、HSUPA、GSM/EDGEをサポート。厚さは11.5mmで、重さは130g。
ディスプレイの下のトラックボールは、メニューをナビゲートすることができるとともに、新規メッセージを着信すると光って通知する。台湾HTCが3.5mmのヘッドセットジャックを追加してくれているのもありがたい。
同端末はGoogleのオンラインストアでユーザーに直接販売する。SIMロックフリー版は529ドル、T-MobileUSAとの2年契約付きで購入する場合は179ドルからとなる。初めは米国、英国、シンガポール、香港で販売する。近いうちに米国でVerizon Wireless、欧州でVodafoneがNexus One向けにサービスを提供するという。
現時点では、Googleのストアに日本からアクセスすると「あなたの国ではNexus Oneは入手できません」というメッセージが表示される。詳細なスペックによると、日本語表示には対応しているが、キーボードは日本語対応ではない。
Nexus Oneは、ノイズキャンセル機能を提供する初めてのAndroid電話となる。2個のマイク(端末の下部と背面に1個ずつ)で、周辺環境のノイズに合わせて音量を調節する。また、既存のAndroid電話よりも音声コマンドオプションが多い。自分の声だけを使って、Facebookステータスを更新したり、テキストを作成したり、新しい「Android Google Earth」アプリケーションを検索したりすることが可能となる予定。
カスタマイズ機能も特長の1つである。「Live wallpapers(ライブ壁紙)」は、3Dディスプレイ技術を利用して新しい背景を表示するものである。ユーザーはまた、端末の背面に独自のメッセージを刻印することができる。
Google Storeでしか購入できないという販売モデルは、米国でのこれまでの携帯電話の販売方法を変えるものである。さらなる端末がGoogle Storeに追加される予定である。またGoogle Storeは、さらなる国や事業者へと拡大していく予定である。同プログラムに加入予定の事業者には、Verizonがある。Verizonは将来、Nexus OneのCDMA版も販売する予定である。

ソニー・Discovery・IMAXの3社-米国で3D専用テレビネットワークを設立-
(2010/01/07   CNET)
Discovery Communications(Discovery)、IMAX Corporation(IMAX)、ソニーの3社は6日、3D映像を専門に放送するテレビネットワークを立ち上げる合弁会社の設立を発表した。米国を皮切りに3D放送をスタートさせる。
スタート時期は2011年としており、自然史、宇宙、探検、冒険、工学、科学、技術、映画、子供向け番組などを3Dコンテンツとして提供する予定だ。将来的には米国以外の地域における配給も検討していくという。
Discoveryはテクニカルサポートを含むネットワークサービス、ソニーは3D映画、音楽・ゲーム関連における3Dコンテンツのテレビ権利化の検討、IMAXは3D映画のテレビ権利化の推進、自社所有の映像関連特許や3D技術のライセンス提供などを担当する。また、テレビ放送、販売店、劇場などを通してプロモーションを展開する。
3社は、豊富なコンテンツや3D技術のノウハウを結集させることで、家庭における3Dコンテンツをリードしていく構え。

アイファイジャパン-RAW転送や自動削除機能を備えた新製品を発表-
(2010/01/07   CNET)

アイファイジャパンは6日、SDカード型無線LANカードの新モデル「8GB Eye-Fi Pro X2」を日本国内でも今春の発売を予定していると発表した。現在は、無線認証の取得プロセスにあるという。
今回は、日本独自のスペシャルパッケージは作成の予定はなく、海外での仕様と同じパッケージになるとのこと。
8GB Eye-Fi Pro X2は、ラスベガスで行われているインターナショナルCESにて発表されたもの。RAW画像の無線転送やジオタグ(地図情報)、アドホック通信機能を備えており、日本においては「Eye-Fi Share2GB」「Eye-Fi Share Video 4GB」に続く新たなラインアップとなる。
新開発された「X2 engine」を搭載したことにより、無線メモリカードとしての性能が飛躍的に向上。8GB Eye-Fi Pro X2独自の新機能として、「エンドレスモード」を搭載した。このモードをオンにすることにより、送信済みの写真や動画ファイルをカード内から自動的に削除できる。
また、これまでウェブブラウザ上で実行されていた管理ツール「Eye-Fi Manager」をデスクトップアプリケーション「Eye-Fi Center」に統合。これにより、Eye-Fiを使って転送したファイルを別のサービスに再送信したり、PC内にある画像をEye-Fiと同じようにオンラインサービスに送信したりできるという。なお、Eye-Fi Centerは既存のEye-Fiユーザーにもダウンロードで無償配布するとしている。
8GB Eye-Fi Pro X2の機能は下記のとおり。
・新開発「X2 engine」の搭載によるエンドレスモード(転送済み画像の自動削除機能)の実現
・802.11b/g/nのワイヤレスチップ採用による無線電波の到達距離および送信速度の向上
・JPEG、動画に加えて、RAW画像の無線転送
・ジオタグ(地図情報)対応
・アドホック通信への対応
・オープンなWi-Fiネットワークへの自動接続機能
・8GバイトSDHC、Class6対応によるカメラからのデータ読み書き速度の向上
・カメラとの互換性向上

パナソニック-07年リコール対象の電子レンジがまた発火-
(2010/01/07  日経)

07年にリコール(無償改修)対象となりながら改修されないままになっていた松下住設機器(現パナソニック)製の電子レンジが発火する事故が昨年末に群馬県内の住宅で起きていたことが分かり、消費者庁は6日、同タイプの製品の利用者に改修を受けるよう注意喚起した。
消費者庁などによると、対象の電子レンジは1988~1993年製造の「NE-P500」など計12機種。販売された約193万台のうち改修済みは2割弱で、これまでに計23件の発火事故が起きている。