サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

何事も程々にしないと・・・

2006-10-16 18:40:11 | 清兎
11月3日の本番まで3週間となった先週の13日、夏の大会から1ヵ月半ぶりで清兎に大勒を装着しました。

夏の時は太目の大勒ハミに2ジョイントの水勒ハミをセットし、なるべく大勒を効かせないように乗ったのですが、今回は屈頭させて額を高揚させることをメインにするため、初めは大勒だけを効かせて乗りました。

馬体を強制的に丸めるのですから、2回ほどは頭を上げて背を張り反抗するそぶりを見せましたが、反抗しても無駄だと理解したのでしょう、3回目はありませんでした。
ハミに硬く当たると常歩でペーサーがでますので、抜いて受けて、抜いて受けての繰り返しです。金曜日はタッチを確認しただけで終了。土曜日は美子とのタッチを確認するため、下乗りしないで初めから美子に運動させました。
そして日曜日も下乗り無しで経路の練習。充分な状態とはお世辞にも言えませんが、1回の踏歩変換は全てこなしているし、4歩毎3回も歩数は4・5・3歩と完全ではないながらも不実施ではなかった。
いつもなら酷評するところですが、東京の本番でその演技が出来れば上出来・・・の評価です。ただ、練習ではもっと精度を上げて欲しいですね。特に速歩区間のハミ受けと真直性を・・・。



大勒装着4日目となった今朝の練習では私から乗りました。
馬体が伸びていたから、かなり強めに収縮をかけ、その分ハミもきつくなるし、推進もきつくなる。当然・・・馬は気持ち良くないので、精神的なストレスは乗り代わった美子の運動に影響します。
結論から言うと、私が厳しく下乗りした今日の運動が一番悪かった。

今まで水勒で馬と調和を図りながら全体的なバランス改善を行なってきたのですが、そのことが大勒装着では良好な運動に繋がりました。
しかし、だからといってそれを毎日続けて良いかというと・・・それは間違いです。調教を進める以上に馬のストレスとの戦いになる。

大勒を装着しても、夏の予選字より運動の質が上がっていることが確認できたので、これからは水勒と大勒をバランスよく組み合わせ、本番で馬が一番気持ちよく演技できるよう、調整し行こうと思います。
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