馬には色々な常識があります。
例えば、冬も馬の肢は湯で洗ってはいけない・・・。
或いは、蹄油に天ぷら油を使うのは邪道・・・。
でも、それって本当でしょうか。やらないよりはやったほうが良い・・・程度のことではないでしょうか、と私は思います。
だから私は冬になれば、当たり前のように温水で肢を洗うし蹄洗もします。だって湯で洗った方が断然汚れは落ちるし、丁寧に洗えますもの。洗ったあとで冷水を掛ければ問題ないし、気温が低い日は速攻で湯も冷えますよ。蹄の皮脂が流されて乾燥肌になりますが、きちんと蹄油を塗れば問題なし。
蹄油は如何でしょうか。
私はサラダオイルとモクタールを5:1くらいの割合でミックスして使っています。かれこれ10年になりますが、TRF厩舎で蹄叉腐乱が起きたことは一度もないし、蟻道などのトラブルも皆無です。爪は丈夫だし、適度な運動と相まって爪の伸びる速度は速いです。
でもH.M.さんの社内研修で講師になられた一流の装蹄師さんは、食用油とモクタールは、『ダメなものはダメ・・・!!』だったそうです。価格は知れているのだから、グリース状のきちんとした蹄油を使いなさい、だったそうです。
人は妥協しながら馬を飼育しています。JRA厩舎の競走馬なら最高の環境で、金に糸目をつけずに管理できるのでしょうが、非営利の我々はそうはいきません。
コスト管理も重要だし、人間が楽をすることも否定しません。全てが馬の良いように・・・でなければいけないなら、餌一つやることは出来なくなります。
ヘイキューブみたいな、硬くて馬の歯の構造に合致していないものをやることなんて出来ませんよ。毎食、青草を刈りにいかねばならない。
要は、どこで妥協するかなのです。時間と金に余裕がある人は、少しでも馬の方に歩み寄ってやれば良いのです。
こんな私が気を使っていること。
1.ヘイキューブは水又は湯で完全にふやかして与える。
2.ボロ掃除は完璧に。基本は1日3回+ボロを見たとき。
明日は雪になるようです。夕方からグッと冷え込んできました。
例えば、冬も馬の肢は湯で洗ってはいけない・・・。
或いは、蹄油に天ぷら油を使うのは邪道・・・。
でも、それって本当でしょうか。やらないよりはやったほうが良い・・・程度のことではないでしょうか、と私は思います。
だから私は冬になれば、当たり前のように温水で肢を洗うし蹄洗もします。だって湯で洗った方が断然汚れは落ちるし、丁寧に洗えますもの。洗ったあとで冷水を掛ければ問題ないし、気温が低い日は速攻で湯も冷えますよ。蹄の皮脂が流されて乾燥肌になりますが、きちんと蹄油を塗れば問題なし。
蹄油は如何でしょうか。
私はサラダオイルとモクタールを5:1くらいの割合でミックスして使っています。かれこれ10年になりますが、TRF厩舎で蹄叉腐乱が起きたことは一度もないし、蟻道などのトラブルも皆無です。爪は丈夫だし、適度な運動と相まって爪の伸びる速度は速いです。
でもH.M.さんの社内研修で講師になられた一流の装蹄師さんは、食用油とモクタールは、『ダメなものはダメ・・・!!』だったそうです。価格は知れているのだから、グリース状のきちんとした蹄油を使いなさい、だったそうです。
人は妥協しながら馬を飼育しています。JRA厩舎の競走馬なら最高の環境で、金に糸目をつけずに管理できるのでしょうが、非営利の我々はそうはいきません。
コスト管理も重要だし、人間が楽をすることも否定しません。全てが馬の良いように・・・でなければいけないなら、餌一つやることは出来なくなります。
ヘイキューブみたいな、硬くて馬の歯の構造に合致していないものをやることなんて出来ませんよ。毎食、青草を刈りにいかねばならない。
要は、どこで妥協するかなのです。時間と金に余裕がある人は、少しでも馬の方に歩み寄ってやれば良いのです。
こんな私が気を使っていること。
1.ヘイキューブは水又は湯で完全にふやかして与える。
2.ボロ掃除は完璧に。基本は1日3回+ボロを見たとき。
明日は雪になるようです。夕方からグッと冷え込んできました。