サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

蹄叉腐乱には、やっぱり硫酸銅水溶液!!

2007-04-05 23:12:20 | 勇太郎
勇太郎が来てから約40日。せっせと・・・と言うほどでもなく、普通に運動した日は蹄叉腐乱の穴ぼこに硫酸銅の水溶液を浸した脱脂綿を詰めています。

その間に装蹄を1回行い、普通に削蹄もしました。
目に見えて劇的に治療効果が上がったとは思いませんが、それでも脱脂綿を詰めることが出来ないくらい蹄叉中溝の穴が小さくなってきて、内部から肉も盛り上がってきたように感じます。
この分だと、今月20日過ぎに行なう装蹄でもう一度削蹄をしたら、平素の手入れでは薬品を使った治療の必要がなくなる気がします。

実に硫酸銅の効果の大きさよ・・・、です。



今にして思えば、治療効果の推移をデジカメで撮っておけばよかったと思います。惜しいことをしました。
一瓶買えば死ぬまで使える・・・と獣医さんが言いましたが、他所から蹄叉腐乱の新馬でも来ない限り、うちでは二度と使わない薬だな~。
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本当に疲れました・・・

2007-03-29 22:18:10 | 勇太郎
朝も風邪気味?で、とてもだるかった・・・。何とか起きて厩舎まで行きましたが、丁度小雨が降り始めたので、そのままコーヒー&TVタイムに。その後少し休んで、餌をやってボロ取りして帰宅&仕事に。

でも、馬場には昨日出した障害とリバプールが・・・。馬場と障害に並行して出していくつもりの勇太郎用です。でも、年よりは無理して乗らない・・・。


昼食時も体調は戻らないし、『風邪薬でも飲まないとアカンかな~』なんて思ってたらPM4時くらいに体調回復。・・・と言うか、普通の状態に戻っただけで、元気いっぱいと言うわけではなかったけど、シャキシャキと勇太郎の準備。

馬場に出たら、軽く常歩をした後でリバプールへ直行。~・・・当然反抗。大反抗・・・、一歩も前に出ません。暫らく格闘の後、下馬。コルトサービスさんに数年前頂いた【馬運車に乗らない馬引っ張りロープセット】(ちゃんとした製品です。太目のナイロンロープの両端にTの字の取っ手が付いている)を装着して、後から竹箒で追ってもらったら何とか通過。それを数度繰り返して、再度乗馬。それで向けたら・・・、また反抗&膠着。

『こりゃ~、学生には向かない馬だわ・・・。KT監督に相談してみるかな・・・。』とまで思いました。既に馬は汗びっしょりだし、そのまま駈歩にして軽くコース走行。途中でリバプールギリギリに横を走ったのだけど逃げるそぶりなし。
『???、行っちゃえ~!!』と向けたら、意外と簡単に通過。飛越しないでバタバタ踏みつけますが、でも通過。その後のコース走行で何回も通過させたところで本日終了。
沈静運動時に常歩通過させましたが、常歩だと最初は反抗。でも、強く脚を使うと、鼻面を地面にくっつけんばかりの注意を払いながら一歩一歩通過でした。

今日は暖かかったこともありますが、首から肩にかけて泡が立つほどの大汗でした。


それで・・・、夕食後にド~んと疲れが・・・。馬との格闘は通常の運動以上に疲れます。しかも、実際は何の効果も無し。さっさと切り上げ下馬して馴致すればよかった。それも助手を付けて。
此処までやっているのだから、4月15日の県大会には使いたいですね。
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傷だらけのユ~タ

2007-03-18 00:52:28 | 勇太郎
栗毛どうしで年も近いジャリスコと勇太郎は、大の仲良しになりました。

二頭で馬場に放していると、本当に一日中飽きもせず咬み咬み、ハグハグ。お互いの体は歯型だらけです。

場所的にキ甲の部分が咬みつきやすいからでしょうか、勇太郎の左右のキ甲下に大きく毛がむしれた痕が・・・。


お互い、程ほどにして頂戴ね。



勇太郎の蹄叉は硫酸銅が染込んでかなり変色です。
今日、死んでしまった組織をカッターナイフで除去していたら、周りが死んで変色しているのに、真ん中は健康な蹄叉の部分が。

何かに似ているな~と思いましたら、中華料理の【ピータン】でした。

『オエ~』
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蹄叉腐乱の予後

2007-03-13 22:11:25 | 勇太郎
勇太郎がやって来て、約半月になります。
調教面では良い日・悪い日があり、まだまだ安定感に欠けますが、蹄叉腐乱の治療に関してはそれなりに・・・それなりに。

硫酸銅の水溶液を脱脂綿に浸して患部に詰め込むのですが、患部がカチカチになってきて、生きている組織と死んでいる組織の区別がはっきりしてきました。
カチカチになっていて死んでしまっている部分については、カッターナイフで削除したところもあります。
来週には装蹄師さんがいらっしゃるので、蹄叉の死んでいる部分をもっと除去してもらえるでしょう。

今までの経験で言うと、3回目の削蹄で治療の必要がなくなる(というより生きた組織が盛り上がってきて脱脂綿を詰め込む隙間がなくなる)と思います。硫酸銅、恐るべし・・・(恐れる必要はないですが・・・(笑))。

頑固な蹄叉腐乱に悩んでいる人が居れば薬を別けてあげたいですが、法律上できないんだろうな~。そんな人は、掛かり付けの獣医さんにご相談ください。
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勇太郎の登録名

2007-03-06 22:20:12 | 勇太郎
広島大学馬術部の部馬には、【清】という冠名を付けることは何度か記事にしています。
これは馬術部誕生時に一番最初の部馬となった馬が『清祀(セイシ)』という名前だったことに由来しており、馬術部OB会の名称も清祀会といいます。


さて勇太郎の登録名ですが、美子案で清十郎or清柔郎に決まったかに思えたのですが、実際の馬を見ましたらとてもそんな雰囲気ではない小柄な可愛い馬です。

そこでもう一度名前の検討に・・・。


勇太郎という馬名で登録すれば良いのですが、それは出来ないし・・・
『じゃあ、清太郎にすれば・・・・?』と美子は言いますが、流石に清史郎と清太郎ではネ・・・。


そこで私の一押し、『清良(セイラ)』でいこうよと美子に言いましたが・・・
『悪くはないけど、やっぱり清雁(セイエン)でしょう。』で敢え無く清良は却下(涙)。


え~、勇太郎の登録馬名は 清雁(セイエン)・ニックネームは勇太郎 ということになりました。

漢字表記の呼び名が判り難いので、試合ではしばしば読み間違えられたり、呼び出し係やアナウンスの方にご迷惑をお掛けすることと思いますが、競技で成績を出して広く馬名が認知&周知されるよう努力するのみです。
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強風の日は…

2007-03-06 22:09:38 | 勇太郎

人馬の安全を考えて,勇太郎の運動ではイヤーカバーを装着です。

乗馬用のイヤーネットも有りますが、轟々と言うくらい風の強い日は、やっぱり競馬場で貰った面子が1番です。

~あ、竹やんの練習でも清悠に装着してやれば、2度も落馬しないで済んだかも…です。

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勇太郎は4鞍目・・・

2007-02-28 18:57:27 | 勇太郎
ハミを変えてから頭を振ることは少なくなってきましたが、ハミ位置はまだまだ安定しません。

推進、半減脚などの扶助強化と、二蹄跡運動のバランス向上を並行して行なっていますが、常歩での斜横歩も反抗が多く、満足行くところには全く至っていません。
それでもハミに強く出てきましたから、その分強い推進も可能になってきました。約1時間の運動は、全身全霊をかけて・・・に近いです。朝の運動で一日のエネルギーを使い切ってしまい、昼から体のだるい事・・・。{/hiyo_shock



今日は低いクロス障害の通過も行ないました。速歩通過で脚に対する反応が悪いです。バーをかなり覗き込んで躊躇するしぐさも・・・。
低いクロスバーで油断もありましたが、飛ぶと思って中途半端な推進で向かったところ、ビタッと拒止。それだけなら何でもなかったけど、片方の前肢を折り曲げてお辞儀したので・・・くるりっと背負い投げされた形で4年半ぶりの落馬付き。

まあご愛嬌・・・。
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馬術の基本は・・・

2007-02-27 13:52:51 | 勇太郎
プッシュ、プッシュ、プッシュ!!!

ハーフフォルト、ハーフフォルト、ハーフフォルト!!!


勇太郎君は今日で3鞍目です。
初日は普通の金属エッグバット、二日めは金属の2ヶ所折れ曲がりスナーフェルビットで乗りましたが、3日目の今日は樹脂1本バーのハッピーマウスビット。

かなり以前の記事にも書きましたが、私が新馬や口向きが悪くなった馬の調教で一番頼りにしているハミです。

効果は・・・、やはり信頼を裏切りません。馬も3日目になってかなり落ち着いてきたこともありますが、ハミがしっかりしてくると強い推進が可能となり、目一杯の推進で乗ることが出来ました。

それで冒頭の、

プッシュ、プッシュ、プッシュ!!!

ハーフフォルト、ハーフフォルト、ハーフフォルト!!!

となりました。


勇太郎は大柄な馬ではありませんが、胴が短いためまとまりが非常に良い馬です。駈歩の踏み込みは、清史郎よりもかなり質が良くて、乗っていても後駆が踏み込んでくるのが良く判ります。
今朝は気温が低くないということで、久々に早朝運動したのですが、勇太郎は両方の首に汗をビッチリかいて、しっかり運動したぞ~といった感じでした。

だけど常歩を長めに行なった30分少々の運動で汗ビッチリは、もう少し体力強化の必要を感じます。ま、それも時間が解決してくれる問題でしょう。
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口籠来ました…。

2006-11-18 17:36:15 | 勇太郎
代金4200円なり…。

早速にも美子に持ち帰らせて、庄原へ移動してくるまでの間も使わせます。

経費は部に請求しますので、STNコーチ、tetsu君、他関係者の方は援助よろしく~。

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