サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

午後からジャリスコの運動

2006-10-31 11:51:29 | ジャリスコ
よって、ブログタイトルもジャリスコの名前を追加しました。

2~3年は遊ばせながら接していく予定ですから調教日誌にはならないでしょうが、折に触れ感じたことをUPしていきますので、ヨロシク~です。



調教を焦らないでじっくりやる予定と何度も言っていますが、今日少し動かしてみて、じっくり時間を掛けるしか手が無いことが判りました。
だって、走り方を知らないんです。

今日は馬場の隣で重機のエンジン音がうるさかったので、ハミ合わせとを行なった後、少しだけ調馬索運動をしましたが、速歩では膝の関節を柔軟に使うことを知らない。駈歩発進も知らないし、左駈歩は最後まで出来なかった。


ジャリスコはマジ、時間が掛かりそうです。その分、清兎や清史郎などにも時間が割けると思いますから、それぞれボチボチ、ゆったりと・・・ですね。
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ジャリスコの運動開始します

2006-10-30 20:41:43 | ジャリスコ
全日本学生から帰ってきてから運動開始のつもりでしたが、全日本に行かなくなりましたので、いよいよです。

実は、今日の午後から・・・と思ったのですが、溜まりに溜まったボロを午後の時間一杯を使って田んぼに撒きました。これで当面の仕事は全て済ませたから、明日から心置きなくジャリスコにかかれます。

とは言え、いきなり鞍は乗せません。鞍付けからやり直すつもりで、調馬索上腹帯の着用からです。
ゆっくり、ゆっくり。相手は子供ですから。
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LOFTで見つけた…おっ君

2006-10-29 22:21:43 | 清史郎
『うわ~、おっ君だ~!!』っと、思わず写真撮影。

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本日夕方、全頭無事出発・・・のはずが・・・

2006-10-29 19:25:08 | 清兎
清兎はアウトになり、積み残しです。

信じられないことですが、ファリスから予備馬の清兎にエントリー変更した時に馬事公苑の入厩届けを提出していなくて、馬事公苑から入厩拒否の連絡が来ました。


直接の責任は入厩事務を取り扱う地区学生馬術連盟の幹事長にありますが、その幹事長は我が大学から出しているので、指導を含めた我々の組織の責任であると感じています。入厩出来なくなった馬が他校でなかったことが不幸中の幸いです。

予備馬との差し替えエントリーが終わったと聞いたとき、『入厩届けは?』と咽まで出かけたのですが、それを聞かなかったことが悔やまれます。



美子の自馬戦はこれで終わりました。だけど12月上旬の全日本学生選手権大会もまだ残っています。
広島で最後だったはずの今朝の練習でも、甘い部分が沢山あって、安心して送り出す・・・には程遠かったのが現実。
後1ヶ月少々になった現役生活、最後まで気を緩めずに指導して参ります。

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最悪だけど最高の内容・・・

2006-10-28 18:52:36 | 清兎
昨日の美子&清兎の練習後に私が言った感想です。

出発3日前ということで、今までは水勒で行なっていた練習を昨日から大勒に替えました。
常歩はそこそこ良好な状態だったのですが、速歩で人間が気を抜いたハミ受けを蹄跡半周行なった時点で清兎はハミ受けを完全に突き出してしまいました。

額を入れる、馬を丸める以外に要求することはありませんから、大勒手綱だけを取って半ば強引に馬を丸めるよう指示しました。
私だと推進力があるし、ハミを力で引っ張らないで抜いたハミ受けにすることも出来るのですが、美子の技術ではそうも行かず、馬が膠着する、真っ直ぐに走ろうとしても左右にぶれる、強い扶助を使うと立ち上がりかける・・・などの反抗のオンパレードでした。

平素なら馬が動かなくなるところでしたが、昨日の美子は馬と格闘し続け、斜めになったり立ち止まられかかったりしながらも、何とか最後まで学生賞典馬場を廻りきりました。
まあ採点をするならば、40%前後でしょうか・・・。全く馬場になっていません。

出発3日前の練習で馬がグチャグチャ・・・。ガックリとうなだれる美子に対して言った私の言葉は、『最悪だけど最高の内容だったね』です。
美子は???といった表情。ボロかすに言われるのではなく、何で誉めてもらえるの???、と言った表情でした。


私の言葉の続きは・・・『今までは清兎にやっつけられっぱなしで終わっていたのが、今日は馬と対等に喧嘩できていた。これは凄い進歩じゃないか!! 今日、馬と対等に喧嘩したことは絶対に良い結果をもたらすから、今日の運動は最悪だったけど、今までの清兎の運動で最高だったよ。』です。


さてさて、では本当に最高の運動だったのでしょうか・・・。
今日の運動では、昨日と同じく大勒を付けての運動でしたが、機能とは見違えるような運動でした。踏歩変換はまだまだ未熟で、相変わらず『ボケ・カス!!』に叱責が飛んでいましたが、馬ははっきりと美子を尊重し始めました。

『最悪だけど最高だった・・・』は本当でした。私も口には出したものの、ここまでドンピシャリ来るとは思いませんでした。
美子は夏の予選会以後も、少しずつですが確実に成長しています。『あ~、時間が欲しい。2~3年後の、運動がもっと安定した清兎に乗せてやりたかったな・・・』指導者の気持ちです。
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秋が終わっていくな~

2006-10-26 23:27:07 | 庄原TRF
国体の頃は秋本番・・・でしたが、国体・プロ野球日本シリーズと秋の行事が一つづつ終わる度に季節が冬に近づいて行く気がします。

朝晩も少しづつ冷気を感じるようになりました。
冬毛が延び始めた清兎ですが、全日本学生が終わって戻ってきたら更にモコモコ感が増すことでしょう。

全日本学生出発まで後3日。今更何が出来る訳でもありません。普段通り・・・普段通り・・・、。
天性の柔軟性で短期間に成長してきた清兎ですが、やはり背中から腰にかけて張りが出てきました。これが普通の馬なら、背中を押えたら引っくり返るほど痛がっているところでしょう。

美子も、ふくらはぎ・腰・背中・肩と満身の痛みを堪えながら最後の練習に励んでいます。
あと少し頑張れ~、馬も人間も。

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障害間距離の歩測

2006-10-25 11:30:57 | コーチとして
夏の大会の時、審判員のH岡パパ様が嘆いていらっしゃったことに、

『中四国の学生達は、下見の仕方を知らない。指導者の周りを一団となってバラバラと歩いている。障害間のベストラインを歩かないのでは障害の順番を覚えるだけの下見。関西ではほとんど全員がベストラインを歩くから、下見の終わった場内には1本の足跡がくっきりと付いている。
 そして下見の時に、障害間を歩測し、何歩で馬が走るか把握することは大変に重要で、選手には必ず指示します。』・・・でした。


私は障害が不得手です。だから今でも障害間を歩測なんてしたことが無い。もっとも、レベルが低い競技にしか出ないから、それでも不便さを感じません。
あと、確信的に学生に障害間の歩数を数えさせていない部分もあります。

何故かと言いますと、今から15年くらい前の事なのですが、障害トレーニングにショート・ロング・ノーマルという考え方が導入された頃の経験に拠ります。
当時の指導者講習会の実技では、21m に設置された障害間をノーマルの5歩で通過、或いはショートの6歩で通過・・・等が盛んに行なわれ始めました。特に日体協C級コーチの実技講習で杉谷先生が講師を務められた時など、日本の馬術界の指導者に世界レベルの指導理論を教えなければならないと考えられたのだと思います。
その結果不幸なことに・・・事の本質が理解できない指導者の下では、選手の技量が低く、口向きも悪くてバランスバックすることでストライドコントロールすることも出来ない馬であるのに、『5歩でキッチリ走れ!! ショートにして6歩で走れ!!』などの指導が行なわれました。
結果はどうなったかと言いますと、歩数を数えることが目的となった練習で、人馬は前進気勢を失い、競技では全く通用しなくなってしまった。
このことから、一定以上のレベルに至っていない人馬には絶対に間歩コントロールは要求してはいけないという考え方が私の中に定着しました。

だから私は学生に障害間の間歩を要求しません。『着地したら直ちにバランスバックし元気良く次の障害に向かう。障害の前では最後までバランスバックし、障害の根本に元気の良い駈歩を寄せなさい・・・』的な指導です。だから下見の時もラインの幅は1m程度あります。回転でベストラインの内側に1歩切れ込んでタイムを稼ぐ、ベストラインから1歩大きく廻ったらタイムで負ける・・・、そんなシビアな指導ではないのです。経験の浅い学生が70~80cmのコースをミスなく規程時間内に完走する事を要求するといったレベルなのです。

人に指導する場合だけではなく、自分自身の場合も障害間で間歩を歩測することもありませんでした。それは25年前に学生最後の全日本学生大会で130コースを
走行して以来、大きな障害を飛んでいないし、80や90のコース走行を行なう場合は、正直言って間歩も歩測も必要なかったからです。


しかし、最近ちょっと変化があります。
夏の学生大会で講習会に参加したのですが、【m程度の障害を飛越する場合、障害の11m手前にマークを置き、そこから3間歩で飛越することを基本に練習する】というテーマが出ました。
この距離感は今までの私の感覚では猛烈に遠く、これをクリアするためには走行ペース自体をもう少し早くしなければならなかったし、24mに設置された障害であれば間歩を正確に6歩にした場合が最もバランス良い飛越態勢を馬が取ることが良く判ります。

となると・・・、飛べば良い、落下があっても通過すれば良いという障害飛越から、落下をなくし最も安定した飛越バランスを得るためには間歩の歩測が不可欠であるという、120コースを走行し慣れている子なら、そこら辺の中学生や高校生でも知っていることを改めて体感しているところです。

こんな事を堂々と書くと、『な~んだ、ただの下手っぴ~じゃんか・・・』と思われるでしょうが、社会人になって障害に苦手意識があって、どちらかと言えば馬場系に逃げていた人間はこんなもんです。

だけど、障害馬として育成したいジャリスコがやって来て、そのために清史郎を自分の障害の練習馬として乗り始めた・・・四捨五入したら50の手習い。
馬の状態を整えることは馬場系の運動で完成しているのだし、取り組み始めたら早いかも知れません。

そうすれば、馬場馬術の楽しさは充分に知っているし、これからジャンプの楽しみが加われば、馬人生Wで楽しい!!
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今日は救急救命講習会に参加 ~ その後

2006-10-24 09:55:47 | 庄原TRF
前回の記事を見たKT監督から、消防本部で実施される救急救命講習に部員全員を参加させる、との話がありました。

本来は、広島大学体育会に所属している各クラブの部員全員に受講させるべき講習なのですが、膨大な時間が掛かりますので、体育会主催の救急救命講習会は各部から代表者1名の参加になっているようです。

しかし、使用用途や利用者が極めて限られる馬術競技状にAEDが配備される日は近くないでしょうが、各地の体育館・運動競技場などの大半にはAEDが既に配備されているのですから、もっと多くの人が受講すべきです。
尤も・・・、そのような施設は管理室の方が受講しているので、万が一の時は慣れた方にお任せする方が間違いないでしょう。


先週の土曜日に気づいたのですが、広大馬場の隣にある野球場にはAEDが配備されているようで、AEDマークのプラカードが出入り口に表示してありました。

使わずに済むことが理想の器械ですが、万が一の時・・・、倒れて意識を失った人に駆け寄った誰かが、『オイ、お前は携帯で救急車を呼びなさい!! 私は心肺甦生(人口呼吸・心臓マッサージ)を行なうから、もう一人は野球場管理室からAEDを持って来い!!』と指示できるようになっていてほしいですね。
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Excelleent !!

2006-10-23 15:41:36 | コーチとして
馬場馬術の採点で10点満点(見たことはありません・・・)の運動は日本語では 【 優秀 】 と表しますが、英語の表記では 【 Excellent 】 です。

優秀 = Excellent なのですが、Excellent という表現の中には、ただ単純に運動の内容が優秀であるという評価だけでなく、芸術的であったり、人に感動を与えたりするような、そんな語感があります。




美子は約10日後に控えた本番を前に、この週末も練習に励んでいるのですが、難しい清兎には苦労の連続です。
上手く乗れないし、体の疲れはピークのようだし、正直言って馬に乗ることが辛い日々だと思います。



試合前ではあるし、清兎だけでは練習量が限られるので、昨日は午後からは清史郎で調馬索運動を行ない、シートや拳の姿勢指導を行ないました。
馬を動かして演技する練習ではなく調馬索での指導ですので、サイドレーンを着けて馬のポジションを安定させ、駈歩~速歩を繰り返しました。

美子は大柄な女性ではありませんが、細からず太からずで、下半身も安定しているし、きちんとしたポジションに填った時は素晴らしい態勢になります。弟子を誉め過ぎるのも何なのですが・・・、本当に綺麗な姿勢で、下級生に『これが正しい馬場姿勢だよ。イメージに焼き付けておきなさい。』と言えるほどです。  そんな時の姿勢は全国どこへ出しても恥ずかしくないし、僅か3年少々の馬歴で成長した弟子を誇りに思うとともに、美子を指導した自分も誉めてあげたい。(やっぱり・・・また自分) 

だから口をついてでる言葉は、、、『 Very good !! 』であり『 Excellent !! 』ですね~。
これが 『 極めて良好 !!』や、『 優秀 !!』では何のこっちゃらサッパリ判らん・・・になりますね。


しかし・・・、これだけ誉めても美子は誉めてもらった実感が無いようで・・・、誉め甲斐の無いやっちゃ・・・。

或いは・・・『誉めてもらっていな~い!!』???


???? 『う~ん ??』  そうか~、心の中で惚れ惚れして誉めてたんだ~!!





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野菜はスーパーで買うもの・・・??

2006-10-22 14:38:57 | 庄原TRF
近頃の子は畑で野菜を収穫するといった体験をしていません。夏休みに合宿した部員達に『畑で収穫できるものは採って食べても良いよ~』と言ったのですが、キュウリや茄子、オクラなどを自分の手で収穫したことが無い子が大半でした。

実のなる野菜は収穫期が決まっていますが、常緑野菜のネギやニラなどは包丁で切り取っても再生してくるので真冬以外はほとんど年中食べられる、便利な野菜です。
だから素麺やソバの薬味としてチョコチョコと利用しています。


今朝のことですが、とある部員が朝食の玉子焼きにニラを入れて、【ニラ玉】を作るのでニラを採っても良いかと言います。

勿論返事は『良いよ~。畑に生えているから見てご覧・・・』

外を見たその子が、『結構大きいんですね・・・』と・・・。

ここで私はピーン!!ときましたね。『・・・ネギとニラを間違えている!!』

案の定、収穫のために畑に入ったその子は・・・、ネギに向かって一直線に歩き、雑草と勘違いしてニラを踏みつけてしましました。

『お~い、それはネギで、今踏みつけたのがニラ!! 摘み取って匂いを嗅いでご覧~』です。

摘み取った青い葉っぱの匂いを嗅いだ彼女は・・・『あ~、ニラです!!』


何かに付けて、実体験が乏しくなっているご時世です。

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