サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

馬具の修理

2007-03-31 13:53:11 | 庄原TRF
私は小まめな性格とは決して言えませんが、手先は器用な方です。

写真は半月くらい前から使い始めた鞍なのですが、先日腹帯を締めているときに何故か鐙革の余りを固定するベルト部分の糸が切れてしまいました。使いにくい思いをしながら数日我慢しましたが、やっぱり使いにくいので、本日手縫い修理キットを使って直しました。
裏側の糸は素人っぽい出来上がりでしたが、正面は綺麗で、どこを修理したのか判らないくらいです。

このスチューベン・ロマネスという鞍、卒業した学生が(1年秋には退部)寄贈してくれたものですが、悪くはないけど、乗りやすいと言うほどでもない。
障害だけならそこそこですが、馬場運動となると正反動をとったときに前橋がコツコツ当たって痛い。鞍壷が狭いです。

部のST相談役も同じ鞍を使っていますが、やはり同じく鐙革を通すベルト部分が切れてしまっていたと思います。欠陥とまでは言いませんが、縫製が弱いのでないかと感じます。
更に言えば、修理キットは広大厩舎にも有ったと思うし、なければ私の物を貸しても良かった。でも・・・、誰も修理をしない。

修理は馬具屋の仕事でしょうか。小さい不具合のうちに小まめに修理すれば、元通りに使えるのに・・・。次に修理する時は馬具屋ですから、送料・修理代金が掛かる。金が無いといつも言っている馬術部ですが、知恵も無いかも知れません。

ま、今時の大学生全般に言えることで、我部だけが特別なのでもないでしょうね。
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本当に疲れました・・・

2007-03-29 22:18:10 | 勇太郎
朝も風邪気味?で、とてもだるかった・・・。何とか起きて厩舎まで行きましたが、丁度小雨が降り始めたので、そのままコーヒー&TVタイムに。その後少し休んで、餌をやってボロ取りして帰宅&仕事に。

でも、馬場には昨日出した障害とリバプールが・・・。馬場と障害に並行して出していくつもりの勇太郎用です。でも、年よりは無理して乗らない・・・。


昼食時も体調は戻らないし、『風邪薬でも飲まないとアカンかな~』なんて思ってたらPM4時くらいに体調回復。・・・と言うか、普通の状態に戻っただけで、元気いっぱいと言うわけではなかったけど、シャキシャキと勇太郎の準備。

馬場に出たら、軽く常歩をした後でリバプールへ直行。~・・・当然反抗。大反抗・・・、一歩も前に出ません。暫らく格闘の後、下馬。コルトサービスさんに数年前頂いた【馬運車に乗らない馬引っ張りロープセット】(ちゃんとした製品です。太目のナイロンロープの両端にTの字の取っ手が付いている)を装着して、後から竹箒で追ってもらったら何とか通過。それを数度繰り返して、再度乗馬。それで向けたら・・・、また反抗&膠着。

『こりゃ~、学生には向かない馬だわ・・・。KT監督に相談してみるかな・・・。』とまで思いました。既に馬は汗びっしょりだし、そのまま駈歩にして軽くコース走行。途中でリバプールギリギリに横を走ったのだけど逃げるそぶりなし。
『???、行っちゃえ~!!』と向けたら、意外と簡単に通過。飛越しないでバタバタ踏みつけますが、でも通過。その後のコース走行で何回も通過させたところで本日終了。
沈静運動時に常歩通過させましたが、常歩だと最初は反抗。でも、強く脚を使うと、鼻面を地面にくっつけんばかりの注意を払いながら一歩一歩通過でした。

今日は暖かかったこともありますが、首から肩にかけて泡が立つほどの大汗でした。


それで・・・、夕食後にド~んと疲れが・・・。馬との格闘は通常の運動以上に疲れます。しかも、実際は何の効果も無し。さっさと切り上げ下馬して馴致すればよかった。それも助手を付けて。
此処までやっているのだから、4月15日の県大会には使いたいですね。
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アクセスIP数

2007-03-28 23:59:42 | 清史郎
あまり気にしていないのですが、それでも一日のアクセス数が100件を越えると『えっつ・・・!!』と思ったりします。

かと言ってコメントは相変わらず皆無ですが、私自身も最近は熱心に更新していないので、そんなブログを覗いてくださる皆様にやや申し訳ない。


先週の23日~26日まで、春季中国四国学生馬術大会が開催されえていました。24日と25日のアクセス数は50件以下。それが26日になると100件を越えましたので、試合から帰った学生さんや関係者の方がアクセスされたのかな・・・、などど思いを馳せるところです。

私自身、先日も記事にしたかもしれませんが、人の記事を閲覧するのはブログよりも mixi の方が多くなっています。これは mixi でたまたま記事を投稿して返信をくださった方が私と近い関係にある方だったことと、その方の mixi に投稿した場合意見のやり取りと言った状態になることから、投稿し甲斐があるというか・・・、です。

ブログへの記事自体が減っているのは仕事が多忙で、日中にパソコンへ向かっている時間が全く取れないこともありますが、同じ内容の記事をブログと mixi に書いても面白くないので、『どちらに書こうかな~』と迷っているうちに時期を逸してしまっていることもあります。
あ・・・、今気が付いたのですが、美子が引退して練習に来なくなったので、『絶対ブログに書いてやるんだ!!』みたいな面白いことが身の回りから減ったことも大きいですね。
ブログを書いていた方が mixi に移行してブログは閉鎖状態・・・と言うことも聞きますが、もしかしたら私もそうなるかも知れません。

mixi に完全移行したら・・・、暫らくは完全公開でなく、マイミク関係者にのみ公開にすると思いますので、その節にはマイミクにお申し込みください。
mixi に登録していらっしゃらない方は私がご招待してもよろしいのですが、となると見ず知らずの方ではご招待のし様が無いので、だんだん閉鎖的な方向へ向かうかも知れませんね
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学生大会へ参加してきました

2007-03-25 22:45:34 | コーチとして
が・・・、夜の懇親会だけ。24日の仕事が終わってから高速に飛び乗り、レセプションが始まるPM7:00ジャストに会場の広島工業大沼田校舎へ。

学生を交えてのレセプションの後、部屋に戻ってSTコーチ及びM笠君としばし歓談(コーチ会議?)。その内、相部屋で同宿する岡山大のSコーチが戻ってきたところで色々とお話。
アアだこうだと議論をしていたら、隣の部屋から『早く寝てくれ・・・』の苦情が・・・。

その部屋での議論は終了して、O会長の部屋へ移動。その部屋では10名近くが歓談中でワイワイ。
しかし朝になれば9:00~競技ですのでAM1:30で解散。

部屋に帰って寝床に入りましたが・・・、やや気持ち悪い・・・。



朝起きたら7:10で、そのまま速攻で帰途に。完全な二日酔いでした。
庄原の厩舎へ帰って餌をやり、ソファーで横になって休憩(二度寝・・・)。ボーちゃんの影響で最近食べることが多くなったパスタをPM3:00に食べて、やっと体調回復の一日でした。
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ボーちゃんの春合宿終了

2007-03-22 20:19:33 | 庄原TRF
当初の目標は、清史郎で第二課目に出場させることでしたが、途中でで完全に目標変更となりました。

清史郎は駈歩運動の許容範囲が狭い馬です。
額を入れて後駆を踏み込ませられるように、背中の柔軟性を考えた運動を行なっていますが、前後左右のバランスが安定しない人間が乗るとバラバラな駈歩になりやすい馬です。正直言って練習馬のようにボーちゃんのバランスに関係なく走っていれば仕事が終わり・・・と言う馬ではありません。

先の記事にあったとおり、ボーちゃんの練習は障害主体に変りました。
試合で馬場の可能性が無くなったのだから、障害の練習をするのは当たり前でしょう。
今日の最終練習では、簡単なコース走行ながら一区切りつけるには丁度良い出来でした。
欲を言えば限はありませんが、勇太郎のコース走行も、試合と同じく70cmコースに設定した清史郎のコース走行も、間違いなく『合格!!』です。


欲を言えば限が無い・・・と言うのが微妙なところですね。判断基準が明確でないから。


しかし、疲れる子でした。

私得意の馬の運動を一般社会にありふれた色々な物に置き変えて説明するやり方が、一切通用しなかった。
『・・・に例えれば・・・だろう?』
の問いかけに
『???・・・・、判りません・・・』



それを繰り返すこと10何回・・・。

『・・・に例えれば・・・だろう? 判るか~・・・。・・・あ~、考えるな!! 黙って聞いとけ!!』
と、自分で起承転結させる指導になってしまいました。



最後まで気持ちは通じ合わなかった感のあるボーちゃんとの春合宿でしたが、月曜日の試合本番では、現状でのベストライドを期待します。


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試合には出してやりたいが・・・

2007-03-20 22:10:12 | コーチとして
先月の27日から集中的に合宿状態で練習しているボーちゃんですが、今週末からの春季中国四国地区学生馬術大会で、清史郎での第二課目馬場への出場は・・・NOとなりました。

速歩運動でハミを受けて運動できる状態になることは初めから期待していませんが、駈歩運動で

1.発進が出来ない
2.発進できても簡単に踏歩変換される

の状態ですから、馬場になりません。延半月近く頑張ったのは事実だから出してやりたいのは山々ですが、基準に達していない者を試合に出すことは出来ません。残念ですが、そのような結果になりました。



馬場運動では全く良いとこなしのボーちゃんですが、障害運動では結構良いところを見せてくれます。
指定の場所で駈歩発進しなくても今は許していることと、走行中に踏歩変換されても気にせず推進して前進気勢優先としていることもありますが、今日の午後行なったクロス障害でのコース走行では、『良し、合格!!』という練習が出来ました。

クロス障害にしたのは、低い障害でないと飛ばないからではなく、コース取り、障害前での馬のバランス、人間の随伴を優先したためで、70cmのコースに設定してもおそらく問題なく走行するでしょう。そのくらい、落ち着いて走行できているし、飛越にもきちんと付いて行っている。

ボーちゃんは不思議な子です。私が見ている限りでは、飛越時に馬に遅れたことが無いのです。遠くても近くても、何となく処理している。判って処理できているのではないのですから、不思議な子です。
この器用さが馬場運動で生かせれば最高ですが、馬場運動では判っていなくて何となく運動できるなんて事は有り得ないから、当然ダメ!!

馬場では次の試合に出せるとは確約できませんが、障害なら次の県大会には充分使えます。
新2年生では、8月の夏季中国四国学生馬術大会で勇太郎に乗せられる可能性NO,1かもしれません。

そうなったら、ニックネームも替わるかも知れませんね。

【ボーちゃん】から【キビキビちゃん】・・・。有り得んね~(笑)
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歯軋りが気になって堪りません

2007-03-18 20:21:58 | 清史郎
以前から気になっていて、一度は自分で削ってみたのですが、左だけ何とかなりましたが右は全然ダメです。左が上手く削れたのかどうかは不明ですが、以前は両方から聞こえてきた歯軋りの音が左から聞こえなくなったところを見ると、多少の効果はあったのでしょう。

となると右側に再チャレンジとなるのですが、何故か右側を削ろうとしたら酷く反抗するし、素人ですので中々上手に削れません。
しかも鑢がちびているからツルツルで、指先で擦っても引っ掛かりが無い。



県内の乗馬クラブでは専門家を呼ぶ人もあるのですが、特殊技能ですから猛烈に技術料が高いです。でも、効果ははっきりあるそうです。

特に馬場馬術では、審判に聞こえる歯軋りは減点対象だし、何とかしなければなりません。歯の咬合だけの問題ではないかもしれませんが、問題点は一つ一つ潰しておきたいです。
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傷だらけのユ~タ

2007-03-18 00:52:28 | 勇太郎
栗毛どうしで年も近いジャリスコと勇太郎は、大の仲良しになりました。

二頭で馬場に放していると、本当に一日中飽きもせず咬み咬み、ハグハグ。お互いの体は歯型だらけです。

場所的にキ甲の部分が咬みつきやすいからでしょうか、勇太郎の左右のキ甲下に大きく毛がむしれた痕が・・・。


お互い、程ほどにして頂戴ね。



勇太郎の蹄叉は硫酸銅が染込んでかなり変色です。
今日、死んでしまった組織をカッターナイフで除去していたら、周りが死んで変色しているのに、真ん中は健康な蹄叉の部分が。

何かに似ているな~と思いましたら、中華料理の【ピータン】でした。

『オエ~』
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過去のビデオ

2007-03-15 20:41:45 | コーチとして
学生に色々なことを説明する時、ビデオの映像を見せると効果的ですが、良い運動ばかりでなく、悪い運動を見せることによって、何故今の運動が良くないかを説明できる場合があります。

学生が乗って失敗する。指導者が乗ってきちんと運動する。では何故指導者が乗ったら馬が動いて、学生だと上手く行かないか。それは映像にきちんと映っているから、スロー再生したり、何度も巻き戻して解説したりです。




特に障害練習の場合、馬が飛ばないにはそれなりの理由がある。
大半は回転で肩から逃避して障害前で馬体が真っ直ぐなっていないとか、バランスバック出来ていなくて飛べる態勢になっていないとかです。
学生に乗せる馬だから、障害前まで誘導出来ていれば馬が飛びついてくれなければいけないのだが、真っ直ぐでなかろうが、バランスが悪かろうが飛びついてくれる馬など・・・、早々居ない。

練習馬の場合、良ければ飛び、悪ければ飛ばないと言うのも悪くないです。飛ばない時に飛ばない理由を説明し理解させられる。或いは、調子良く飛んでいるのに、漫然とした向け方をすればキッチリとトラブルを起こし、人間の集中力の大切さを教えれられる。


ボーちゃんは今日で合宿2期目の3日目です。
初日は1期目でやったことをほとんど忘れていて、駈歩もまともに出来なかった。
2日目は速歩飛越した後の駈歩が維持できず、駈歩での障害飛越は出来なかった。
3日目の今日、速歩飛越後の駈歩がスムースに持続でき始め、やっと回転での態勢や色々な姿勢の指示が少しずつ行え始めた。
しかし・・・、此処まで日毎に出来ることが明快に変化していく学生も珍しいけど、基本的には合宿1期目には出来ていたこと。良くなったというべきか、良い状態を思い出したと言うべきか。




午後から雨が霙に変わりました。寒いです。
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蹄叉腐乱の予後

2007-03-13 22:11:25 | 勇太郎
勇太郎がやって来て、約半月になります。
調教面では良い日・悪い日があり、まだまだ安定感に欠けますが、蹄叉腐乱の治療に関してはそれなりに・・・それなりに。

硫酸銅の水溶液を脱脂綿に浸して患部に詰め込むのですが、患部がカチカチになってきて、生きている組織と死んでいる組織の区別がはっきりしてきました。
カチカチになっていて死んでしまっている部分については、カッターナイフで削除したところもあります。
来週には装蹄師さんがいらっしゃるので、蹄叉の死んでいる部分をもっと除去してもらえるでしょう。

今までの経験で言うと、3回目の削蹄で治療の必要がなくなる(というより生きた組織が盛り上がってきて脱脂綿を詰め込む隙間がなくなる)と思います。硫酸銅、恐るべし・・・(恐れる必要はないですが・・・(笑))。

頑固な蹄叉腐乱に悩んでいる人が居れば薬を別けてあげたいですが、法律上できないんだろうな~。そんな人は、掛かり付けの獣医さんにご相談ください。
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