サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

佐々木、最後の晩餐だったはずが・・・

2005-03-31 09:42:13 | 庄原TRF
3月一杯で福島へ帰ると聞いていた佐々木君が庄原へ来たいと言いますので、家内にお別れだからご馳走を準備してもらいました。

我が家としては、かなり高級な肉を購入しシャブシャブをしました。柔らかくて、美味しいお肉で、佐々木君はグルメ番組のレポーター顔負けの表情で(美味しくて声が出ない・・・風)食べてくれました。

ところが、実家に東京から妹さんが急遽引っ越したことで部屋がなくなった、高校英語教師の採用がまだ決定していない、の理由で4月も西条に居るようです。

西条でバイトを探すとか、塾の講師などで就職するとか、ハローワークへ行くことを奨めました。

時間があれば(時間があるそうです)また庄原へ来るそうです。最後の晩餐だったはずが~
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馬体のメンテナンスに思う

2005-03-30 13:31:51 | コーチとして
競技が終わってリフレッシュ休暇?中の清悠ですが、首と背中に痛みがあり、これを直すには長期放牧でしか対処できないので、先週びわチンに手伝ってもらい筋肉に注射しました。
5mlづつ位を凝りがある部分にランダムに注射するのですが、薬品の効果以外に、凝った筋肉に対する針治療の効用もあるようです。
今回は試合の疲れが取れたら乗りながら調整するつもりでしたが、馬体に痛みがある状態では乗ることも出来ないし、春休みが終了すれば基本的には西条へ戻すのですから、即効性のある薬品を使いました。

競走馬もかなり薬品を使ってレースに使っていますが、(上がり破行と言う言葉があるくらいです。競馬から引退して薬物治療を中断したため、本来の痛みから破行が起こる、の意味)F.E.I.憲章にも謳われている馬の福祉を考えた場合、薬物の使用は推奨される行為ではありません。

では何ゆえに私は薬物を使うのか。
これも馬に対する福祉の一種です。馬が痛がっている間は乗らないのが一番です。でも乗らなければ痛くないのか? これも違うのではないでしょうか。筋肉痛の人間は薬を飲んだり、湿布を貼ったりして痛みの緩和を図ります。馬だって同じではないでしょうか。
私が薬を使うのは、痛みを隠して競技に使うためではなく、競技に使うために無理をさせて痛んだ馬体を早く正常な状態に戻してやり、きっちりと健康な状態で調教を再開するためです。

しかし思ったことは、日々のメンテナンスが出来ていれば、馬はあれほどまでには痛みを感じないと言うこと。
練習後の手入れとは、脚を洗い、汗を落として馬房に戻すことではありません。馬の管理責任者は、馬体に触って馬の状態を把握していなければならない。
ブラシをかける際に際に首や背中の筋肉を揉んで見る。その際の馬の反応で大体の事は判ります。
今回の清悠ですが、管理をしていた佐々木・吉田・松井のうち、誰が首の筋肉を揉んだり背中を押えてみたりしていたのでしょう?その反応によって、今日の練習後にはアンドレス軟膏を使用しようとか考えた人が居たのでしょうか。
今もやっているのか判りませんが、かつて広工大では時間があれば部員は木槌で馬の首や背中をたたいて、マッサージをやっていました。時間は掛かるけど、騎乗技術が未熟で馬に負担を掛ける学生だからこそ考えてほしいです。

このことは他の全ての馬に言えることです。
大事に大事にされているユニフォームは幸せです。おかしくなると庄原でリフレッシュできる清悠も幸せです。
でもそれが出来ない馬に何をしてやれるか、特に今年から主力選手として競技に出て行く新3年生は良~く考えてほしいです。

さて、薬物治療をした清悠ですが、痛みは完全に緩和していませんが、非常に良好な状態に戻りつつあります。
これは調馬索の動きが柔らかくなってきたことで感じます。
残りの春休み期間で、びわチンの踏歩変換練習が出来れば良いのですが。

ちなみに馬体の柔らかさではヴェルランドが一番です。
首や背中を触ってみたら判ります。軽種のサラやア・アでは中々困難な、先天的な柔らかさです。
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次元が違いますが・・・

2005-03-28 20:26:38 | 庄原TRF
世界フィギュアスケート大会で4回転ジャンプを封印した安藤美姫選手、帰国した空港でも浮かない表情で『4回転にトライしていればすっきりしたでしょう・・・』だったかな?、そんなコメントを残していましたね。

私の場合、

試合2日目、小Cと小Dに向けて無理をしてはいけないと、フレンドAでリバプールにアタックしませんでした。
しかし試合が終わって時間が経つにつれ、あの時アタックしていれば良かった、と言う気持ちが湧いてきます。

次の試合(県大会)は絶対行きます。学生の公式試合ではないし、行かない理由がないです。
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一進一退

2005-03-28 09:08:31 | コーチとして
びわチンのミニ合宿、本日で終了です。

長らく休養中だった清史郎の運動も、びわチンに合わせて復活で、今朝で4日連続で乗りましたから初日とは比べ物にならないくらい安定感が出てきました。

今回、びわチンを指導して確信したのですが、駈歩運動で外方脚が完全に浮いていて、脚の反応の中で馬を動かしていません。外方脚を安定して馬の腹に押し当てて置くためには、脚がスイングしない為の座りが必要です。座りが悪いから脚が動く・浮く、結果として反対駈歩の時に外方脚で馬を押し込めないから簡単に踏歩変換されてしまう。
だからこの二日間は外方脚の安定に指導のポイントをおきました。

今朝の運動では、踏み込みやスムースな運動と言った部分ではまだまだ不合格ですが、踏歩変換をしたがる馬に対して我慢させることが出来、最後まで反対駈歩が持続できましたので取り合えず合格です。
脚が安定してくると、中間駈歩への移行が明快になり、運動の質がひとつ上がりました。ただし、速歩運動では前進気勢が欠落した部分もあり、ここが一進一退の所以です。

まあ、清悠での学典馬場の練習といい、4年生に要求することと同じレベルでの練習ですから、そこそこ順調です。今年は来年に向けて経験を積む時期。本番は来年の夏だから時間はたっぷり。
どこまで成長させられるか楽しみですね。
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真っ直ぐに入場、停止、不動、敬礼~発進

2005-03-27 21:17:25 | コーチとして
先日の試合で、私が審判した第三課目で広大生4人が全く出来なかった運動項目です。
逆に岡山大学の学生はほとんどミスがなかった。これは如何いうことでしょう?

4月から平日の練習に来られるのは、田中コーチになります。馬の調教レベルを上げることは今の3年生には難しいことでしょう。佐々木や村田が部から離れ、田中コーチも平日に全員の指導をすることは不可能です。

では、学生は何を考えて乗るのか。私は自分が理解できて、自分でやり切れることを確実に身に付けてもらいたいです。自分に出来ること、これが停止・不動・発進(中間常歩を入れない)の練習です。これをきちんとやり遂げることが出来なければ、他の運動はなお更出来ない。

実は私も停止・不動がとても下手でした。と言うより、出来たことがなかった。
ヴェルランドで始めて馬場の試合に出た時、身にしみて反省しました。それから約1ヶ月、他の運動はそこそことして、停止・不動の練習を繰り返しました。停止30秒、です。とにかく、じっとさせる。停止・不動が出来るようになって、当時指導していた高校生の舛田君は、成績が一気に上がりました。

かつて私が学生時代、京都産業大学馬術部監督の荒木雄豪先生は、調教の終わりに必ず不動30秒を徹底されていました。停止・不動にならない馬は馬から降りないくらい徹底しておられました。

今日の練習ではびわチンに停止・不動を要求しましたが、始めのうちはそれが出来ない。意外な(指導者が軽視しがちな部分)盲点です。

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サボっていたら・・・

2005-03-27 18:39:27 | 庄原TRF
学生の大会や悪天候でしばらく真面目に乗っていなかったら、馬は正直です。けっこう乗りにくくなっています。
特に清兎の方がリズム・バランス・ハミ受けなど全てにおいて崩れています。

朝の冷え込みも馬場が凍る程ではなくなってきましたので、毎朝の運動もボツボツ再開です。しかしその前に、清史郎の去勢手術をやってもらいに山口の重枝さんのところまで行かないといけません。輸送時に助手の居る春休み中に何とかしたいと思います。

さて、清悠ですが、体全体のコリがあるようで(コリというより痛みでしょう)今日は首と背中の筋肉に鎮痛効果と筋肉の活性化を促す効果のある薬品(ネオ・ダービー)を注射しました。
明日から乗っても良いのですが、1週間くらいはペソアシステムで調馬索して、とにかく馬をリフレッシュさせることが大切でしょう。

清史郎は2月~3月にかけてほとんど乗っていませんから、勝手にリフレッシュしたみたいです。春になって牡馬の血が騒ぐのか、少し悪戯をするようになりました。叱るとビビビ~なんですが。
精神的にまだ子供です。
しかし、右駈歩の反対駈歩時の踏歩変換癖は悪化中です。松井・吉田レベルでは最後まで反対駈歩を維持できません。昨日は横歩~反対駈歩を要求したのですが、前肢だけでなく後肢もそろえて綺麗な踏歩変換をやります。これは辛いですよ・・・。
踏歩変換を勝手にする馬は、バランス・推進などが完璧でないと反対駈歩を維持できません。逆にきちんと出来るようになったら、人間の技量向上の証です。学生で誰が一番に出来るようになるでしょうか。
ジャンプも低いクロスのみやっていますが、障害への集中力は素晴らしいです。とにかく大きく飛越します。馬場が出来て、障害も出来て・・・、目指すはフィリーです。
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春なのに~

2005-03-25 08:57:35 | 庄原TRF
卒業式シーズンです。今日はこの後9時半から小学校の卒業式です。PTA会長で祝辞を述べる仕事もこれで最後です。

春なのに~♪は柏原芳恵の卒業を歌った曲ですが、私は馬場に雪が積もって・・・、です。
でも基本的には春の淡雪、天候が回復したらあっという間に融けるでしょう。
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名残り雪でしょうか・・・

2005-03-24 16:13:51 | 庄原TRF
天気予報は外れませんでした。

積もる雪ではなさそうですが、午後からぐんぐん気温が下がり、寒いです。

寒いのは嫌ですね。暑いのはもっと嫌ですが。
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春に三日の晴れ間なし・・・

2005-03-24 10:21:02 | 庄原TRF
ではないのでしょうが、好天続きだった競技会から一転して、雨続きの3日間でした。

乗る気満々で天候回復を待っていたかというとさもあらず・・・、試合の疲れが抜けるのに丁度良い休養日でした。
しかし休養ばかりでもいけませんので、今朝から運動を開始しました。
天気予報では午後から雷になり、夜からは真冬並みの寒気が入ってきて、雪になるとのこと。

春と冬が押し合っている感じですが、さすがに春の気配が優勢でしょう。
寒い寒いといっても、今朝も気持ちよく運動できました。

さて、午後からの雨に備えて、オガを取りに行って、清悠の調馬索です。



追伸
残念!
オガを取り終えたところで嵐になりました。傘が飛ばされるほどの強風と雨です。
一人だと順繰りにしか作業や運動が出来ないから、清悠は今日もお休みでしょう。
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春季中国・四国学生馬術大会 終了

2005-03-21 22:10:08 | 庄原TRF
初日の結果報告のみで、後は・・・

詳しくは後日ですが、複合の障害でもユニフォームが減点0で断トツ1位、小障害Bで柳川さんが清華で1位、小障害Cで斉藤さんが清華で5位(or 6位)が障害競技の入賞人馬です。

清悠は残念ながら小障害Cでは、清本・吉田とも失権でした。

写真は表彰式後の集合写真。写真中央の佐々木君は今月末に広島を離れ、故郷の福島県へ帰ります。今回の試合、結果は出なかったけどお疲れさんでした。
指導した学生は結果を出せなかったけど、広大馬術部最後の走行になったフレンドBの最終走行はとても良かったです。
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