サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

結局午後からも1鞍乗ったのですが、

2006-01-31 20:05:31 | 清兎
それなりの発見というか、認識を新たにしたというか、意義はありました。

肩内、腰内などの単独運動はそこそここなせても、巻き乗りから横歩とか、蹄跡から斜線に向けて横歩とかの運動は、収縮とバランスバックに密接に関連があるため深いベンドを取らせて競技で点が取れる運動を要求することはかなり難度が高いです。
中途半端なTRFの馬は全て膠着が起き、馬が苦しがって反抗します。

そこでムキになって馬を責め続けても馬を苦しめ続けるだけで何の解決にもならないことは承知。では、何をするか?
遠回りでも斜横歩ではないかと今日感じました。斜横歩も肩から少し馬を逃がしてやる初期の運動と、かなり収縮を求め深い肢の交叉を求める運動がありますが、横歩が出来るために要求するのは後者だと思います。


今日の午後は本当に疲れてましたので、無理をしないで午後の運動は止めるつもりでした。しかし1時間ほどゆっくりして体調が回復したか、1頭は乗る気に。

そこで感じたのが上記の斜横歩の完成度です。完璧な斜横歩が出切るまで、取り敢えず肩内~腰内系の運動はお預けです。


午後は4時過ぎから馬を出したのですが、天気が悪くなって霧雨が落ち始め、時間との戦いのような心境でした。
やることをやって、早めに切り上げるつもりが何の何のです。一端乗り始めたら、一区切りつけないと下馬できない・・・で、猛烈に運動です。
全身に汗をかいてきた事も感じましたが、今日はとことんの心境で。

毛刈りの効果は抜群で馬はさほど汗をかいていませんでしたが、人間は下馬したら直ちにTシャツから着替えです。汗をかいたままウロウロしていたら確実に風邪。


正直なところ、運動をするのが辛いです。体力が無い。
でも、馬も辛いのは同じでしょう。多分筋肉痛のはずで,新たなことに取り組み始めているのだから、一区切り付くところまで行ってしまわないと、やったり、緩めたりは虐待に等しい。


とは言え、週末からは冬が戻ってくるらしい。天気予報は金曜から雪マーク。

もしかしたら、休める・・・?
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一念発起して朝乗り

2006-01-31 10:28:07 | 清史郎
前夜の天気予報で馬場の凍結は絶対に無いことを確認し、久々に6時起床。(実際は10分まどろんで、6:10起床)

厩舎へバイクで向かったものの、まだ真っ暗で夜と同じ。コーヒーを飲むうちに夜も明けて・・・、体が温まってきたら『7:30までTVを見て掃除して帰るかな~』の誘惑が。


でも乗りましたよ。

今日は常歩を多めに約30分でしょうか。たかが30分、されど30分。


毎日続ければ馬は絶対に良くなるんだけど、意志の弱い人間ですから。



午後1:30の追伸

朝乗ったら昼からの疲労度が違います。朝食後には、午後からも常歩中心に2鞍と思ってましたが体がズンズン重くなる感じ。こりゃあ午後からも乗ったら、疲労から風邪引きそうな予感です。

何をするにも最後は体力・体力。



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春が来た~???

2006-01-30 20:38:43 | 庄原TRF
年末の大雪もだけど、正月からの気候は完全に異常気象。

今日の庄原は3月下旬~4月上旬並み。今日は・・・1月30日ですよ~。


疲労の蓄積で休みたいところでしたが、馬は軽く動かした方が良い。人が居れば30分の曳き馬ですが、常歩で逍遥騎乗と清兎・ファリスは鞍を付けて馬場へ。

それぞれ40分ほど常歩で終わる予定が、鞍を付けて馬場に出たら・・・、やっぱり乗りますはね。当然に。

まあデモ今日は常歩中心です。毎日動かすとフィーリングが向上しますね。
このまま本当に春になってくれたら良いのですが。
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疲れた~

2006-01-29 22:12:33 | 庄原TRF
背筋じんじん・・・腕じんじん・・・全身疲労。

明日は休みます。馬も疲れ気味だけど、人間が持ちません。



美子に学生賞典馬場の経路練習をやらせ始めました。馬はまだまだ不完全で出来ないけど、経路だけは頭に叩き込むために。

まずは速歩区間・駈歩区間に関係なく軽速歩でグルグルと。

次は二蹄跡運度は全て直進として、速歩区間、駈歩区間を流しながら。

学生賞典馬場の経路を覚え、複合馬場の2スター経路を覚え、3課目2006Aの経路を覚え・・・やれやれ、大変なことです。ゴッチャになって経路違反しなければ良いのですが。
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今夜は・・・無題

2006-01-28 21:00:08 | 庄原TRF
庄原TRFには今現在3頭の馬が居ますが、それぞれ個性があります。個性以外に感じるのは、馬の持っているポテンシャルというか、パワーの違いです。

昨年感じたのですが、サクセスは人間ではどうしようもないパワーっを持っており、自ずから馬と折り合いを付ける乗り方が身につきました。

ファリスは流石に豪州馬。性格がサクセスと違い、立ち上がって人間の反抗を封じるようなことはありませんが、本気になった時は人間の力では適いません。

清史郎は力強く、パワーもありますがそこは国産のアラブ馬。力を持て余すとまでは感じたことがありません。そこそこ人と折り合って、そこそこの運動です。

清兎は、小柄な馬で明らかにパワー不足です。
反抗が現れたとき、強引に組み伏せることが唯一できる馬で、今日もコテンパンにやっつけて運動を終えた感があります。
しかし、人間が馬に勝って得られるものは多くはないです。弱いもの虐めをして満足している人間は器が知れているように、後味の悪さが残ります。

何故後味が悪いかというと、真面目に乗っていなかったから。多くは体力面なのですが、半月近く放牧的な管理をしていて、偶に乗った時に反抗的だとやっつける乗り方だから。毎日少しずつ乗ってやって、穏やかに手の内に入れていれば馬もおだやかに反応する。

人間の技術が向上すれば、踏歩変換はある意味楽な作業になります。自然界でも馬は勝手に踏歩変換しているのですから、タイミングさえ合えば馬は行なう。4年前ですが、筑波RPのT先生のご指導を頂いたとき、当時ド新馬だった清悠に乗って3歩毎の踏歩変換をされたのには度肝を抜かれましたが、今は何となく理解できる部分があります。

新馬に乗って猛烈な扶助で馬を屈服させる意義は、馬との主従関係構築にあります。そこまでやると馬は騎手を尊重します。主人と認めたら悪さはしないし、猫のように温和しくなります。当然、蹴る、噛むは無くなり厩舎管理は楽になります。

私は自分の厩舎の馬を完全にコントロールできている自負があるし、清兎で今日初めて4歩毎の真似事が出来たことには大きな満足を覚えます。
しかし、それ以上に馬を虐げたことが楽しくない。
満足だけど・・・、楽しくない。『4歩毎・・・フフォ~!!』の気持ちになれないです。馬を力で組み敷いたことが実感でき、馬との調和で為しえた成果で無いから。


こんな気持ちは馬歴30年で初めて。


馬はベスト・フレンドではちょっと困る。でもベスト・パートナーでありたい。
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敵を欺くにはまず味方から・・・ではないが

2006-01-28 13:24:17 | コーチとして
踏歩変換が簡単な馬にありがちなことですが、斜め手前変換~収縮~踏歩変換を行なう場合、馬が先回りして踏歩変換してしまうことがあります。

ファリスのように興奮性の高い馬は、斜線の終点まで駈歩の手前が維持できず、蹄跡の手前数mで踏歩変換されてしまい易い。
やはり人間も、『蹄跡で踏歩変換しなければ・・・』と思うから無意識に緊張し、その緊張は坐骨を通して馬に伝わる、です。

では、斜線ではなく長蹄跡を駈歩行進している場合は如何でしょうか? 中にはバランスの繊細な馬が居て騎手の重心の狂いをたちどころに反映させる馬も居ますが、たいていの馬は正駈歩を維持します。

じゃあ、何で斜め手前は維持できないのかな~。ま、それが上記のような理由でしょう。

今日の運動での事ですが、私も見事に斜線の後半で踏歩変換された。これは美子と同じレベル。
で、私が考えたことは、斜線の終点で踏歩変換せずに右回転して蹄跡の外へ出るを行い、斜線をあたかも長蹄跡のように積極的に錯覚する、を行ないました。これは何故か効果があり、馬も人間の意志に入ってくる。

右手前駈歩は何度かこの手法を使って、自分と馬を騙して、最終的に左へ馬を持ち出して踏歩変換。この感覚で左手前は、初めから一発で実行です。

技術がないと正しいことが出来ないかというと必ずしもそうではありません。自分と馬を積極的に騙すことが出来れば、80%の実力でも100%に近い運動が出来る可能性がある。
そんなことを感じた運動でした。

当然に美子にもこの感覚を要求です。出来る力があるから出来るのですが、でも成功の確率が一気に上昇しますし、失敗しても原因がハッキリして『もう一歩我慢できないと駄目・・』とか、物事がハッキリしてきました。
これをベースに、人馬のバランスを確立していけばgoodですね。
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1歩進んで3歩下がる・・・

2006-01-27 20:22:11 | ファリス(清陽)
馬なんてそんなもので、昨日・今日といった短いスパンで一喜一憂していたら体が持たない。

ハミは怖いです。今更ながら・・・。

ハミを替えて急激に手の内に入ったということは、特に馬場系の運動が多い私の場合、その歪みは必ずどこかへ行っていたはずです。我慢したものが精神的なパニックで現れるか、背に現れるか・・・。

背に現れると、当然背を張り後駆の踏み込みが悪くなる。そしてハミを外してくる・苦しがる・・・。
今日のファリスがそうでした。ハミを替えた負担が完全に右後肢に現れました。

調教に近道なし。世の中に魔法のハミなし。地道にノーマルハミで馬術の王道を行くしかありません。

しかし昨年のサクセスもですが、ファリスは大変に多くのことを教えてくれます。指導者について勉強していない代わりに、馬が先生です。
先生へのお返しは、充分な飼料管理、清潔な馬房でしょうか。Hさんのように人参・リンゴ・角砂糖に黒砂糖でなくてご免なさい。

そうか・・・、人参・リンゴ系は試合でお世話になる美子の担当でしょうね。
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流行語大賞2005版かな?

2006-01-26 19:05:09 | 庄原TRF
昨日が『想定の範囲内』と来れば、今日は当然『・・・フォ~!!』でしょう。

ハミを金属から樹脂の1本バーに替えたファリスですが、昨日は想定で休み(・・・装蹄でした)で、今日は一昨日の感覚が再現できるか、又は進化するか、興味津々でした。

結論から言うと、駈歩は進化、速歩は停滞~課題の確認といったところです。

でも駈歩はハミにぶつからなくなったことでまとまりが良くなりました。直ぐに踏歩変換に逃げていた反対駈歩も持続性が良くなったし、とにかくピリピリ感が緩和されたのが嬉しいです。
直線上での4歩毎の踏歩変換も今までで一番まともなことが出来(ただし、競技で点がもらえるレベルではない)、何か一つでも前回より向上した部分があると運動後の気持ちがハイ!!になるというか、楽しいです。

だから今日の運動後の気分は・・・『4歩毎・・・フォー!!』でしょうか。

まだまだ美子が出来るレベルじゃないですが、奴が出来たら絶対に言わせます。

『4歩毎・・・フォー!!』 


・・・絶対に言わんだろうな~。 

只でさえ、最近言うことを聞かなくなってるのに・・・。
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出費多く、年越しは毎年・・・涙

2006-01-26 11:06:16 | 庄原TRF
世間一般の年越しとは12月末のことを言いますが、馬術関係は3月末です。ただし今年は日馬連が資格更新の時期を2月末としたため、当然出費も2月に集中です。

日馬連個人会費 10,000円
準コーチ資格更新 15,000円
全乗協指導者資格更新 12,000円
乗馬登録更新と新規登録の負担 15,000円
年2回接種の馬インフルエンザ代金 2,500円×3頭
駆虫剤投与 3,500円×3頭
審判講習会参加経費 聴講料5,000円+懇親会費5,000円と旅費・宿泊費

考えたら頭が痛くなります。


世間では想定外の出来事の余波で、何百億円の損失とか、200億を越える含み損のフジテレビとか、金銭感覚がおかしくなるようなニュースが飛び交っていますが、とても現実的な金銭感覚に引き戻されているところです。
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想定外です・・・

2006-01-25 19:02:11 | 庄原TRF
ホリエモンが逮捕されて、この言葉も何だか白々しいです。

今日は月に一度の装蹄でした。装蹄・・・想定・・・(汗)。

装蹄師のNさんから『ブログやってるんだね~。見たよ~』という言葉が出るとは想定外。

明朝の最低気温は-2℃。馬場に水分が少なくなっているからガチガチの凍結はなさそう。

頑張って朝起きてみようかな~。朝乗れると一日が楽なんだけど・・・。でも起きられないことを再度・・・想定。

コメント (2)
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