サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

久々の、キヨトです・・・・。

2005-02-28 12:17:54 | 清兎
久々のキヨトです・・・。
美子さんに3日連続で乗られ、やっとまともな運動をしてもらえたとです・・・。右への斜横歩は、とても良いと田部コーチに誉めてもらえたとです・・・。
(笑える落ちを考えましたが、思い浮かびませんでした。ご免なさい。)

てな具合で、速歩はとても良くなっています。美子もきっと『気持ち良い~、快感~!!』と思ったことでしょう。
駈歩はまだまだだし、学生では肩内系・腰内系の運動に難がありますが、春になってコンスタントに運動出来るようになって、学生の合宿が終わって私一人が続けて乗るようになればもっと良くなると思います。

大膠着を起こす障害は、暫らくお休みです。
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踏歩変換する馬、しない馬

2005-02-27 16:14:44 | 清史郎
清史郎は、右駈歩の反対駈歩時にきっちりした推進とバランス維持が出来ないと、前肢を踏歩変換します。前肢を変えた後後肢も変えるので、下手くそが乗ると3湾曲が反対駈歩で終わってしまうことが起こります。
今日の美子がそうでした。
私が乗っていても、不安定な状態にはなりますが踏歩変換まではしません。

シャウムローレで学生賞典馬場の練習をさせていた時、踏歩変換は重心を変えるだけで簡単に出来たから、いかに馬に勝手な踏歩変換をさせないかが課題でした。
今年は清史郎に本格的に踏歩変換を教えます。簡単に出来るようになれば、馬にとっても苦しい反対駈歩よりは、踏歩変換して正駈歩になる方が楽です。

これはある意味、非常に始末の悪い馬です。そこまで器用なうまではないかもしれませんが、人間の成長が早いか馬が速いか・・・、ですね。


保田は20×60の馬場から20×40の馬場に変更して練習。軽速歩とは言え、やっとまともな3湾曲が出来ました。しかし正反動の速歩で出来るかどうかは別だし、それがクリア出来ればもっと難しい駈歩です。
保田の後にリベラで美子に2課目を廻らせました。真直性に少し問題がありましたが、駈歩区間などきっちり乗りました。あの美子が良くぞここまで・・・と、目頭の熱くなる思いでした。アホナ・・・。
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曇り、時々吹雪でした

2005-02-26 18:41:52 | コーチとして
皆さんご心配の保田ですが、昨日よりは馬を動かせるようになりつつあります。踵を下げ、強い脚を使うことを意識させています。
時間がないから、1回の練習で沢山の事を要求します。今まで出来ていなくて、なのに3月19日には馬場の試合に出るのだから、仕方ありません。

今日の指導のメインは、真直性ということ。20×60の蹄跡を使い、隅角通過と3湾曲を繰り返して姿勢の変化を教えようとしましたが、今まで真直性を意識して乗ったことがない人間に3湾曲の姿勢変化を要求するのが酷でしょうか?でも、当たり前のことですから、当然要求しますし、出来なければ『何を考えて試合出場を希望した?』などと非常に厳しい叱責が飛びます。

頭で理解していて出来ないのは出来るようになる可能性がありますが、理解していなければ出来る可能性はありません。
頭で理解して、馬に乗っても運動できるよう、指導します。木内コーチのコメントにあった『保田はついて行けるか・・・?』は判りません。本人が試合に出ることを希望している以上、試合までにやらねばならないことをやるだけです。

美子は清兎と清史郎に騎乗。
清兎はハミがかなり安定してきました。しかし、駈歩はまだ不安定です。
清史郎は左後肢の故障がかなり改善しました。
美子を見ていて思うのは、この子は乗れるのか・・乗れないのか・・ですね。凄く良い部分と酷くダメな部分が混在です。
酷い部分を矯正しつつ、良い部分を延ばしていく・・・、です。ボケた部分には方目をつぶり、おおらかな部分を尊重していく・・・、これは性格面でした(笑)

藤子にも同じアドバイスしたのですが、駈歩の巻乗りはとても良くなりました。
皆さんもこれを読んだら試していただきたいのですが、【駈歩の巻乗り】とは何だと思いますか?
輪乗りが小さくなったものが巻乗りでしょうか。私の答えはNOです。
私が思う【駈歩の巻乗り】は駈歩でのピルーエットが大きくなったものです。ニュアンスの違いが判りますか? 1年生には難しいかもしれませんね。でも、私が身振り手振りで説明したら藤子は理解しました。

輪乗りが小さくなった巻乗りはバランスの変化も何もなく、内方へ馬を回転させるだけですが、ピルーエットが大きくなった巻乗りは、輪乗り上で瞬間的にバランスを後方移動させて巻乗りへ移行します。当然、1歩1歩踏み込みながら馬は回転します。
これが正しい【駈歩の巻乗り】であると私は理解します。

【速歩の巻乗り】は駈歩とは別バランスですが、これは又の機会に。
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保田、1日目

2005-02-25 16:26:42 | コーチとして
保田について心配しているコーチ、上級生は多いはずです。

技術云々言うレベルではありませんが、ここまで練習させた西条の若いコーチ・上級生にはお疲れさんでしたと言いたい。
ただし、今の状態で庄原から返すわけには参りません。性根を入れて(技術・精神面とも)返します。

とにかく試合で2課目の経路がどうのこうのと言えるレベルではない。私なら今回は出しませんが、本人も希望し、部でも決めたのだから、それなら試合に出られるレベルにするだけです。
時間がないから当然厳しくなります。
本人は春休みの計画を色々と持っているようですが、それも話し合います。

清雷で試合に出るのですが、西条で清雷を使って保田の練習をするのは基本的に間違いです。
吉田・松井に課せられた使命は上位入賞です。そのためには、練習のための練習を競技馬で行なう余裕は無い!
だから、いきなり清雷に乗っても対応できるレベルに、練習馬(リベラ)を使って近づけるのが私の仕事。

言ってしまえば全てが良くない保田ですが、とにかく真っ直ぐ乗れるように、徹底的に速歩でしごきます。馬の軸からずれた状態で、拳をそろえて両腕が内方へ背峰を越している乗り方から矯正です。あとは、脚での推進と内方脚で押し込む事を意識させます。

ご近所の皆さんが、『馬の練習は怖ろしい・・・』と感じるような声が飛んでます。
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藤子、終了

2005-02-24 13:22:58 | コーチとして
昼前の練習で藤子は合宿終了です。
来た時よりは馬を動かせるようになりましたが、基本的には全然ダメです。
時間がないから、やっつけ仕事で2課目の経路を廻るための最低必要なことを教えましたが、基本的なことは全く出来ていないです。

試合前に何日か来て、特訓(厳密に言えば特訓ではない。美子やびわチンに日常やっている普通のこと。)をしてもあまり意味がない。
試合がなければ、藤子は1週間連続で調馬索をするところです。軸を固め、座りを意識させたかったです。

ただ、庄原へ来るまでは馬場の経路を通して廻ったことがなかったのが、後半は毎日やって注意するポイントは頭に入ったでしょうから、何らかの効果はあるでしょう。
しかし、ヴェルランドは難しい馬だから、今の藤子では乗れないだろうな・・・。

今日から保田が移動してきて明日から1週間滞在ですが、おそらく藤子と同じことは出来ないでしょう。どうなります事やら・・・。
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学生の練習

2005-02-23 12:29:15 | 庄原TRF
マンネリにならないよう、目先を変えつつ、基礎力のUPを。

藤子に内方脚と外方手綱の連携を教えるため、前肢旋回をやらせてみた。何度か失敗を繰り返し、その都度指示を変えていたら、片方の手前はそこそこに。

これが即、次に繋がるわけではありませんが、行きつ戻りつしながら底上げしていきます。

リベラは裸足では限界で、今日の午前中に装蹄しました。
今日は風が強く、気温も低くないです。春一番かも知れません。

追伸(午後の練習後より)
やはり二蹄跡運動を覚えることは馬術の基本です。清史郎で少し理解した前肢旋回、リベラでも楽な方は、そこそここなします。難しい方は半巻き崩れになりますが、人間は扶助を理解しています。
ここから斜横歩を教えるか、その他の応用へ進むかなのですが、今日は速歩での隅角通過に応用させました。隅角通過の際に、速歩ではありますが前肢旋回の扶助を応用して内方脚で後肢を外へ振らせながら隅角を通過させる(実際の運動はそうではないが、イメージ)。
それに隅角前での内方手綱の適切なコンタクトを併用させたら、あっという間に完璧な隅角通過の【一丁上がり~!】です。難しいことはナーんにも無い。
これは美子やびわチンにも教えた手法ですが、ボケ~っとして乗っている人間は相変わらず甘い隅角通過の繰り返しです。

技術はあるけど使えないは・・・、頭の問題。
藤子は一見ドン臭いですが、頭の良い子ですね。
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藤子、奮戦中!!

2005-02-22 20:39:00 | 庄原TRF
馬場とは何か、思想の教育です。
馬場のペースとは? 隅角通過とは? 輪乗りと蹄跡行進の違いは? 歩度を伸ばすとは?・・・etc.

今日は20×40の地点を設置し、より正確な運動を要求しました。
初めて第2課目の経路も廻らせましたが、あそこが悪い、此処をやり直せ、てなもんです。まあ、箸にも棒にも掛からなければ指導も出来ませんので、悪くはないです。(悪いのですよ、勿論)

清雷で試合に出るなら、入賞圏内に届く可能性もないことはないですが、ヴェルランドはそんな訳には行かない。
厳しい馬ですから。
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積雪8㎝、真冬日です

2005-02-21 17:13:12 | 庄原TRF
朝起きたら、一面の銀世界。
午前9時から装蹄の予定でしたが、大坂から来られる中埜さんが雪のため1時間ちょっと遅れられました。
雪で通行止めの高速から下りて、東城~庄原間を国道を通って来られましたが、途中の峠でスリップ事故を起こしかけたと。中山峠を如何なパジェロと云えどもノーマルタイヤで越えて来たのは自殺行為。都会の人は雪の怖さを知らないから・・・。

私一人ならこんな寒い日は絶対に馬に乗らない!(断言)
しかし、藤子を一日中テレビとヒーターの前に措いて置くわけにも行かず、朝から雪かき。昼過ぎには運動可能な馬場状態になりました。

今日の指導の重点は、本人には二蹄跡運動を意識させませんでしたが、内方脚で馬の後半を外方へ押し出し、バックする自動車が後方のタイヤで舵を切っていることを例えにして、方向転換の際に手綱に頼らない扶助をほとんど運動中を通して徹底させました。
今日は3湾曲速歩もさせましたが、脚が弱いから馬のラインが定まりません。
常に馬が加速している雰囲気になるよう推進することと、3湾曲の中で通過ポイントを明快に意識し正確な図形を描くこと、真直性を意識することを指導しました。
ただし、指導しただけで、出来たということではないです。

あと、昨日から言っていることに、動作が緩慢であること。
特に常歩~速歩がダラダラ、駈歩発進が馬任せである、の2点が目立ちました。

今度の試合は、私の担当は清悠だけですから、藤子をヴェルランドに乗せて指導することはないでしょうが、馬場になるでしょうか? 本人がヴェルランドを希望したのではないでしょうが、前途多難。
昨年の大会で、ヴェルランドでの2課目を希望した美子と比べたら・・・、えっ・・大差ない?

んな、馬鹿な。

でも昨年の美子の成績は、藤子の出来の基準にはなるでしょう。
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春はそこまで・・・のはずなのに

2005-02-20 21:58:25 | 庄原TRF
明日の最低気温は-4℃、最高気温は-1℃の予想。最高気温が氷点下の真冬日です。
藤子が居る間はなるべく練習させたいのですが、明日は如何でしょうか。

清悠は西条へ帰っても、馴致は上手く行っているようです。

今日は昨夜の暴飲暴食がたたってか胃が重いです。早めに寝ます。
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西条の練習馬(リベラ)に乗って思うこと

2005-02-20 16:23:44 | 庄原TRF
体が硬い、段発がない、反応が鈍い・・・、でしょうか。しかし、従順性は悪くない。
しかし段発がないから速歩は軽速歩のみ。正反動を受けられる状態ではないし、歩度の詰め伸ばしも困難。駈歩は前に走るのみで、反対駈歩を要求すると苦しがる。柔軟性がないから、反対駈歩の途中で速歩に失速する。
障害に向けてみたが、とにかく飛びが小さく、ピョコタンと飛越。

とまあ、ボロカスなのですが、馬の素性は良いです。反対駈歩をしっかりやって柔軟性が少し出てきたらハミも受け始めたし、障害も強い脚を使って歩度を伸ばすと、その後は詰め伸ばしにも反応を始めた。
運動終了後にはきっちりと頭頚が安定して、良い状態になった。

練習馬を練習馬として管理するのではなく、競技に出るための練習をする馬にしないとダメです。使用枠の関係で試合には使わないが、試合に出せば立派に入賞できる状態、そんなリベラにして練習させます。
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