サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

間もなくサクセス・清史郎活動再開

2005-09-30 18:41:12 | 庄原TRF
サクセスと清史郎が試合明けのため、今週は清兎メインで乗っています。
頭の中でイメージしている馬は、先日の西日本馬場で第4課目馬場1位だった瀬理町氏とチェショワの運動。とにかく前進気勢の塊のような運動だった。
昨日の朝も、今朝も、肌寒さを感じる気温の中、人馬ともしっかり汗をかく運動を1時間です。焦っても仕方ないのだけど、冬が来るまでに、12月下旬の県大会で少なくとも第3課目、いけるならば第4課目をと思うのです。
今取り組んでいることは、二蹄跡運動の精度向上。斜横歩は全ての運動の基本ですが、直線上であれ斜線であれ、角度を維持しつつイレギュラーを起こさないように注意しています。常歩であれば膠着は少なくなりましたが速歩の場合、イレギュラーをさせないことに主眼を置いた扶助にしないと、角度とバランス重視にしたら馬が非常に苦しがります。
斜横歩が完全で無いのに、肩内~腰内運動は要求が厳しいのでしょうが、馬体が充分にほぐれたら行っています。しかし右手前と左手前、常歩と速歩では大きな違いがまだまだあります。
後は踏歩変換の調教。瀬理町氏のチェショワの踏歩変換もそうでしたが、体重の移動だけでは踏歩変換できないので、新手前への発進扶助を猛烈に使用します。初めのうちは、新手前に対して爆発していましたが、それも徐々に程度が軽くなっています。
冬が来るまでに一区切りと思って乗っているのですが、1頭の馬に本気で一時間乗ると結構体に来ます。今週末からはこれにサクセスと清史郎が加わるのですから大変・・・。
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母校は遠くにありて想うもの・・・としたくない

2005-09-29 09:05:09 | 庄原TRF
下の【清史郎、頑張ったんだね・・・】コメント欄に母校の京都産業大学馬術部コーチより書き込みがありました。
地方の弱小馬術部も、関西の強豪校も抱える悩みは全く同じであるようです。

私が成人して以降の精神的な部分のルーツでもある母校馬術部の困窮には胸を痛めますが、自分と自分が指導している人馬でメイッパイですから、如何することも出来ません。
ただ、困窮して以降のもがき苦しんだ歴史は広大馬術部の方が先輩です。選手と馬の育成は現地の指導者にお任せするとして、地元に居ないOBとしては年間幾らかの資金でも送れるよう、ネットワークの構築を図りたいです。
これは、広大においては東京のF本氏が行なってきたことで、大いに参考にさせていただきます。
競技会から帰ったばかり苦しい財政状況ではありますが、僅かばかりの寄付金をOB会口座へ送金します。今も高齢でありながら体を張って現役部員を指導してくださっている先生方に感謝の気持ちを込めて、そして部の将来のために立ち上がった後輩達に頑張れよ!!の気持ちを込めて。
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馬場馬術の正装とは?

2005-09-28 20:33:11 | 庄原TRF
私なりのこだわり。
馬場馬術競技の服装ですが、F.E.I.の馬場馬術競技会規定では
第427条 服装
1.民間人:CDI***,CDIO.選手権大会.地域大会.オリンピック大会では黒か紺の乗馬服(tail coat)、シルクハット(top hat)、白かオフホワイトのキュロット、ストックかタイ、手袋、黒の長靴、拍車を着用しなければならない。CDI*とCDI**では黒か紺の乗馬服と山高帽(bowler hat)か猟奇帽(hunting cap)を着用してもよい。
となっています。
海外では、tail coat(燕尾服)を着用して競技に出場する基準はセントジョージ賞典馬場馬術からで、それ以下では乗馬服とbowler hat が標準です。日馬連の国際審判員の方に聞いたことがありますが、外国人は第2課目や第3課目に燕尾服で出てくる日本人のことを嘲笑している、と。では何で日本人はこぞって燕尾服を着て出て来るのか。
第2課目だろうが第3課目だろうが、乗馬クラブの側では『馬場の試合に出るんだから、燕尾服を着ましょうよ!!』と営業するし、お客さんも正直なところは燕尾服が着たい。
でも燕尾服は正装です。結婚式や葬儀の席で、親族以外がモーニングを着用することは有り得ない。
昨年のことですが、真夏の試合でセントジョージの準備運動中にラガーシャツを着用して乗っていた私に対して審判員から、『白いシャツに着替えてください。』との注意があった。競技ではストックと燕尾服でラガーシャツは完全に隠れてしまうから規程違反ではないのですが、『正装の下にラガーシャツは着用しないでしょう。これは競技者のマナーです。』と教えられました。メジャーの試合を経験したことが無い田舎者の私は、自分の不見識を恥じました。

話が横道にそれましたが、だから私は今回の試合に臨んで、障害用より着丈の長いジャケットを新に購入し、乗馬服とセットになるようbowler hat も新に購入した。総額で5万円オーバー、高い買い物でした。当然ですが、燕尾服とシルクハットも持っていますよ。

しかし競技では(第3課目以上)乗馬服で出場したのは私とM笠君の2名のみ。第2課目では乗馬服の方が何名かいらっしゃいました。
表彰式にいたっては、燕尾服を着ていないのは私だけでした。
恥ずかしかった? とんでもないです。自分は自分のこだわりに誇りを持っています。清史郎を第4課目、そしてセントジョージ賞典馬場へと調教を進め、必ず燕尾服で競技に臨みたい。それまではお預けです。

では学生は?
課目の難易度は第4課目+4歩ごと3回といったところの学生賞典馬場馬術競技ですが、学生馬術の最高峰である競技ですから、燕尾服は着用させます。
12月に全日本学生選手権馬術大会に出場する美子も同じ。運動課目は第3課目馬場程度の学生選手権馬場課目ですが、やはり学生馬術の全日本大会ですのでTRF備品の燕尾服を着用させます。燕尾服に恥じない運動をするよう、選手を鍛えれば良いだけの話です。

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清史郎、頑張ったんだね・・・

2005-09-28 09:46:19 | 清史郎
日曜の22時過ぎに帰厩、月曜は休ませて、火曜日は美子の練習で小一時間運動。そして今朝から通常運動に戻るつもりで馬場に出しました。

1鞍目は清兎にみっちり乗って、2鞍目が清史郎だったのですが、常歩で歩かせただけですぐに鞍を外して放牧にしました。とてもじゃないけど、運動できる状態ではなかったです。

初めての大阪遠征、見慣れない馬場に大きな馬。人間が想像する以上のストレスを感じた事でしょう。馬の体から、『動きたい・・・』という気が出ていません。
本当の意味で、『お前、頑張ったんだね』と馬を労わる気持ちになりました。
今週はゆっくり休ませてやって、気力・体力が充実してきたら運動を開始します。

昨日改めてプログラムを見たのですが、60頭近い参加馬の中で6才馬は清史郎と一目見たときから大ファンになってしまったKスティーブルのブンシュディアバス(6才 ハノーバー)だけでした。今回の成績は出来過ぎかもしれませんが、決して満足している訳でもない。清史郎が7才・8才と馬齢を重ねるうちには、コンスタントに60%を越える成績を取れる馬にしなければ、と思うのです。
そして学生に言いたい。清史郎に乗りたければ練習しなさい。真面目に練習に取り組まない奴には乗せない!!
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西日本馬場馬術ORA大会―5

2005-09-27 18:19:33 | 庄原TRF
今回の競技で印象に残ったもう1つのことは、巨大な馬があちらこちらに居たこと。
サクセスも大きな馬なのですが、準備運動場で自分が大きめの馬に乗っているという印象は全くしなかったし、清史郎にいたっては小柄な印象さえ受けた。
そんな巨大な馬にスーパー選手が乗ってドンドン動かすのだから壮観です。

清史郎は今回も萎縮しまくりで、馬と対向する度に横っ飛びで逃げまくり。私の出番は比較的大きな馬は出ていなかったけど、M笠君の時は馬場も混雑していて馬のストレスも相当のものだったでしょう。
そのことが競技場内に入って、駈歩運動でパニックを起こすことにつながった気がします。
口向きやバランスの調教も重要ですが、競技会に数多く連れ出して色々な経験をさせる必要を感じました。
競技会に数多く・・・、ですか。莫大な経費がかかりますね。
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西日本馬場馬術ORA大会―4

2005-09-27 09:51:50 | 庄原TRF
清史郎のことばかり話題にしていましたが、今回のメインは来月の国体出場を控えているHさんとサクセスのセントジョージ馬場。

結果だけを捉えると、最下位の記録更新です。
しかし今回は1日目46%、2日目52%の得点での最下位で、試合を重ねるごとに確実にレベルUPしています。
このことは採点用紙にはっきりと表われています。私と初めてコンビを組んだ5月の近畿大会では採点用紙の中に6点がなかった。しかし今回は1日目の46%という最悪の結果でしかない採点用紙の中に6点がそこそこ現れている。(という事は、決定的なミスが多くあったということ)
2日目の52%にしても、重大なミスが3回ほどあったのですが、それでも最終成績が50%を越えてきたということは、大きな進歩です。採点用紙のそこここに6点が顔を出している。

何が良くなったかと一言で言えば、馬場馬術になってきた、ということです。
ここまで来ると、小手先の改善では更なる上が目指せないのですから、シートの改善が最重要課題として再浮上。
シートの改善が拳の安定につながり、推進力UPにもつながる。そしてHさんの意識も変わってきた。以前は最も酷かった試合の出来と比べて自分を慰めているようなところが合ったけど、今回は非常に建設的な意見が返ってきた。
残り後1ヶ月、国体でベストライド出来るよう、人馬とも頑張っていただきます。
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西日本馬場馬術ORA大会―3

2005-09-26 22:24:29 | コーチとして
今回感じたことは、馬のバランスの違い。
上位にくる馬ははみ受けを含めたバランスがしっかり出来ている。方や清史郎は、ハミのコンタクトは出来ているが、充分な段発までは得られていない。だから伸長・中間といった運動での爆発力に欠けている部分があり、6点までは付いても7点はもらえない。しかし第3課目が要求している『伸び伸びとした、軽快な運動』は表現できているので安定した成績が得られたのでしょう。
夏の学生大会の折に審判員のH岡パパ様が、『第3課目で65%を取れるようになるまでは収縮運動を要求してはダメですよ!!』と仰ったのですが、第4課目以上の課目になると大勒の装着が義務付けられますから、ナチュラルな収縮バランスを会得していない馬に大勒を付けて無理矢理頭を起こすと、滑らかな前進気勢を失ってしまう危険性を指摘されたのでしょう。
今回の大会、第4課目で優勝されたクレインOPの瀬理町氏の運動を見学しましたが、猛烈な前進気勢の塊のような演技が瞼に焼き付いています。

清史郎に限らず、清兎・サクセスとも日々の努力の積み重ね以外に王道は無いこと、今回のスーパーホースたちの演技を見て思いました。試合で体が疲れたから1週間は人間の休養~何てふざけたことを考えていては、とてもじゃないけど上は目指せません。
朝は空気がひんやりして来て秋も本番。5時台は日の出も遅くなってきて薄暗いけど、明日から活動再開。頑張らねば・・・。
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西日本馬場馬術ORA大会―2

2005-09-26 21:49:56 | 清史郎
エクセルで作成した成績を貼り付けしようとするのですが上手く出来ません。見にくくてごめんなさい。
競技を通じての感想は、次の西日本馬場馬術ORA大会―3で詳しく。

平成17年度 西日本馬場馬術ORA大会

第1競技  第3課目馬場馬術競技
順位 氏名 馬匹名 所属 得点率
1 増渕 奈緒子 タイブルル (財)大阪乗馬協会 59.753
2 松岡 典世 エアブレイナー 服部緑地乗馬センター 59.753
3 阪本 真智子 ゴッドワールド 西宮甲山乗馬クラブ 59.753
4 田部 眞一郎 清史郎 広島大学馬術部 59.136
5 浅野 道子 マックスヴァイアントレ 服部緑地乗馬センター 58.519
6 増渕 奈緒子 モン・トレゾァ (財)大阪乗馬協会 57.778

第9競技  第3課目馬場馬術競技
順位 氏名 馬匹名 所属 得点率
1 稗田 龍馬 レオンV (財)大阪乗馬協会 63.333
2 中田 英二 キングダリヤ 乗馬クラブクレイン恵那 62.099
3 浅野 道子 マックスヴァイアントレ 服部緑地乗馬センター 61.728
4 新井 育子 チェショワ 乗馬クラブクレインOP 60.247
5 田部 眞一郎 清史郎 広島大学馬術部 59.753
6 浅野 道子 ペルソワダウニール (財)大阪乗馬協会 59.753
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西日本馬場馬術ORA大会

2005-09-26 00:54:49 | 清史郎
取りあえず清史郎が出場した第三課目馬場(ロング)の成績から

1日目 59.136% 4位
2日目 59.753% 5位

詳しくはまた後日UPします。色々と感じたことも含めて。
1日目の非公認種目に2鞍目で出場したM笠君は、駈歩区間で馬が何故かパニックになってしまい、良い結果は出ませんでした。かなり残念です。3日間付き合ってくれて、ホテルの送迎から馬付き全てをこなしてくれて、ありがたかったです。私だけ入賞で、何だか申し訳ない。
次の県大会は都合がつけばM笠君メインで行きたいです。
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現在時刻0:30

2005-09-23 00:35:26 | 清史郎
小学校の運動会打ち上げがあって、部員の合宿も終わって、今夜から夜の餌やり復活でした。

仕事の整理を付けていたら、日付が変わってしまった。
朝になったら試合準備をして大阪乗馬協会へ出発で、清史郎の大阪デビュー戦です。
気合を入れて、一発奮起してきます。

25日の夜に色々と報告の更新が出来れば良いですね。
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