６月３０日。
この日をもって１年の半分が終わりました。
その半年間に溜まった罪穢れを祓い清める神事、
夏越しの大祓が荘内神社でも執り行われました。
この神事は全国どこの神社でも執り行われます。
当社職員一同が半年間についた罪穢れを落としました。
半年、私にとっては今年の半年間はあっという間でした。
忙しいと時間は早く流れるものですね…
神社にとっても大きなけがや災いもなく、
有難い事に何事もなく半年間が過ぎました。
「何もなかった」がどれほど有難い事か、
身に染みて感じられるのは「何かあった」ときだけです。
何かがあったときだけではなく、何もなくとも
１日を過ごし、生きられることに感謝をしなければなりません。
しなければならないと言っても、強制できるものでもありませんし
誰彼構わず言いふらすようなことでもございません。
それぞれが心の中で、ふとした瞬間に、（私の場合は就寝前やご奉仕を終え神様へ１日の感謝のご挨拶をするとき等ですが）
思い出し、神棚や神社がそばになくとも、太陽に向かって、またお守りや自然物に対して手を合わせたり、
合わせずとも目を閉じ心の中で感謝を云うだけで宜しいと思います。
日頃から感謝の心を忘れなければ、どんな場面も良い方向へ進んでいくと思います。
神様への感謝、親への感謝、家族への感謝、友人への感謝。
感謝の言葉を素直に表せられる人になるという事は難しいですが、
日常的に神様に対して、何事もなかった１日に対して感謝する事を心がけていれば、
おのずと「そういう人」になる事ができると私は思っております。
のこり半年の間、どうか皆さんに何事もありませんよう、
そしてまた年末の大祓で同じことを言えるよう、
日々精進して参りたいと思います。
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