残すところあと２日で１月が終わります。
刻一刻と時が過ぎ、季節が過ぎ、気が付けば１年が過ぎる
なんてことは大人になるとそう珍しい事ではないのだなと感じました。
子供の頃は時間が過ぎるのがゆっくりで、
本当にその瞬間を一所懸命生きていたなぁ
という気がいたしますが、
大人になると先の事先の事を考えて行動しなければならないせいか、
今この瞬間を感じる事が無くなってしまいました。
目まぐるしい時代の変化や季節の変化を感じる事が出来るのは、
自分が大人になった証拠だなと思います。
先の事ばかり考えても机上の空論になってしまいますし、
前のことばかり考えてもタイムマシンの無いこの時代ではあまり意味がありません。
もう少し視野を広げ、大きく物事をとらえるとどうでしょうか。
先の事、自分の子どもやまだ見ぬ孫、そのまた先の孫の代まで向こうは見えますか？
私は見てみたいです。
見る事は叶いませんが、きっと続いて行くだろうと確信する事は
自分の選択次第で可能だと思います。
前の事、自分の祖父の祖父の祖父くらいまで遡ってみましょうか。
どうでしょう、史実や歴史に思いを馳せてみると、
その人たちの決してみることのできない未来に自分たちは生きています。
これは、「今この瞬間」を生きる人たちが未来の事をちょこっと考えて
選択した結果です。
間違えた選択、正しかった選択。
人間だれしも間違えますし、誰しも立ち直る事が出来ます。
先人たちが間違えてしまったことも、今の私たちが違う！と言えば直す事がきっとできるのです。
逆に言えば、先人たちの正しい選択を台無しにしてしまう事も出来るのです。
混沌の世と言われる平成ですが、その平成ももうすぐ終わりを迎えます。
でもきっと、江戸時代だって室町時代だって昭和だって、
先が見えないからこそわからない世の中だと言われてきたのだと思います。
条件は今も昔も未来も、タイムマシンが出来ない限り一緒なのです。
ならば、未来の孫の孫に笑われないよう、一所懸命に今を生き、
自分が正しいと思う選択をしたらよいのではないかと私は思います。
２月に入ればきっとこの厳しい寒さも和らぎ、
だんだんと春に向かって草花が成長する事でしょう。
その春の陽気に乗っかって、
前向きな心で今を生きてみてはいかがでしょうか。
そして、先人の心に触れたくなったら、
自分の家の近くにある氏神様をお参りしてみましょう。
今を生きる皆さんをきっと応援してくれることでしょう。
明日も今日と同じく、もう少し頑張っていきましょう！✨
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