人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

森鴎外の遺言状

2008-09-13 14:49:11 | 日本文学
■大正十一年七月九日、死の寸前に森鴎外は「馬鹿馬鹿しい」と呟いたといいます。なんのことを指して呟いたのか、正確なことは不明であるにしても、この言葉に私はきわめて深いものを感じます。鴎外は死の三日前に、友人の賀古鶴所に遺書を口授して書きとらせ、拇印をしています。その一節に「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」とあり、ここにも何か象徴的なものが見え隠れしています。


〈森鴎外の遺言状〉_1

〈森鴎外の遺言状〉_2

〈森鴎外の遺言状〉_3

〈森鴎外の遺言状〉_4

〈森鴎外の遺言状〉_5

〈森鴎外の遺言状〉_6

〈森鴎外の遺言状〉_7






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 老子道徳経 第四十八章 | トップ | 共感覚について »
最新の画像もっと見る

日本文学」カテゴリの最新記事